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「シャインポスト」というアイドルコンテンツについて



──お前らは、「シャインポスト」とは何か知っているか?

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4月2日、ニンダイを見ていた300万人の前でSwitch2のローンチタイトルとして突如発表された謎のアイドルゲームだ。

実に220万人のマイニンテンドー会員がシャインポストをやるためにSwitch2の抽選を応募したらしい。

俺はこのゲームの情報が出た時喜びと驚きのあまり全身の穴という穴からありとあらゆる体液が出た。

ニンダイの他の情報が全部どうでもよくなった。やれカービィのエアライダーだのドンキーコングバナンザだのSwitchオンラインにGCソフト追加だのどうでもいい。シャインポストの前では全て些末な事柄だ。ごめんやっぱ風タクがSwitchでできるのはめちゃくちゃ嬉しい

あのニンダイ以降俺のTwitterアカウントはシャインポスト関連のツイートで埋まっている。正確には競馬と弱者男性特有の冷笑とスマブラオンラインのカズヤ叩きも含むが。

そこで「シャインポストって一体どういうコンテンツなの?」「どうしてこの冷笑クソ陰キャは一人でいつまでもこれをずっと擦ってるの?」みたいな疑問に答えるため、ここでは「シャインポスト」というコンテンツとその魅力について語っていきたいと思う。


──「シャインポスト」とは?

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まずは「シャインポスト」というコンテンツは何かについて説明していきたい。
お前らがWikipediaで勝手に調べてくれれば楽なんだが、最近のオタクは文章を読む力が低下していて、Wikipediaで読める記事は未解決事件とオウム真理教のページだけになってるらしい。そんなオタク達でもわかるようにわざわざここで説明してやる。感謝しろよ。

「シャインポスト」とは、KONAMIストレートエッジが共同で手がけるアイドル物のメディアミックスプロジェクトだ。

全ての人にアイドルを好きになってもらいたい─その輝く道標「シャインポスト」を目指す少女達の物語。
ゲーム、アニメ、小説、リアルライブなど様々な媒体で展開されるアイドルコンテンツだ。

しかしながら、ゲーム版がSwitch2のローンチタイトルとして出るとは、ほぼ全てのファンが予想していなかった。ゲーム版がちゃんと発売されるという事実にすら感動するほどだった。

それほどまでにシャインポストのファンを驚愕させた理由を説明する。

シャインポスト苦難の歴史

まず、小説第1巻が発売されたのは2021年10月。

漫画版の連載開始が2022年1月。

アニメ1話が放送されたのが2022年7月。

ゲーム版の発売日が告知されたのが2025年4月。


もう一度言う。
2025年4月だ。

アニメ放送から3年後にやっとゲーム版が発売されることになった。
3年─それは大学に入学するも特に何かを頑張るわけでもなくただ有り余っていた時間をマイナーアイドルアニメの視聴に使っていた陰キャが、就活も何も頑張っていないためにまだ内定も0で、学業も頑張らなかったため単位も足りず卒論の構想もできておらず、将来への不安を抱えながらマイナーアイドルコンテンツを擦る大学4年生の陰キャになるほどの時間だ。


その空白の3年間について説明していこう。


元々ゲーム版はスマホゲーム(通称:ソシャゲ)としてリリースする予定であり、相当昔から開発を進めていた。

↑何もわからないスマホゲーム版のティザーPV

アニメ最終回放送後は、公式Twitterアカウントでアプリ開発状況をカウントダウン形式で公開していた。

これが記念すべき1つ目のカウントダウン。この数字が0になる頃にアプリがリリースされる…筈だった。


その後は週に1つか2つぐらいカウントダウンを進めていた(それでもアプリリリースまで長い日数を要する)が、2023年6月のツイートを最後に、カウントダウンがバタリと止まった。

これが最後のカウントダウン。一体どこに向かっているのか。前に座っているキャラクターは一体誰なのか。何もわからないままずっと放置されることになった。
アイドルが夜逃げしただとか乗っている車が事故に遭ったとか、ファンの間では様々な憶測が流れた。

カウントダウンが止まった後、公式Twitterで連載している漫画「1コマシャインポスト」の更新も同年10月に終了し、それからこのアカウントはキャラと声優の誕生日をひたすら祝うだけのbotと化してしまった。

