7日のインドによるパキスタン領内への攻撃で、パキスタン軍によると子供を含む26人が死亡、46人が負傷した。インドメディアによると、ミサイルでテロ組織の拠点9カ所を狙った。両国が領有権を争うカシミール地方のうち、インド側支配地域で4月に起きたテロを発端に対立が悪化。核保有国同士による軍事的緊張が一気に激化した。
パキスタンのシャリフ首相はインドが「卑劣な攻撃を実行した」と非難し報復を表明。パキ
スタン外務省は「インド空軍がインド領空からパキスタンの主権を侵害した」との声明を出し、カシミール地方の実効支配線だけでなく既に定められている国境も越えて攻撃し民間人を犠牲にしたと批判した。軍はインド機5機を撃墜した。ロイター通信によると、いずれも戦闘機。
一方インドメディアは、パキスタン軍が6日、実効支配線を挟んでインド側に発砲し民間人10人が死亡したと報じた。(共同)
カシミール問題、宗教対立で3度の戦争 核保有はインド172発、パキスタン170発