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2025年5月8日木曜日

齊藤飛鳥・小説リプレイvol.32『常闇の伴侶』その8 FT新聞 No.4488

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児童文学・ミステリ作家、齊藤飛鳥さんによる
TRPG小説リプレイ
Vol.32
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『常闇の伴侶』リプレイは、今回で最終回です。
宗教対立と差別という重厚なテーマが明らかになり、ますますシリアス一直線の中、クワニャウマのIQやシリアス度を調整しながら冒険をしておりました。
血を吐くような思いをぶつけてくる闇エルフの隊長イェリクに対し、当初のクワニャウマのままだとちゃんと向き合えないからです。
何せ、『常闇の伴侶』の名作たる所以は、イェリクの問いかけにあります。
そこを主人公キャラがきっちりと受けて返さないと、せっかくのゲームが台無しです。
プレイヤーとして何が一番恐ろしいかといえば、良ゲームを自分のせいで台無しにしてしまうことです。
それが前回のことでしたが、今回はそのイェリク氏からとても大きな選択を突きつけられます。
ただ「はい」「いいえ」だけで済ませてはいけないので、なぜその選択をしたのかの理由をクワニャウマにしっかりと考えさせないといけないと、使命感に燃えたことを覚えています。
そこで、ただでさえ宗教と人種の対立と差別のせいで、がんじがらめになって苦しんでいるイェリクに精神的とどめを刺さないように、それらを根拠にしない理由にしました。

ここからは『常闇の伴侶』の、私がたどったバージョンのシナリオの考察ですが、クワニャウマが誘拐した闇エルフの少女は、耳が聞こえず、主人公サイドとはコミュニケーションが取れません。だから、彼女の本心はプレイヤーが想像するしかない。そう思っていたのですが、反対にイェリクは闇エルフ全種族を代表するかのように、饒舌に心情を語りかけてきます。
沈黙と饒舌。
一見すれば真逆の要素ですが、もしかしたら少女とイェリクは表裏一体、二人で一人のような関係性なのではないかと考えると、この物語の別解釈ができました。
それは、「虐待されている少女が、新しい保護者を信じたいけれど信じられないでいる葛藤の物語」です。
前に読んだ児童心理学の本で、「虐待された子どもが、親切な養父母の元へ引き取られた。最初は懐いていたけれど、次第に凶暴化して家庭内暴力をふるうようになった。でも、養父母は荒ぶるその子を受け入れた。それというのも、これは『本当に自分を受け入れてくれるのか?』という虐待された子ども特有の『試し』行動だと心理学者から教わっていたから。そうして試し期間を終えた子どもは精神的に安定し、養父母と本当の意味で家族になれた」という事例が紹介されていました。
これが、「懐いていた」→「少女」、「凶暴化」→「イェリク」に置き換えられます。少女→イェリクの登場順も「懐いていた」→「凶暴化」と時系列が一致します。すると、少女の本心をイェリクが代弁しているように見えます。クワニャウマを攻撃しているのも、イェリクではなく、実は少女でもあるのです。
つまり最後の選択の場面は、イェリクの口を通じて少女が自分を受け入れてくれるのか否かと主人公へ問いかけている場面とも解釈できるのです。
もっと言えば、少女とイェリクが二人で一人と解釈すると、「二人が一組になる=結婚する=伴侶」でもあるし、「主人公が少女と共に歩み続ける=伴侶」とも解釈できるので、ここでも『常闇の伴侶』のタイトル回収がされます。
このように重層的に物語を解釈できるから、極太かつ骨密度が高い骨太ストーリーに仕上がるわけです。

もしかしたら、すべてのシナリオのバージョンにこのような隠れ要素的な解釈ができるかもしれませんので、これから『常闇の伴侶』をプレイする予定のある方は、冒険者脳だけでなく考察勢脳も同時に働かせながら冒険をするのもお勧めです^^b♪


※以下、冒険の核心部分に触れる内容を含みますので、未読の方はご注意下さい。

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ローグライクハーフ
『常闇の伴侶』リプレイその8
《3回目の冒険》

