マクドナルド、ロシアで商標申請 侵攻で撤退、復帰模索か

マクドナルドを継承した「フクースナ・イ・トーチカ」=26日、モスクワ(共同)
マクドナルドを継承した「フクースナ・イ・トーチカ」=26日、モスクワ(共同)
  • マクドナルドを継承した「フクースナ・イ・トーチカ」=26日、モスクワ(共同)
2025年04月26日 18時39分

 【モスクワ共同】タス通信は26日、米ファストフード大手マクドナルドが昨年末にロシアで複数の商標の登録を申請し、今年4月からロシア特許庁で審査が始まったと報じた。マクドナルドはロシアのウクライナ侵攻後にロシア市場から撤退したが、復帰を模索している可能性がある。

 トランプ米大統領が1月に就任し、ロシアとウクライナの戦争を「終わらせる」と表明。西側企業が市場に復帰するとの見方が出ている。

 マクドナルドは2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻開始を受けて、3月にロシア国内の全店舗の一時閉鎖を発表。5月にはロシアからの撤退を表明し、アレクサンドル・ゴボル氏に全店舗の事業を売却した。

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