爆上がり…WEB面接サービス「HARUTAKA」の誕生秘話

「ZENKIGEN」の野澤社長に聞く

そこではビジネスアイディアを企画する機会があります。私は、次世代に素晴らしい社会を残すために何ができるかと考え詰め、原発事故後ということもあり、再生可能エネルギー事業を提案しました。

そして、私は辞めるつもりはなかったサイバーエージェントを退社し、ソフトバンクグループで、「SBパワー」という電力会社の立ち上げに係わりました。

「WEB面接」の一歩先へ

その後、SBパワーを退職して起業したのは「最高のチームを創り、自らの意思と創造性を発揮し、事業を通じて社会の発展に貢献したい」という思いが強くなったためです。

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ちなみに当社の社名は禅の言葉「全機現」に由来しており、「人の持つ能力の全てを発揮する」という意味を持ちます。

太陽が輝き、ミツバチは蜜を集めつつ花粉を運ぶように、それぞれの能力を存分に発揮し、生命が美しく輝ける、豊かな社会の創出に貢献するという想いを込めています。先日ある有名企業で窓際に追いやられた方々の話を聞きました。業績が絶好調で、いわゆる「窓際族」でも高年収のため「今さら誰も辞めない」という話でした。

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きっと、その方たちは本来優秀で、場所が変われば輝けたはず。すなわちミスマッチが人の実力発揮を妨げているのです。そして今、私は「WEB面接」から一歩進み、この根本的な問題を変えていきたいと考えています。 (取材・文/夏目幸明)

野澤比日樹(のざわ・ひびき)
'75年、神奈川県生まれ。獨協大学を卒業後、半年間海外を放浪し、人材会社に就職。翌年、サイバーエージェントへ入社し、幾度も社長賞を受賞するなど、同社の急成長を支える。その後、'11年にソフトバンクへ転職して、電力会社SBパワーの設立に携わり、'17年にZENKIGENを創業、代表取締役CEOに就任。

『週刊現代』2020年6月6日号より

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