石見神楽の指導者…地域のリーダー的存在
三原さんは、石見(いわみ)神楽の指導者を務めるなど地域のリーダー的存在でもあり、幅広い世代が悲しみに包まれた。
石見神楽久々茂保存会の会長として後進を育て、海外公演にもたびたび出かけた。自宅前の敷地に神楽小屋を建てて地域に開放。創設に関わったブラジルの神楽団が平成25年に来県した際はメンバーたちと交流を深めた。
ともに登校見守りボランティアに携わり、保存会の副会長も務める日比勇さん(74)は「多くを語らず、行動で示す人だった」と友の死を悼んだ。
事故現場に設けられた献花台には、花束や飲み物などが多数寄せられている。さまざまなメッセージも添えられていた。
「見守りおつかれ様でした ご冥福をいのります」