齊藤(羽生)飛鳥
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10:妖精の輪
グリフォンから遠ざかってしばらくして、明るい場所があった。
またサテュロスたちの夏至祭かと思ったけれど、優しげな光と嬌声が響き渡っているから、違うみたい。
「ここ、古来フーウェイで神聖とされるマグワートの草原」
《そうですね。月下に小妖精たちが楽しげに飛び回り、一面は燐光で光り輝いているから、俺の蛍たちに負けず劣らずまばゆいです》
ウペペサンケとタマテアが説明してくれる。
しばらく待ったけれど、二人とも出典元を言わなかったので、信憑性が高い説明だとわかった。
ツルコケモモや野苺が其処彼処に実っており、小妖精たちは夏至の夜を祝う真っ最中のようだ。
「人間とエルフと樹人とは、珍しい組み合わせね」
「ねえ。面白い話を聞かせてよ」
わたしたちは光栄にも妖精の輪に加わっていくように招かれた。
今、ゲルダとヴィドという二人の仲間を置き去りにして、闇エルフたちから追われる身なので、ここでのんびりしている場合ではない。
そう思ったけれど、わたしがさらってきた少女を見れば、小妖精たちと交流できることに目をキラキラと輝かせている。
これから彼女の人生にどんな楽しみがあるのか、わかったものではない。楽しい思い出を一つや二つ、作っておいた方がきっとお得だ。
それに、わたしも下手したらもうすぐ死ぬかもしれない。
それなら、参加費無料だし、エルフの少女やウペペサンケ、タマテアが喜ぶ姿を目に焼きつけて和んでおく方が、うんとお得だ。
こうして、わたしたちは、妖精の輪に参加していくことにした。
「はぁ〜、和むわぁ」
「蛍と小妖精たちのダンス、かわいい」
《俺の蛍たちにダンスをしこんでおいてよかったです》
ほんのひとときでも輪の中で過ごす事で、張り詰めていたわたしたちの気持ちが穏やかに癒やされたのだった。


