【2022年最新版】MM終了に際して投稿された好きな文章ランキング
なお、このような文章は次で最後とする。企画目標の10件に到達するくらい書いてやろうと思ったが、もうぼくには何も書けない。
しばらく前にこんなことを書いた。
なんたることか、白紙の原稿を前にして、もはやもう一記事を書くことすら出来なかった。
もう完全に死んでしまったんだろう。
だが、ぼくはそういう時何をすればいいか知っている。歴史に学ぶのだ。
人類は歴史に学んできた。
時たまバカをやらかして、車輪を再発明したり、感染症を侮ってパンデミックを発生させたりしているが、いつの世にもバカはいるというだけだ。
つまり、ここで語るべきは、すでに失われた、あるいは失われかけている文章にアクセスできるようにするということだ。誰かが何かを思い出せるようにするために。
というわけで、Meet-meサービス終了前後に投稿された、ぼくの印象に残っている文章のランキングを発表する。
なお、掲載については無許可だ。なんせ、ほとんどがぼくと交流のない人が投稿したものだし、紹介する3つの内2つは削除済みだ。
紹介見出しは「順位:文章タイトル(著者)」とする。著者名はMeet-me内の名前で統一する。
3位:さよならトーキョー・さよならバーグ(バーグ)
Meet-meプレイヤーなら知らない人はいないだろう。MMFishing等でお世話になった人が多いと思う。魚図鑑の完成には彼の作成したツールがほぼ必須だったと言っても過言ではない。なにもないMeet-meというゲームをゲーム足らしめた立役者であるとぼくは思っている。
そんな彼のぶっちゃけ記事だ。きっとMMのポータルサイトでも紹介されていたと思うし、であれば読んだことのある人も多いかな。
ここには、彼の少し歪んだMeet-meへの愛と、8年程度のMeet-meとの付き合い方が克明に記されている。
彼の文章をピックアップしたのは、この人がぼくの文章を読んで感想をくれたことへの忖度ももちろん含まれているが、彼の文章作法を評価したところが大きい。
ぶっちゃけ厄麻呂さんと並べられるのはともかく、三十郎さんとは並べられたくなかったな……。彼の文章はよくわからない。厄麻呂さんは何でも出来るエンターテイナーって感じですごいと思っている。未だに何かやってたよね。継続力もある。すげー。
閑話休題。バーグさんの文章のいいところの話だ。
文章に過度な装飾がつかない。分析的に感情を表現している。非常に納得感のある展開で記事を読み進められる。
彼の言葉を借りるなら、『屁理屈な理系脳』的な文章であるからだ。有り体に言えばとてもわかりやすいんだ。わかりやすい文章を書くのはとても難しい。貴重な能力である。
で、ここまで読んでくれたあなたはブログ読んできましたか?
今後も全部読んでもらうつもりで記事書いてるので、まだの人は読んできてくださいね。ぶっちゃけ、このぼくの文章は読まなくていいです。http://burg.blog.jp/archives/1069820718.html
読んだ? じゃあ次にいこう。
2位:タイトル不明(justinwtf)
タイトル不明なのは許してほしい。スクショにタイトルが写り込んでいないからわからんのだ。削除済みの個人ページに魚拓なんてあるわけもなし。
それでも読んでほしいので、スクショをつないだ画像のリンクを貼る。
https://dl.dropboxusercontent.com/s/rxhx31g5oqo6beu/oscar.jpg
Meet-meには数多くの淫夢厨がいた、それを知らない人はいないよね。彼はその中のひとりだ。
そんな彼のMeet-meとの出会い、友人たちとの出会いとこれからについて、叙情的に語っている。
言葉を借りるなら「エンディングノート」。いわゆる一種の遺言だ。
書き出しはこうだ。
1月が終わる。
これは僕らにとってひとつの終末であり、また小さな死であることに疑いの余地はない。
そうだよな~、サービス終了って死だよな~~。自分の居場所がなくなる喪失感って、誰かが死ぬこと、あるいは自分が死ぬことでしか味わえないし。
で、この文章の何がいいって、表現力。悪くいえばキザな書き方をしているんだけど、いいのよ。すごく。砕けた語り口で、言いたいことを噛み砕いてくれる。一番のお気に入りはここ。
あの時一緒にシュモクザメを釣ったあの人は僕が全く興味のないジャンルのオタクへと戻っていく。
腹を抱えて笑いながら一緒に動画をみたあの人は仕事が忙しくなって、そのうちにツイッターにさえ顔を出さなくなる。
絵を描いたあの人、また描いてくれたあの人も、気がつけば何処かへ行ってしまったり、また知らない人のような姿になって、知らない世界の言葉で話す。
いつか笑いあった記憶は聖性を帯びた影になり、記憶の底に眠っていく。
姿も名前も思い出せないが、一緒に居たことは覚えている。忘れたことは忘れていないような。
この最後の二行読んだ時に泣いちゃって。
サービス終了したあとは、一緒に遊んでいた人が元の場所に戻ってしまって、自分との共通点、接点がだんだんと無くなっていくんだよね。
この近辺の表現力は本当に研ぎ澄まされていると思う。
この人は絵も描く、漫画も描く、音楽もやる、でこんな文章も書けるとかなり水準の高いクリエイターなんだけど、やっぱデキる人は違うなぁ~と思う。ぼくは彼の絵も好きだし、この文章もとても好きだ。
読んでくれました?
長いけど、読む価値のある文章です。きっと、Meet-meのことを何もかも忘れてしまった人でも、これを読めば少しは何かを思い出せるはず。
少なくとも、サービス終了したあとのあの言いようのないかなしさの香りがするだろう。
ぼくは、この文章をネット上でアクセスできるようにするため、このnoteを書いている。
1位:そろそろ灯りを消しましょう(ようり)
この人のことはマジで何も知らない。でも、様々な経験をしてMeet-meにたどり着き、そして終焉を見届けたことだけはわかる。
これは、Meet-meサービス終了後も続いていたMM SNSのサービス終了時に投稿された文章だ。おおもとのネットゲームが終わったあともゾンビのように活かされていたSNSの死ぬ間際に投げられた線香花火のような文章だ。きっと多くの人に見逃されている。
短くてシンプルで、それでも言いたいことがあって、自らの経験を交えながら語れている。人付き合いがうまそうな文章だ。
どちらかというと、これはポエムのように見える。
言いてぇ~~~~ぼくも最後に二行言いてぇ……ぼくから絶対出てこないもんな、これ。
はい、以上。ちなみに、ぼくの一番好きなMMサ終関連の投稿は、ぼく自身が書いたブログです。旅立ちとポケモンの記事も、月と星の記事もよく書けてる。当時めちゃくちゃ苦しみながら書いてたからな……。よく思い出せる。自分のための記事だ。ありがとうな、2年前のぼくよ。
結局、感情は新鮮なうちに記すに限る。サービスが終わってから2年も経ってしまうと、もはや何も残っていない。これを創作してしまっては意味がないし、だからぼくにはもう何も書けない。きっと、もう書ける人もいない。


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