↑こいつ俺と同じ誕生日

一応それ以外でも数ヶ月に一度ぐらいのペースでイラストが投稿されていたのだが、

あまりにもゲームについての続報が無いため、頓挫したゲーム版で使用する予定だったイラストを供養しているだけと多くのファンからは思われていた。


この停滞の煽りを大きく受けたのがひまわりシンフォニーというユニット。

アニメ放送期間中にゲーム版のみで出てくる新ユニットとして発表されたのだが、ゲーム版の情報があまりにも無さすぎたため、アニメにも小説版にも出ずユニット曲も存在しない、ただ誕生日を祝われるだけの謎のキャラクターとなってしまっていた時期が2年以上続いた。(一応1コマシャインポストには登場したが、1コマなので何もわからない)
いや違う、まだ続いてる。まだ俺はこいつらのことを何も知らない(2025年5月現在)。こいつらがどんなキャラなのか、早く俺に教えてくれ。


そんなこんなで暫くの間大きな動きを見せなかったシャインポストに、小さな転機が訪れた。
ラフダイヤモンドというコンテンツの発足である。

これはKONAMIの提供するAI音声ライブラリのこと。KONAMIは昔からAI音声を使ったコンテンツの第一人者だ。(例えばときめきメモリアルでは音声合成機能によって、プレイヤーが自由につけた主人公の名前を正しいイントネーションで呼ばせることが可能である。)

↑ラフダイヤモンドのAIが歌った千本桜。マジで人の声としか思えないクオリティ。

上のツイートの画像にいるキャラクター達の音声データを販売し、一般のクリエイターがこれを使ってボーカロイドのように曲を作るというコンテンツなのだが、そのキャラクターの中に最後のカウントダウンツイートに写っている謎のキャラがいた。

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このラフダイヤモンドというコンテンツ自体もかなりマイナーだったため当時はあまり話題に出なかったが、これに気付いた数少ないファンはシャインポストとの関係、シャインポストの新たな展開を期待した。


そして2025年1月、シャインポストに大きな転機がやってきた。プラットフォーム変更についてのお知らせだ。

なんとスマホゲームとしてのリリースを辞め、コンシューマーゲームとして発売するという知らせが出たのである。
ゲームの続報が出ただけでも驚くべきことだが、それがこんなに大きなことだとは思いもしなかった。
シャインポストのファン達はゲーム版のリリースを待ちながらも、心の中では出たところですぐにサ終するのが席の山だと思っている人が多かったため、この決断を歓迎した。今の時代こんな感じのコンテンツのソシャゲは飽和してるし、学マスみたいな強力なライバルもいるから仕方ないね。発売はまだまだ先だろうけど、ここまで待てたんだしこれからも気長に発売を待とうと思っていた。まだ開発を続けているという事実だけで嬉しかった。


そして4月のニンダイ。

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は????????

まさかこんなに早く、ここまでの逆転の一手を打ってくるとは思っていなかった。
KONAMIはシャインポストが人気コンテンツになることを諦め、ここまで待って亡霊と化したファンを成仏させるためにSteamとかで発売して終わり。俺はそう考えていた。
KONAMIという大企業がSwitch2のローンチタイトルの枠にシャインポストを使うとは思わなかった。まだ諦めていない。シャインポストを愛している。KONAMIのそんな想いが聞こえてきた。
ちなみにさっきのラフダイのキャラはシャインポストのキャラクターでもあるらしい。なんかPVにシレっといた。


これがシャインポストのゲーム発売に至るまでの過程と、ファンを感動させた理由だ。


ここからはそんな「シャインポスト」というコンテンツの、その魅力について語っていきたい。


面白すぎるアニメと小説


まず、お前らには是非シャインポストのアニメを見てほしい。
俺はコロナ禍や浪人期のような暇な時期にマイナーアイドルコンテンツ(正確にはアイドルのみじゃなくてもそれに近しいもの)を擦ることにハマっていた。予備校代を出してくれた親には本当に申し訳ないと思っている。
ラブライブやアイマスのような強大な先駆者がいるのに次々と挑んでは爆死していくその姿とチャレンジ精神が魅力的に映ったこと、単純に俺が逆張りだったこと、「マイナーアイドルコンテンツを何故か擦る自分」の姿を面白いと勘違いしてしまったこと等が主な理由である。
そして俺はアイプラ、CUE!、ハチナイ、セレプロなど、多くのこういう系のアニメを見てはTwitter上で擦る日々を続けていた。中には1ミリも面白いと思わなかったアニメもいくつかあったが、意地のみで完走していた。
そんな中でダントツで面白かったアニメがこのシャインポストである。

