地下アイドルはみんなそうやで
日本の歴史シミュレーションゲームって、もう光栄のしか残ってないんかね。
今まで俺はずっと「楽しい仕事がしたい」という軸で突っ走ってきて、今ではそれなりの仕事ができている。
そんな中で、後進の育成を始めることになった。
後進には同じように仕事を楽しんでもらいたいと思っているが、じゃあその「楽しい仕事」って何なんだろうと我に帰った。
自分自身は仕事を楽しんでやっていて、それはもはや趣味の一つと言えるくらい楽しい。
でもずっと仕事人間だったわけではなく、他の趣味も色々あった。
他の趣味をやっていた当時、なぜその趣味が楽しかったのかを考えてみた。
おそらくその要因は「成長」なんだろうなと思った。
俺にはスポーツや楽器の才能がなく、すぐに自分の成長は頭打ちになった。
そして成長を感じられなくなった途端、それらはつまらないものに感じてしまった。
仕事は今とても好調な時期に差し掛かってきていて、事業自体が大きく成長しようとしている。
自分自身の成長ではないが、自分がその成長に関われていることで楽しさを感じている。
おそらく、人間が感じる楽しいことの根源は「成長」なのではないか。
そして、その成長は自分自身だけでなく、間接的に成長に関わることでも感じられるものなのだろう。
これでさまざまなことの説明が付く。
例えばずっとオタク趣味を続けてきた人間が、中年になって突然それまでの趣味に興味がなくなり、途方にくれるといったケースがままある。
これはそのオタク趣味によって得られる自身の成長が止まってしまったことに気づいた瞬間に発生するのではないか。
オタク趣味によって得られる自身の成長とはさまざまな作品の知識だったりすると思うが、知識が豊富になるとパターンを学習してしまい、そのパターンに当てはまった作品に面白みを感じなくなる。
あるいは多くの人がよく言う「昔はよかった」。
これは、若い頃は自分自身の成長を感じられたから楽しかった、あるいはもっと上の年代であれば日本自体が高度成長期で成長していたから楽しかったというものから来る言説なのではないだろうか。
そして、年齢を重ねることによって得られなくなった自身の成長や、停滞する日本経済によって感じられなくなった成長を憂いている。
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幸せを継続的に感じながら生きていくには、なるべく成長と関わる人生を歩むべきだろう。
仕事で言うならば、楽な仕事に呆けて成長機会を失ったまま時を過ごすのでなく、さまざまなことに挑戦して継続して成長機会を得る。
あるいは、事業を成長させたり、後進の育成に励んでその成長に関わるというのもいいだろう。
プライベートでいうなら、子供を作ることがもっとも最善だろう。
というのはホントのところなんだな、やっぱり。
トランプさんとかだったらぶっちぎりで無視するかと思ったけど、そんなことはなかった。
だそうです