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新古今和歌集の部屋

神祇歌 御裳濯川のちぎり 九条良経

     攝政太政大臣

神風や
御裳裾川のそのかみに
 契り
   しことのす
 ゑをたが
     ふな


新古今和歌集巻第十九 神祇歌
 大將に侍りける時勅使にて大神宮に詣でて
 よみ侍りける
               攝政太政大臣
神風や御裳裾川のそのかみに契りしことのすゑをたがふな

よみ:かみかぜやみもすそがわのそのかみにちぎりしことのすえをたがふな

意味:(神風や)太古の昔、御裳裾川の上流の内宮に御座します天照大神と、我が祖先の天児屋命が、天皇家をお守りすると約束した通り、我が代になってもその誓いを忘れず行っておりますので、藤原一族を御守りください。

備考:伊勢公卿勅使別記によると、建久六年二月十二日に大将、伊勢勅使として外宮に参拝。歌枕 御裳裾川は伊勢市を流れる五十鈴川の異名皇統を表す 神風は伊勢に掛かる。天児屋命は天孫降臨の際従って降りた中臣、藤原の祖神。

伊勢神宮内宮




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