逆張り精神のみで見てたアニメ達の中に、逆張り抜きでも真に面白いダイヤモンドが紛れ込んでいた。


監督は及川啓、アニメーションはスタジオKAI、あのウマ娘と同じ制作チームだ。


具体的にどのような部分が面白かったのか、ネタバレに注意しながら説明していきたい。

あらすじ

売れない新人アイドルユニットTiNgSのメンバーである青天国春(なばためはる)玉城杏夏(たまききょうか)聖舞理王(せいぶりお)は所属事務所「ブライテスト」の社長である日生優希(ひなせゆうき)に呼び出され、3ヶ月後のライブで中野サンプラザを満員にできなければTiNgSは解散と伝えられてしまう。

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聖舞理王(左)、青天国春(中央)、玉城杏夏(右)

そんなの無理だと主張する彼女達に、社長は凄腕のマネージャーを専属でつける、彼に協力して貰えば中野を埋めるのなど容易いことだと言う。
そうしてやってきたのが社長の従兄弟である日生直輝(ひなせなおき)という青年。彼は「嘘をついている人物が輝いて見える眼」を持っていた。

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彼の眼には、TiNgSの少女達がアイドルとしての素晴らしい才能を持っていること、何らかの原因でそれを発揮できないでいること、そして彼女達が何か大きな「嘘」をついていることが見えた。

彼女達は自らの抱えている問題を解決し、中野サンプラザを満員にすることができるのだろうか─


丁寧に描写されるアイドル達の悩みと成長


このアニメの構成として、最初の2話はいわゆる「テンプレアイドル物」として、キャラクターの大まかな紹介と日生マネージャーの実力について描写されるのだが、3話以降はTiNgSのメンバー一人一人にスポットを当て、その内面について踏み込んだ話となる。


例えば、3話と4話の杏夏編。
ジャークのセンスは壊滅的だが冷静で歌もダンスもミスをしない杏夏。

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杏夏がセンターになることを想定した曲がTiNgSには存在するが、杏夏は絶対にその曲をやりたがらない。その理由はマネージャーにもわからないが、どうやら1話で彼女がついた≪嘘≫が関係しているらしい。

その嘘の真意と、センターを拒否した理由、杏夏の悩みと葛藤、そして成長を、2話かけてじっくりと、視聴者にわかりやすく描写しており、しっかりと感動を与えてくれる。


そして、5話と6話の理王編はとても人気の高いエピソード。

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ダンスが下手っぴで人気も無いがいつも自信満々で傲慢な振る舞いをしている理王。
その振る舞いの真意と彼女の成長、そして最後のライブシーンでは見た人をシャイ泣き(俺が勝手に言ってるだけの造語)させてくれるだろう。



視聴者を没入させてくれる理由に、マネージャーの持っている「嘘をついている人間が輝いて見える眼」がある。
この眼では、嘘の真意までは読み取ることができず、視聴者とマネージャーは「この言葉は嘘である」という事実しか知ることができない。
そのため視聴者はマネージャーと一緒に「嘘の真意」について自然と考えるようになり、それが判明した時の今までのそのキャラの行動などのピースが繋がった感覚は何とも言えないものがある。

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マネージャーと視聴者にしか見えない輝き



超良作画で描かれるライブシーンが産む感動

シャインポストの大きな売りは作画の良さだ。

これは1話冒頭で流れたライブシーン。とにかくぬるぬる動いている。バックダンサーを含めたこの大人数がこの動き。どんだけ手間暇かかってんだっていうね。
手描きの部分とCGの部分があるのだが、それを違和感の無いように繋ぎ合わせている。これがウマ娘を作った会社の本気。

