高松 母子3人乗った自転車 車にはねられ母親死亡 幼児大けが

7日朝、高松市の交差点で、母親と2人の幼い子どもが乗った自転車が軽乗用車にはねられ、39歳の母親が死亡、1歳の子どもが頭の骨を折るなどの大けがをしました。警察は軽乗用車を運転していた20歳の会社員をその場で逮捕し、過失運転致死傷の疑いで詳しい状況を調べています。

警察によりますと7日午前7時40分ごろ、高松市番町の交差点で、高松市の川口泰葉さん(39)と2人の幼い子どもが乗っていた自転車が左から走ってきた軽乗用車にはねられました。

川口さんは高松市内の病院に搬送されましたが、頭などを強く打っていておよそ2時間後に死亡しました。

川口さんの子どもの1歳の男の子は頭の骨を折るなどの大けが、5歳の男の子は足をすりむくなどの軽傷の見込みだということです。

いずれも意識はあるということです。

川口さんは、子ども2人を、自転車の前と後ろにつけた子ども用のいすに乗せて、通園していたということです。

軽乗用車には20代の男女2人が乗っていて、警察は運転していた会社員の徳永さくら容疑者(20)をその場で逮捕しました。

警察の調べに対し「自転車に乗っていた人たちにけがをさせたことに間違いありません」と容疑を認めているということです。

警察は、過失運転致死傷の疑いで事故の詳しい状況を調べています。

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