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杵築の新名物ご当地コーラ! 地元の生薬たっぷり 夏にぴったり

2024年7月24日 ぶんドキで放送
  • 2024年7月30日

 

キャスターの西垣光です。
暑い時によりいっそうおいしく感じるコーラ。今回はことし(2024年)城下町の杵築市で新たに開発されたクラフトコーラを紹介します。

クラフトコーラとは、スパイスやハーブ、柑橘(かんきつ)類、砂糖などを煮て作られた薬膳シロップのことで、炭酸水で割っていただきます。ここ数年、全国各地で地域の食材を使った「ご当地コーラ」が次々と誕生していますよね。杵築市のもその一つで、城下町にちなんで「もののふコーラ」と名付けられました。おいしくて、甘さはスッキリ。飲みだしたら止まらない魅力があります。どのように作られているのか取材しました。

まずは開発者を訪ねました

出迎えて下さったのは、杵築商工会議所のメンバーの一人で、もののふコーラを中心となって開発した小路晃平(しょうじ・こうへい)さんです。

さっそく材料を見せてもらいました。

柑橘3種、ハーブ4種、スパイス6種と、合計13種類もの材料が使われています。小路さんの職業は薬剤師。知識をいかして成分の調合や配分を決めたそうです。

小路晃平
さん

ハーブは杵築市山香町の山浦で採れた、ドクダミ、ヨモギ、カキドウシ、トチュウの葉を丁寧に手摘みしたものをぜいたくに使っています。

 材料をティ―バッグに詰めて、煮出していきます。

小路晃平
さん

組み合わせるときに気をつけたのが、付け加えたときに味に意味があるかどうかです。増やしたり減らしたりしていろいろ試行錯誤した結果、この十数種類の組み合わせが一番おいしいと感じて決めました。

夏にぴったり!杵築のご当地コーラ

小路さんをはじめとした商工会の青年部がそれぞれ仕事終わりに集まって議論を重ね、誕生したコーラ。私も早速頂きました!

おいし~い!!

さっぱり、すっきりとした甘さと、柑橘やスパイスが混じったさわやかで健康的な味わいが後を引きます。炭酸の清涼感も加わり、暑い日が続くこの時期にぴったりだと感じました!

小路晃平
さん

杵築はみかんやかぼすなど柑橘類の栽培も盛んで、コーラにもたっぷり使っています。とてもおいしいものになっているので、ぜひ多くの人に飲んでもらいたいなと思います。

杵築を「生薬の郷」へ

コーラが生まれた背景には、杵築市としてのある目標がありました。実はいま、新たな地元の特産品にしようとハーブや野草の栽培に力を入れているんです。そこで、野草を栽培している杵築市山香町の山浦地区を訪ねました。

畑の入り口には看板が

迎えて下さったのは、地区で野草を栽培している西田孫比古(にしだ・まごひこ)さんです。

西田孫比古
さん

およそ十種類の野草を育てています。直接口に入れるものですから、畑は周りから農薬が飛んでこないような場所に作っています。

もののふコーラに使用しているヨモギとトチュウの葉をみせてもらいました。

ヨモギはほんのり甘い香りでした。

こちらは青々した香り。ここで育てた野草がもののふコーラに使われることに、西田さんも期待をよせています。

西田孫比古
さん

皆さんが喜んで飲んでいただければ、私ら作る方としても大変うれしいことです。

杵築の新たな特産品へ

杵築の街の期待を背負ったもののふコーラ。2024年6月、杵築市のブランド「きつきのきづき」にも認定されました。

小路晃平
さん

自分一人の力ではなく、商工会議所の青年部や町の皆さんの応援など、様々な方の協力のもとにやっと開発ができました。町を挙げて応援してもらえるような商品になって、とてもうれしく思っています。

もののふコーラは、杵築ふるさと産業館などで購入することがでるほか、杵築市内の飲食店でも提供されています。見かけたら一度試してみてください。暑い夏に、汗がすーっと引いていきますよ!

もう1杯飲んじゃお

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  • 西垣光

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