スーダン、UAEと断交 準軍事組織の「支援」が理由もUAE側は否定

スーダン北東部ポートスーダンの避難民キャンプで暮らす子どもら=4月15日(ロイター=共同)
スーダン北東部ポートスーダンの避難民キャンプで暮らす子どもら=4月15日(ロイター=共同)

アフリカ・スーダンのヤシン国防相は6日、国軍が内戦を続ける準軍事組織、即応支援部隊(RSF)を支援しているとして、アラブ首長国連邦(UAE)と断交したと発表した。スーダンメディアが伝えた。UAEはRSFへの支援を否定している。

2023年4月に始まった内戦では少なくとも数万人が死亡したとみられ、国軍とRSFの双方が民間人への攻撃などで非難を受けている。国軍とRSFの権力争いが背景にあり、スーダン政府は国軍が主導している。

ロイター通信によると、RSFは7日、国軍が拠点を置く北東部ポートスーダンを無人機で攻撃した。ポートスーダンへの攻撃は4日連続とみられる。ポートスーダンには国連や人道支援団体が集まっており、活動への影響が懸念されている。(共同)

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