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「外免切替」で早朝から外国人が行列 “日本で運転を”取得ツアーも…問題は?

2025年1月17日 20:43
「外免切替」で早朝から外国人が行列 “日本で運転を”取得ツアーも…問題は?

日もまだ出ていない午前6時、東京・品川区の施設の前に行列ができていました。並んでいたのは全員、外国人。早朝から並ぶ目的とは何だったのでしょうか?

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まだ夜明け前、寒さと眠気に耐えながら東京・品川区の「鮫洲運転免許試験場」で列をなす約40人もの人々。全員が外国人で、うち9割は中国人です。

中国人留学生
「日本の運転免許証を取りたい」

日本に暮らす中国人
「免許の切り替え。色々な景色を見たいので、日本で運転できれば便利」

列をなす人の目的は、外国免許証の切り替えです。いわゆる「外免切替」とは、外国の運転免許証を持っている人が日本の運転免許証を取得することができる制度です。

視力検査を受けたのち、「知識確認」と「技能確認」が課せられます。切り替えといっても、自国の免許証を失うことはなく、日本での運転ができるようになるのです。

午前8時、ようやく入場開始。まずは知識確認に臨みます。その内容とは?

知識確認を受けた中国人
「『一時停止は止まる必要があるか』という問題でした」

知識確認を受けた中国人留学生
「簡単だと思いました。10問です」

──何点?

知識確認を受けた中国人留学生
「忘れてしまいました。でも70点以上。合格しました」

○×形式の10問。7問以上正解で、技能確認に進むことができます。

警視庁によると、合格率は5割ほどといわれる外免切替試験。なかには日本に出張中という人も。

日本に出張中の中国人
「きょうは道路(技能)の本番テストがありますので」

先月、知識確認に合格し、翌日の帰国を前に技能確認に臨むといいます。

実はこの「外免切替」、観光客などでも申し込み可能で、特に「国際免許」が取得できない中国人が殺到しているといいます。

そのため中国のサイトでは、日本の運転免許証取得を目指す、“外免切替ツアー”が登場。料金は、日本円で約8万円です。大阪の「門真運転免許試験場」と書かれていました。

中国人が外免切替で取得した日本の免許の住所欄には、なんとホテルの名前が。ホテル側の了承を得られれば、申請時にホテルの住所を使うことができるというのです。

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