11:最終イベント≪3回目の冒険≫:『最後の選択』
妖精の輪を離れ、少女を連れて先を急ぐわたしの足元に、不意に一本の短剣が突き刺さった。
覚悟と共に背後を振り返ると、闇エルフの隊長イェリクが一人で追いすがってくる。
革鎧はズタズタに裂け、激しい戦闘に切り刻まれた全身からは血を流したままだ。少女はその姿を目にし、息を呑む。
他には誰の姿もない。一人きりでここまで追ってきたというのか。
……てことは、ゲルダとヴィドにここまでボロボロにされたのか。あの二人、容赦ないなぁ。
イェリクは鋭い目でわたしたちを睨みつけると闇神への祈りを高々と捧げ始める。
周囲の闇が一層深さを増し、吐き気を催す臭気に包まれると共に、彼の漆黒の肌に悪魔めいた影が蠢きはじめ、流れる血が黒みを帯びてゆく。
「さあ、戦おう。どちらかが死ぬまでだ」
「……」
「答えるまでもなくおまえも同じ意見か。よい覚悟だ!」
臭いんで息を止めているわたしを、どうも勘違いしたらしい。
イェリクは力強く踏み込み、長剣で斬りかかってくる。
「神聖なる儀式を邪魔した者に死を! 闇神のしもべには勝利を!」
うまいこと言い返したいけど、臭気対策で息を止めているから何も言えん!!
「クワニャウマ!」
ウペペサンケが、弓を放つ。
「同じ手は食わん!」
イェリクは、長剣でウペペサンケの矢を叩き落す。
でも、そのおかげで隙ができた。
わたしは、呪文を唱える。
「炎球!」
至近距離からの炎球がまともに食らって、イェリクがひるむ。……ひるむだけか。頑丈だな。
「呪文を使えるのは貴様だけではない。氷槍!」
イェリクは、わたしめがけて呪文を繰り出す。
まともに食らったけれど、そこで身に着けていた身代わりの依代が発動。輝石が砕け散った。
「なっ……! せっかくの貴重な魔法のお宝が、あと一回で使い物にならなくなったじゃない! 貴様、よくも!!」
鼻が臭気に慣れてきたこともあって、わたしは思いきり叫ぶ。
「クワニャウマ、怒るところ、違う!」
ウペペサンケは、ゲルダがいなくても、ツッコミが冴えわたる。
でも、一番冴えわたったのは、イェリクへ矢を当てることができたことだ。
「光のエルフが、この暗がりであの距離から矢を当てるとは……ハッ!!」
イェリクは、矢の刺さったそばに蛍がついていることに気づく。
「タマテア、よくやったわ! さすが長老に選ばれし若木よ!」
無料提供従者のレベルが高いとは、本当に長老、愛しているわ!!
「もう一発、当てる!」
「調子に乗るな、光のエルフ……うっ!」
わたしに背後から喉に剣を当てられ、イェリクは動きを止める。
「フッフッフッ……。芝居小屋で古くなってただで払い下げてもらった竹光に、宿屋で無料提供されている剃刀の刃をコツコツ集めてくっつけた手作りのこの軽い武器。真の取柄は、安さだけじゃない。これだけの至近距離なら、あなたの喉笛を一瞬で掻き切ることができるだけの鋭さもあるってことよ!」
「クワニャウマの節約自慢、誰も興味ない」
ウペペサンケはそう言いながらも、弓に矢をつがえたままイェリクの正面に回りこむ。
「クッ……殺せ!!」
イェリクは戦意を失い、力なくその場に片膝をつく。少女はわたしの傍で佇んでいる。
「ごめん……わたし、性欲満たすより物欲と金銭欲を満たす方が好きなんで……。別に、あなたが生理的に無理とかそういうわけじゃないの。本当よ? でも、子供たちの見ている前でそういう行動をするのは、教育に悪いから……」
「貴様、何の話をしているんだ?」
イェリクは、道を歩いていてうっかり踏んでしまった犬の糞を見るような目をわたしに向けてから、少女に向けて、古代語で何かを呼び掛け、左手を差し出す。少女は逡巡した顔でわたしと彼を交互に見つめる。
やがて彼は寂しそうに微笑むと、わたしに語りかける。
「外なるものよ。我らは所詮、闇の中でしか生きられぬ弱きものども……それでもお前は、我が妹を外へ連れて行くというのか」
「妹!? ……あ、あぁ、お兄さんでしたか」
どうりで必死で追いかけてきたわけだ。
でも、そこまで妹が大事なら、この子が村を出て絞首樹に襲われるような事態にならないよう、ちゃんと守っていてあげてよ。
両親不在で仕事もしながらワンオペ育児で大変なのはわかるけど、初対面のわたしに、それも絞首樹ごとこんがりさせようとした強欲で邪悪なわたしにすらなつくほど、この子はひどく孤独を感じていたんだぞ。
かわいがられて人なつっこいのと、究極に孤独で誰でもいいからかわいがってくれそうな人にすがりつくようになつくのとは、全然違うんだからね?
せめて、仕事が終わった後は、この子と二人ですごす時間を短くてもいいから作ってあげなよ。
反抗期を迎えて「お兄ちゃんうぜえ」と言われるその日まで、普段からしっかりとかわいがっておきなよ。
……と、長々とお説教を垂れてもよかったけど、金貨1枚の得にもならないから、わたしは腹の底に言葉をとどめた。
すると、イェリクは鋭い眼差しをわたしに向けた。
「貴様にお兄さんと呼ばれたくない」
「ですよね〜」
「それで、答えは?」
イェリクの問いに、わたしは少女を見た。またわたしの服の裾をきゅっとつかんできている。
こんな強欲で邪悪なわたしに対し、無料でなついてくれるとは、間違いない。この子は天使だ。
わたしの心は、決まった。
「妹さんを、わたしにください。あの村にいても、この子はさびしさのあまり、また村を抜け出して絞首樹の餌食になるから。そんなの、もったいないから」
いい子がいなくなるってのは、損得で考えれば、圧倒的に世界の損失だ。
それも、強欲なわたしには、到底耐えられないほど大規模の。
イェリクは、ふっと息を放つと何かから解き放たれたような表情を浮かべ、わたしとその傍らの少女を見つめる。
彼は自らの漆黒の両手を眺めたあと、少女の肌に目を馳せる。やがてわたしの傍に歩を進めると少女の耳元で何かを囁いた。
それから、わたしの両手に袋を押し付ける。何だか軽くてふわふわとしている。
「これは?」
「魔犬獣の毛皮が入っている。妹が森の外で生きる助けとしてほしい」
「わかった。かわいく犬耳フード付きローブに仕立て直して装備できるようにする」
「……尻尾も死守したままで仕立て直せ」
「委細承知」
この時、わたしとイェリクの中で、確かに何かが通じ合うのを感じた。
「行け。我が妹は死んだものとする」
森の闇に消えていく黒い背中を見送りながら、少女の目から一筋の涙が流れる。
泣かすにまかせていたら、鼻水も一筋流れ、そのことが気になったのか、わたしの服の裾でぬぐう。
それから、自分のしたことに気がつき、おろおろとした顔でわたしを見る。
「いいよ。どうせ節約のために古着屋の処分場をあさって無事な生地を集めて縫い合わせて作った元手がタダの服だから、気にしないで」
まっ、高級な服でも気にしないけどね。
言葉が通じたのかそうでないのかはわからないけど、少女はまた涙を流す。
でも、決してイェリクを、お兄さんを追いかけることはなかった。