このアニメでは各キャラの成長回の最後はライブシーンで締めているのだが、キャラが悩みを解決し、成長してやっと歌った曲がこの作画で提供されると嫌でも心を動かされることになる。
しかもその曲の歌詞はそのキャラの内面にとてもマッチしたものである。自分、シャイ泣きいいすか。



あくまで「王道」のアイドルアニメ

アイマス、ラブライブを筆頭にアイドル系のコンテンツが飽和しているこの時代において、ここまで真っ直ぐなアイドル物は逆に珍しい。伝説のアイドルの心臓を移植するみたいな設定のアニメがたまたま同時期に被ったり、野球ゲームの筈なのに何故か声優にドル売りさせてライブやらせてたり、レースを走った後に何故かライブさせてたり、演劇モノの筈なのに何故か音ゲーでキャラがめちゃくちゃライブしてたりと、奇抜な設定だったりメインの要素は別にあってオマケでライブさせたりみたいな作品は沢山あるが、シャインポストほど「アイドル」の部分をメインにしてしっかりと描写したアニメは実は珍しい。(一応マネージャーの眼は奇抜な設定とも言えるがそれはあくまで舞台装置の域を出ず、本筋はアイドル達の内面である。)

ここまで王道で真っ直ぐなものを出されるとそれは見ていて気持ちがいい。



話の内容にマッチした曲の数々


先ほども触れたが、作中で歌われる楽曲の歌詞はどれも作中の展開、キャラの内面とマッチしており、その章を締めるエンディングとしてふさわしいものとなっている。

ネタバレになるためここには貼れないが、4話の一歩前ノセカイは杏夏の、6話のYellow Roseは理王の、葛藤と成長がよく表されている名曲だ。俺も最近は夜寝る前に枕元で流してる。そのせいで眠れなくて一人で勝手にキレてる。病気なのかな。

10話で流れるGYB!!は…とにかくキモい。(褒め言葉)
どこがどうキモいのか、どんな曲なのかは是非聴いて確かめてみて欲しい。多分曲だけ聴いても全然わかんないと思うから10話までちゃんと見ろ。

これはGYB!!のMV。アニメを見てから聴くと歌詞の意味に震えるだろう。



全く流行らなかった名作


ここまでつらつらとこのアニメの良いところについて語ってきたが、放送当時は全く流行っていなかった。むしろニンダイ放映後の今の方が見られてるまである。

別に評判が悪い訳じゃない。逆に見た人からの評価は全体的に高めだ。ただ見た人間の絶対数があまりにも少なすぎるのだ。


その一番の理由は…そう、リコリス・リコイルの存在だ。

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リコリコも同じ2022年夏アニメ。当時のアニメの話題はリコリコの一強。他のアニメはリコリコに轢かれて話題に出にくい時期だった。


そして放送枠も悪すぎた。
日テレのクソ枠
とも言われているAnichUという日テレアニメ枠で放送されていた。日本テレビと言う名の関東ローカル枠で、関西では放送されていない。
そして放送時間は水曜午前1時半-2時。
誰が見るねんこんな時間に。

ニートか遅番、明日の仕事を捨てた奴かガチで暇な大学生ぐらいしかまずリアタイできない放送時間である。そして最新話がアマプラ等のメジャーなサブスクに追加されるのは土曜。あまりにも遅すぎる。

話題に出るかどうかが全てなアニメというコンテンツにおいて、リアタイができないのは痛すぎるし、深夜アニメを録画せずにサブスクで見る人が多くなってきたこのご時世でサブスク追加が何日も後なのは致命的だ。

小学生の頃の俺はこの枠に入ってからHUNTER×HUNTERのアニメを見なくなった。
この枠じゃ無ければ流行ったとは言えないが、この枠な時点で大きなハンデを負っていたというのは事実である。


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今この枠で放送してるアポカリプスホテルというアニメも面白いから是非見てくれ。


話題にならなくても、面白いものは存在する。お前らにはそれを知っていてほしい。



読みやすく、キャラの内面を更に深掘りしてくれる小説

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シャインポストの原作とも言うべき小説版(全三巻)について触れていこう。

