【5月8日 AFP】陸上競技の不正防止機関「アスレチックス・インテグリティ・ユニット(AIU)」は7日、男子マラソンで南北アメリカ大陸記録を持つダニエル・ドナシメント(ブラジル)がドーピング検査で2度陽性反応を示したため、5年間の資格停止処分を科したと発表した。

AIUによる処分は2024年7月15日にさかのぼって適用され、同年7月4日からのすべての結果が抹消される。7月4日は、アナボリックステロイドのロスタノロン、メテノロン、ナンドロロンに初めて陽性反応を示した日となっている。

ドナシメントは、2022年のソウル・マラソンで2時間4分51秒の米州記録を樹立している。(c)AFP