12:冒険の達成 ≪3回目の冒険≫
太古の森の木立から、薄明かりが闇を祓ってゆく。
わたしは森の外れで朝日が昇るのを見つめていた。長い夏至祭の夜がようやく明けるのだ。
やがて森の木立の影から、二人連れの人影が姿を現した。
男と女はわたしたちを見つけると疲れ切った様子で片手を上げる。
わたしも、ウペペサンケも、タマテアも、そして少女も、片手を上げて二人に応えた。
《俺はこれで森へ帰ります。長老へ報告しなければなりませんしね》
「お疲れ、タマテア。うぅん、最後は敬意を表して本名で呼ぶよ。ありがとう、タウマタファカタンギハンガコアウアウオタマテアポカイフェヌアキタナタフ」
「おまえが従者を選ぶ基準は、名前の言いにくさか?」
ゲルダが疲れ切った顔であきれ返る。
その言葉を合図に、わたしたちは笑った。
耳が聞こえない少女も、みんなが笑っているのを見て、一緒に笑った。

フーウェイに戻ったわたしたちを人々は歓呼とともに出迎える。わたしたちも、笑顔で応える。ただし、族長とおばば。てめえらは例外だ。名誉で懐は温まらないんだ。ちゃんと報酬を払うまでは、オラついた顔のままでいるからな。
魔獣や闇エルフを狩り、獲物を手にして帰還したことは誇るべき成果だ。だから、報酬にはたんまりと色をつけてほしい。
きっと族長はゲルダに〈男の中の男〉の称号を与えるだろう。
わたしが森から連れ帰った〈エルフ〉の少女も、闇エルフに攫われた身寄りの無いかわいそうな子供としてすんなりと受け入れられていた。
「複雑な気持ちはあるだろうが、そうしておいたほうが良いぜ」
わたしの目に、少女がウペペサンケと一緒に楽しげに集落の子供たちと遊ぶ姿が映る。
「確かにね。わざわざ必要以上のリスクを背負いこむのはお得じゃない」
ヴィドの助言に、わたしは素直に従った。

フーウェイの宴会がひと段落してきたころ、これまで部族の子供たちと遊んでいた少女がわたしのそばへやってきた。
少女はわたしの手をそっと握り、不安そうに見上げる。
そうか。
わたしは気づいた。まだ名前も聞いていなかったのだ。
わたしは少女の手を取って、手の平に指を走らせる。
(なまえ)
少女は少しはにかんだ笑顔を浮かべるとこう答える。
「イェシカ」
わたしは、また少女の手を取って、手のひらに指を走らせる。
(クワニャウマ)
それから、わたしは自分を指差した。
少女は、たちまち顔を明るくして、こう言った。
「クワニャウマ」

こうして、わたしに冒険の相棒ができた。
イェシカ。
どんな宝よりも、いい響きだ。


(完)

∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴

齊藤飛鳥:
児童文学作家。推理作家。TRPG初心者。ゲームブックは児童向けの読書経験しかなかったところへ、『ブラマタリの供物』『傭兵剣士』などの大人向けのゲームブックと出会い、啓蒙され、その奥深さに絶賛ハマり中。
現在『シニカル探偵安土真』シリーズ(国土社)を刊行中。2024年末に5巻が刊行。
大人向けの作品の際には、ペンネームの羽生(はにゅう)飛鳥名義で発表し、2024年6月に『歌人探偵定家』(東京創元社)を、同年11月29日に『賊徒、暁に千里を奔る』(KADOKAWA)を刊行。2025年5月16日刊行の「小説すばる」(集英社)に、読切『白拍子微妙 鎌倉にて曲水の宴に立ち会うこと』が掲載予定。

初出:
本リプレイはFT新聞が初出の書き下ろしです。

■書誌情報
ローグライクハーフd66シナリオ
『常闇の伴侶』
著 水波流
2024年7月7日FT新聞配信/2025年書籍版発売予定


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