アニメ版は基本的に小説の内容をなぞっており、アニメ版1〜6話で小説版1巻、7〜9話で2巻、10〜12話で3巻の話が描かれている。

この小説の最大の特徴は、とにかく読みやすいことだ。作者の駱駝氏も「読みやすさ」を意識して書いたと述べており、俺みたいな文学部の癖に入学からまともに本を読んでいない底辺大学生でもスラスラ読むことができた。

卒論のために読んだ学術書は4時間かけて20ページぐらいしか読むことができなかったが、シャインポストは3時間ぐらいで全巻読めた。なんで読みやすいのかを具体的に説明することは俺にはできない。何故なら俺は今までの人生で小説もラノベも全くと言っていいほど読んでこなかったからだ。

そんな脳の腐った俺でも読めるように優しい文章を書いてくれた作者には感謝しかない。


内容について触れてくが、やはり小説というだけあって、地の文でキャラの考えてることが詳しく描写されている。特にアニメ7話以降の内容にあたる2巻と3巻を読むと、アニメ初見時に受けた印象とまた変わって見えるだろう。

小説版まで読んで初めて、「シャインポスト」の話をきちんと理解したと言える。


小説版の主人公はマネージャーの日生直輝が務める。アニメでは「主人公」というより「頼れる大人」という感じだった彼を語り手とし、彼の視点で物語は動いていく。

主人公なだけあって彼の考えていることは逐一描写されており、アニメだと超有能スパダリ敏腕マネージャーという印象だった彼の苦労や、少女達の悩みを解決するに至るまでの思考回路が鮮明に現れている。「日生直輝」というキャラクターの解釈をガラッと変えてくれるだろう。



先ほど三巻の内容はアニメ10〜12話に相当すると書いたが、実はこの部分はアニメと小説でかなり展開が違う。1クールで収めなければいけない尺の都合上、ライバルグループ「HY:RAIN」との対決という部分は共通しているが、アニメでは青天国春黒金蓮のみの因縁にスポットが当てられ、他のメンバー同士の関わりについてはバッサリとカットされてしまっている。

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左から苗川柔、氷海菜花、黒金蓮、唐林絃葉、唐林青葉



アニメでカットされた点で一番大きなものは、伊藤紅葉の過去だ。

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伊藤紅葉

TiNgSのメンバーと同じ事務所「ブライテスト」に所属する、ダンスがとても得意な彼女。
彼女はライバルな筈のTiNgSについていつも気にかけ、時には助けてくれる。「独りぼっち」を極度に嫌う彼女の過去とHY:RAINの唐林姉妹との関係、そして彼女の優しさは、祖父の死でも全く泣かなかった俺をシャイ泣きさせた。



それ以外にも小説を読んで初めてわかる要素が沢山ある。アニメを見た後は、絶対に小説を読んでくれ。



ニンダイのおかげで最近三年半越しの重版が決定したらしい。やったね。

乗り遅れるな。読むなら今しかない。



一体どんなゲームなの?

ここからはゲーム版について、今わかっていることを書いていく。

ゲーム版の世界線はアニメ、小説とは違って、社長である主人公がアイドル事務所を経営するというゲームらしい。

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経営資金を稼ぎ、レッスン設備を強化し、レッスンでアイドルを育て、ライブをする。パワプロのようなものを想像してもらえばいいだろう。
目標は武道館でのライブを成功させること。限られた期間の中でアイドルを武道館まで連れて行く、という感じのゲームだ。

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事務所の経営者なだけあって時には厳しい決断も迫られる。売れなかったユニットは容赦なく解散させられるし、解散ライブを行うかどうかもコストとの兼ね合いでプレイヤーが選ぶことになるそうだ。



アニメや小説と同じ世界線のモードも一応存在する。ヒロインストーリーズというものだ。

これはノベルゲーとしてのモードであり、4人の登場人物の視点から、原作の各ユニットの物語を体験できるらしい。ボリュームは各キャラ約8時間と発表された。4人分だと32時間。ドラクエ5だったらエスタークを倒せるぐらいの時間だ。メインではないゲームモードですらこのボリュームでお出しされるのは期待感しかない。

ヒロインストーリーズの主人公はこの4人。

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……ひまわりシンフォニーは???




