新聞配達は小5から高校までやってたけど、だからって真面目な勤労少年では全くなかった。
よく、土曜の夜は友達の家に深夜集まって、鶴光のオールナイトニッポンなんて聞いて楽しんでた。でも、朝5時の最後まで僕はみんなと一緒に聞けなかった。
集まった家は、広い石狩平野の離れた田んぼの中だから、早めにお暇して自転車でも20分くらいかかる夜道を配達所に向かって、ちゃんと新聞配達をしてました。
サボることはしなかった。習慣になってたんだろうね。ある日は、キャンプしている最中でも一人起きてそっと、抜け出して新聞配達してた。配達がおわったら何事もなかったように寝袋の中に潜り込んで寝てた。別に辛いとも思わなかった。今思えば、不思議。僕一人が休んだって、たいして問題ないんだもん。大人がバイクを使ってやればすぐ終わるんだから。
責任感が自分にはあるなんて、思ってなかったけど、それが当たり前のことだと思ってた。ちょっと、おバカちゃんな話だけど。
ところで、オールナイトニッポンは「あのねのね」のも良く聞いてた。高校のころは、欽ドンと寝る前に「平凡パンチ」(あってるかな?)を聞いてたりしたんだけど、デビュー前(したばかり?)の聖子ちゃんも出てたんだけど、エッチな話は彼女だけはまったくしなかった。ほかのパーソナリティの女の子はエッチなこと言ってるのに、聖子ちゃんだけは全くしなかった。ずっと不思議に思ってた。
でも、そのうち「裸足の季節」でデビューしたころには「平凡パンチ」で声を聴けなくなった。そういう時期だったんでしょうね。大人になってからようやく、事情があったんだって分かったけど、聖子ちゃんのエッチな声や話は聞きたかったな。
あと、オールナイトニッポンの企画でよく深夜1時から5時までぶっ通しで「宇宙戦艦ヤマト」ラジオで放送するのも何度か聞いた。懐かしい思い出。
新聞配達の話からそれちゃったけど、朝早い仕事だからってちゃんと寝ないでラジオの深夜放送を聞いたり、夜中に家を抜け出して友達と夜遊び?もしてました。
完全な不良少年(十分普通じゃない?)とまでいかなくても、悪いことしてました。
友達の家の車を勝手に運転して(運転は友達)、ちょっと離れたエロ本の自動販売機まで行ってよさそうなのを買って帰ってきたりなんてこともしたよ。
中学生でマージャンを覚えて徹マンもやった。
でも新聞配達は休まなかった。麻雀で負けが込んでるときに「新聞配達があるから、いくね。」って言うと、他のメンツから「逃げるのか!」って言われるけど仕方がない。
そそくさと配達に向かった。
それでは、また。