毎年この時期になるとマスコミは
「報道の自由度ランキング 日本はG7最下位!!」
「政権からの報道圧力! ジャーナリストへの不信感!」
などと政権批判につなげたり、被害者ムーブをかましたりするのが恒例ですよね。
でも当のランキングにおいて、我が国は長きにわたって
「『記者クラブ』によって特定報道機関のみが高官や記者会見にアクセスでき、記者に自己検閲を促す仕組みになっており、フリーランスや外国人記者に対するあからさまな差別」
と、その排他性が指摘されてるわけですよ。実際、大手メディアしか加盟できない記者クラブは日本とガボン、ジンバブエにしか見られない独特のシステムとさえ言われています。
すなわち、ランキング低位の原因は自分たち側にあるというのに、当のマスコミはあたかも自分たちが抑圧されているかのように印象操作し、現状を打破しようとも改善しようともしない。恥を知れと言いたいですね。
なお「報道自由度ランキング」にはいくつか種類があり、日本のマスコミがこぞって採り上げる「国境なき記者団」のランキングは、記者団が選んだ各対象国の関係者数十名程度のアンケート結果を、数式に当てはめて評価値を算出する方式。
一方で、世界的により引用される機会が多い国際NGO「フリーダム・ハウス」のランキングは、NGO自身が事前に決めた基準に従って専門分析者が評価する方式で、より公平性が担保されているんですが、こちらでは我が国は例年40位前後です。でも、そちらの順位については日本のマスコミは全然報道しないんですから、実に自由なものですね。
ちなみに同NGOによる「世界自由度ランキング」(政治的権利と市民自由度)において我が国は100ポイント中96ポイントで世界11位。アジアではトップ、G7でもトップクラスの位置にいます。
そりゃあ、我が国では政権批判した記者が不自然な事故死をすることもないですし、それどころか現役首相を名指しでバチクソに誹謗中傷しても、捏造報道しても、まったくお咎めナシでメディアが存続させてもらえるんだから、マスコミにとっては有難い限りですよね。
そんな世界的にも恵まれた環境なわけですから、せめて「報道の不自由を訴えながら、報道しない自由を堂々と行使する」などという矛盾は止めて頂きたいものです。