AI歌唱ライブについて


事前に出ている情報で一番目を惹くものは、何と言ってもAI歌唱ライブラリだろう。
ラフダイヤモンドの項でも説明した通り、KONAMIはゲームでのAI音声について業界でも最先端を走っている。

そのKONAMIが今回AIを使って何をしたかと言うと、ゲーム内ライブで全キャラ、全曲、全パートを歌唱可能にしたらしい。


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は???

こういうタイプのコンテンツに触れてきた人間なら、これがどれだけ革命的なことか理解してくれると思う。

アイマス、ラブライブ、ウマ娘など、曲を選んでキャラクターを配置して、踊っているところを鑑賞するライブ機能を搭載しているゲームは多々あるが、曲によって歌唱するキャラは決まっているのが基本だ。歌唱キャラ以外がその曲でライブをする際は、そもそも編成できないか、別のキャラの声に合わせてダンスだけ踊るかのどちらだ。
メルヘンデビューを歌えるのは安部菜々だけだし、Fighting My Wayを歌えるのは花海咲季だけだし、ユメヲカケルを歌えるのはアニメのメインキャラだけ、これが常識だ。

だがしかし、シャインポストにそんな常識は通用しない。TINGSにGYB!!を歌わせることも、HY:RAINにTOKYO WATASHI COLLECTIONを歌わせることも、ゆらゆらシスターズの大きい方(笑)にYellow Roseを歌わせることもできる。

「この曲好きだから好きなキャラが歌うのを聴きたいな〜」とか、「この曲をこの組み合わせで歌わせたいな〜」みたいな需要にも応えることができる。これが令和か。

声優の声をディープラーニングしたAI音声ライブラリによって全キャラ全曲全パート歌えるようにしたそうだ。どんな仕組みかは俺にはよくわからない。文系だから。

しかも、育成中のアイドルのステータスによって歌の上手さが変化する機能もあるらしい。

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ピッチを外したりテンポがズレたりロングトーンやビブラートが上手く使えなかったり…と言ったミスをAIが行うようだ。
これによってアイドルの成長を実感でき、完璧に、ミスをせずに歌うことができた時の達成感は凄まじいものになるだろう。


実は、あの大人気コンテンツ学園アイドルマスターも同じようなことをやっている。

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Twitterのオススメで見ない日が無い。僕は会長が好きです。

学マスでも育成終了時のステータスや最終試験の順位によって歌の上手さが変化する機能があるのだが、あちらはそれを声優にわざわざ下手なパターンを全部歌わせるという力技で行なっている。学マス側も凄いことをやっているし、その努力には脱帽するのだが、基本的にソロ曲の学マスと違って、ユニット曲がメインのシャインポストが同じことをやるのは不可能に近い。歌わなければいけないパターンがあまりにも膨大なためである。

これを解決したKONAMIのAI技術は、アイドルコンテンツ界の革命、時代の転換点と言っても過言では無いだろう。




というわけで、KONAMIが得意とするパワプロ系ゲーム+AI歌唱ライブラリで神ゲー間違いなしの「シャインポスト Be Your アイドル!」はSwitch2と同日6月5日(木)に発売!みんな是非買おう!1人100本買おう!




終わりに

いかがだっただろうか。シャインポストは、俺のようなマイナーコンテンツ擦り逆張り陰キャ逆「張り抜きで」熱中させるだけに十分な魅力がある。いや、「知名度が無い」というだけで、話の内容は王道そのもの、順張りのオタクでも、オタクじゃなくても、誰が見ても面白いものになっている。

来月ゲームが発売されるまでに様々な苦難を乗り越え、今日まで生きてきた。いまだにシャインポストが生きている。それだけで我々シャインポスターは生きる希望を見出せているのである。
これを読んで、少しでもシャインポストに興味を持っていただけるとありがたい。いや嘘。少しだけじゃなくてアニメを見て小説を読んでゲームも買え。
逆張り抜きでも面白い「シャインポスト」を愛する我々が、「順張り」として世間から認められるよう、少しでも多くの人に愛してもらえることを願うばかりである。

最後に、個人的に自分が好きな曲をいくつか紹介してこのNoteを終わらせる。


ここまだ読んでくれて、本当にありがとう。じゃあな。

↑これはアニメ4話まで見てから聴け。

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「シャインポスト」というアイドルコンテンツについて|なまはげ
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