iPhoneをうっかりお風呂に落としてしまった……ドライヤーで乾かしてもいい?【専門家が解説】
お風呂でiPhoneを使っていたら、うっかり湯船に落としてしまった……。こんなとき、どうするのが正解なのでしょうか。 【図解】iPhoneのバッテリー寿命を縮める! やってはいけないNG行為4選 「All About」インターネットサービスガイドのばんかが解説します。 (今回の質問) iPhoneをうっかりお風呂に落としました。ドライヤーで乾かしてもいいですか? (回答) iPhoneが水没してしまったとき、ドライヤーや電子レンジの熱で乾かすのはNGです。事態がより悪化してしまって、取り返しがつかなくなる可能性があります。電源を切り、目に見える水分を取り除いたら、そのまま自然乾燥させるのが正しい対処です。 どういうことなのか、以下で詳しく解説します。
◆スマホが水濡れした際のNG行動
iPhoneをはじめとしたスマホが水に濡れてしまった際、絶対にやってはいけないことがいくつかあります。
▼ドライヤーや電子レンジで温める
ドライヤーや電子レンジなどの熱をもって、早く乾かそうとする行為はNGです。非常に高温になってしまい、内部の基盤を傷つけて壊してしまう可能性があります。同様の理由で、直射日光に当てたり、ストーブに当てるなどの行為も推奨されません。
▼エアダスターを使用する
高圧な空気を送り出すエアダスターですが、これを利用するのもよくありません。高温ではありませんが、水分が余計に内部に入り込んだり、広範囲に拡散してしまうリスクがあります。
▼電源をオンにする
壊れていないかどうかを確かめるため、電源を入れてみたい気持ちは分かります。しかし内部に水が入り込んだ状態で電源を入れてしまうと、内部がショートして故障してしまう可能性があります。
▼充電ケーブルをつなげる
充電ケーブルをつなぐのも、破損の原因になってしまうので控えましょう。公式Webサイトでは、少なくとも5時間経過してから利用するように注意しています。
▼そのまま使い続ける
もし電源が付いている状態であっても、そのまま使い続けるのは危険です。すみやかに電源をオフにして、適切な処置をしてから、改めて使用するようにしましょう。
▼充電コネクタに綿棒やペーパータオルを入れる
内部に入った水分を取り除こうと、充電用のLightning / USB-Cコネクタに綿棒やペーパータオルなどの異物を入れてはいけません。内部を傷つける可能性があり、故障の原因になってしまいます。