真飛聖さんと、ハイアット リージェンシー東京ベイで優雅な夕暮れ時を。
今月のゲストは、真飛聖さん。
最上階10階にある 『エグゼクティブ オーシャンビュー テラス スイート 1007号室』で
東京湾を眺めながら、お話伺います。
真飛聖さんと要潤は、
連続ドラマW 『フィクサー Season2』で共演していました。
真飛「共演シーンは、一瞬でしたね!
私が病室で怯えていたら、要さんが入ってきて…」
要「あ、そうでした!夜中の撮影で!もう~大変でしたよね~…
あれはもう1年くらい前ですか?」
真飛「いやいや、そんな事ないですよ!3月くらいかな?」
要「去年の3月くらいですか?寒かった記憶しかない…」
真飛「今年ですよ!」
要「(スタッフに確認)え…?今年…?!」
真飛「ほら!(笑)要さん!お忙しすぎる!
こちらのお部屋で休まれてください!(笑)」
運命的な、宝塚歌劇団との出会い
真飛さんは、宝塚歌劇団の花組トップスターとして活躍し、35歳で退団。
現在は、様々な舞台やドラマに出演を続けられています。
ご出身は、神奈川県。3歳の頃からバレエを続け、
中学3年のころに友人から、宝塚歌劇団への入団を勧められたそう。
真飛「宝塚が毎月出している雑誌を友人に見せられたんですけど、
男役の方がスーツを着て、赤い絨毯の上に立っている姿を見た瞬間に
カッコいい、素敵、という言葉よりも先に
『入る』って言っちゃったんです。友達もびっくりしちゃって!
そこから親に『宝塚に入る』って言ったら、
宝塚どこにあるか知ってる?受験あるわよ?って言われて驚きました(笑)
高校1年の時、2回目の試験で受かりました。」
近藤「女役、男役は在学中に決める、って聞きますが、
最初から男役をやりたい、と決められていたんですか?」
真飛「中学3年の時点で身長が165cmはあったので、私は迷いなく。
ただバレエをやっていて髪の毛長かったんですけど、
試験で1回落ちた時に、バッサリとショートカットにしちゃいました」
要「入学してから、男性の所作っていうのに苦労はされましたか?」
真飛「私、幼い頃から声が低くて、
男子に『声ガラガラ』って、からかわれていて…
だから、声を出さないバレエをしていたんです。
でも、男役は声が低い方が褒められたんです!
びっくりしました。この声が?って。
そこから、初めて人前で話せるようになって、
『あ、自分には男役が向いているのかも』と思うようになりました。」
芸名を決めるのは、在学2年目の夏休みの宿題だったそうで、
ご両親が、”真飛聖” と命名!
ギリシャ神話に出てくる、”マートブ(月の光)”に由来しているそう。
舞台での最高の瞬間に決めた、退団。
宝塚歌劇団の花組トップスターとして活躍された、真飛さん。
在団時代の思い出深い作品には、『EXCITER!!』(2009年)をあげてくださいました。
真飛「演出家の方が、真飛聖のカッコいい所からコミカルな部分まで
魅力を最大限に表現してくださったのが、この作品でした!
好評いただいて、再演もあったくらい。
私にとっては、この作品に出会ったから、
卒業、次の道を決めるきっかけにもなりました。」
要「卒業は、ご自身でタイミングを決めるんですか?」
真飛「そうですね。私は3年半トップを務めましたが、
組のバランスを見ながら、どのタイミングで退くか考えました。
作品がどんどん決まってしまうので、1年以上前から考えていかないと…。
『EXCITER!!』では、銀橋(客席とオーケストラボックスの間エプロンステージ)で
私が最後にポーズして暗転するんですけど、拍手が鳴り止まなくて!
指揮者の先生が次に進めない、っていう状況になったんです。
その時に、鳥肌がザーッと立って…あ、今自分がやっと花組のトップとして
お客様受け入れられたと肌で感じて、次を考えよう、と。」
要「えー!そんな、トップの時に次を?!辛くないですか?」
真飛「こんな言い方良くないのかもしれないですけど…
自分って、歌、お芝居、ダンス、どれも自信が無くて
唯一言えたのは、元気!ってくらい(笑)
そんな、”元気な真飛” というイメージの中で、
伝統ある組である花組のトップを務めるのはプレッシャーもありましたし。
そういう時の出来事だったので、背中を押してもらえた時間でした。」
そして、宝塚歌劇団を退団から半年、
悩みながらも、大好きなテレビの世界へ飛び込みました。
近藤「実際に入ってみて、テレビの世界はいかがですか?」
真飛「大変ですね!要さん!」
要「そうですか?宝塚の方が大変そうですよ(笑)」
近藤「男役時代の所作が出てしまう、みたいなことはありますか?」
真飛「あります!全然!あります!
最初にいただいたのが、看護師長の役で白衣着ているんですけど、
大股で歩きすぎて、画面からすぐ消えちゃうんですよ!(笑)
主演の草彅剛さんと一緒に、屋上歩いてたはずなのに
気が付くと、草彅さんがすごい後ろに…(笑)
私だけ、2~3cmのバミリ(立ち位置を指示する目印)が
30cmくらいの大きさになりました(笑)
本当、映像の世界は全くわからない状態で始まりましたね~」
今週は、ここでお時間!
来週は、真飛さんが出演される
来年2月公開予定の映画『マッチング』(内田英治監督)についても伺います。
お楽しみに。
OA楽曲
Golden Lady / José Feliciano
番組からのプレゼント情報
11月26日(日) までに、番組公式X(旧Twitter)をフォローして
プレゼントキャンペーンのポストをリポストしてくださった方の中から...
毎月抽選で1名 に、当番組を収録しているホテル
ハイアットリージェンシー東京ベイ『デラックスルーム ペア宿泊券』 をプレゼントいたします。
※ ソファーベッドを利用すれば、大人3名での利用も可能です。
※ 添い寝であれば、小学生の方は無料です。
※ プレゼントご希望の方は、番組公式X(旧Twitter)『要潤のMagic Hour』をフォローして
キャンペーンのポストをリポスト(もしくは引用リポスト)してください。
※ 当選された方には、番組スタッフよりダイレクトメッセージをお送りします。