The Who : Magic Bus-The Who On Tour (1968年9月/アメリカ編集盤)
The Who
(LP Side 1)
1. Disguises (Pete Townshend)
2. Run Run Run (Stereo Version) (Pete Townshend)
3. Dr. Jekyll And Mr. Hyde (US Single Version) (John Entwistle)
4. I Can't Reach You (Pete Townshend)
5. Our Love Was (Pete Townshend)
6. Call Me Lightning (Pete Townshend)
(LP Side 2)
7. Magic Bus (Stereo Mix) (Pete Townshend)
8. Someone's Coming (US Single Version) (John Entwistle)
9. Doctor, Doctor (John Entwistle)
10. Bucket T. (Dean Torrence / Don Altfeld / Roger Christian)
11. Picture Of Lily (Pete Townshend)
The Who
● Roger Daltrey (Vocals)
● Pete Townshend (Guitar, Keyboards, Lead Vocals on 4,5)
● John Entwistle (Bass, Horns, Lead Vocals on 3,9)
● Keith Moon (Drums, Lead Vocals on 10)
● Producer : Kit Lambert /Executive Producer : Chris Stamp
● Release (US) : September 1968
[1 : 初のアメリカ編集盤]
The Whoのオリジナル・アルバムが出なかった1968年、代わりに各国で編集盤がリリースされています。本作『Magic Bus-The Who On Tour』は1968年9月にアメリカでリリースされ、全米第39位にランク・イン。
当時の最新シングル「Magic Bus」(1968年7月/全米第25位)をメインに、シングル6曲(3,6,7,8,9,11)、イギリス盤EP『Ready Steady Who!』(1966年11月)から2曲(1,10)、さらに既発アルバムから2,4,5が加えられ、(アーティストの意向とは無関係に出される)アメリカ編集盤あるあるというか、ストーンズの『Flowers』(1967年6月)にも通ずるごった煮感が満載。翌年以降は方向性が大きく変化するので、この時点までのポップ・ナンバーをコンパクトにまとめた側面も。
補足 : 5曲目は、アメリカ盤のみ「Our Love Was,Is」に表記変更されています(理由不明)。音源は冒頭のジングルがカットされた以外は通常Stereo Mixと同じ。
[2 : 各種CD]
現在まで確認されているのは①アメリカ盤、②カナダ盤、③日本盤の3種類(註 : 個人的把握内)。使用音源は3種共に微妙に異なります。
[① 1988年アメリカ盤/MCA MCAD-31333]

● 1988年にアメリカMCAレーベルから発売された初盤CD
● 表ジャケット : 上部の"BUS"と"THE"の間の●、"STEREO"の文字が削除されたほか、"BUS"の文字色が紫から水色に変更。
● プラ・ケース側のインデックス・カードは、紫色のグラデーションが特徴。
● 音源 : 2,7はStereo Mix、他は右=高域/左=低域の疑似ステレオ版(註:②では変更あり)。で、これは余計ですが…現代の新譜の音を聴き慣れていると、はるか昔の録音に感じるかも(曲の良し悪し以前に、60年代と現代では録音方法も質感も違うのは前もって知った方がいいかな…と)。
● 音源 : ②③と共通する点として、3「Dr. Jekyll And Mr. Hide」8「Someone's Coming」は、アメリカ盤用のSingle Versionで収録。イギリス盤シングルとはミックスやヴァージョンが微妙に異なります。
[② カナダ盤/MCA MCBBD-31333]

● 正確な時期は判りませんが、90年代後半にカナダのMCAから発売されたCD。
● 変更点1 : 品番が①と微妙に異なり、"MCBBD"となっています。また、表ジャケット右下の品番表記は、アメリカ盤は白抜き文字だったのに対し、黒字に変更(よく見ると、タイヤに以前の番号を消した跡がある)。
● 変更点2 : アメリカ盤で疑似ステレオだった曲は、モノラル・ミックスに差替え(該当曲は1,3,6,8,9,10,11)。
● 変更点3 : 6「Call Me Lightning」はリード・ギターが無い別ヴァージョンで収録。
[③ 2007年日本盤『マジック・バス〜ザ・フー・オン・ツアー』/Universal UICP-93003]

● 2007年7月25日発売の日本盤CD。
(引用 : 帯に記載のインフォメーションより)
● LPも含めて国内初登場となる、米編集盤『Magic Bus The Who On Tour』(1968)を、米1stプレスの仕様で復刻。
● 当時のモノラル盤も確認されているが、今回は広く流通していたステレオ・ミックスを採用。本作でのみアルバム化されていた「ジキルとハイド」のUSヴァージョンが貴重。
● US所有のマスターより24bitリマスタリング。
● 解説・歌詞・対訳付
● 初回限定盤
(その他)
● 音源 : Stereo Mix(2,7)と疑似ステレオ(1,3,6,8,9,10,11)が混在。
● ジャケット : LPのデザインをミニチュア化した"紙ジャケット"仕様。
● 帯 : 1968年当時に本作の日本盤は未発売だったため、『マイ・ジェネレイション』の60年代日本盤帯のデザインをヒントに(それっぽく作ってみました的に)新規作成。
[3 : 各種ヴァージョン/ミックス]
このコーナーではアルバム『Magic Bus』収録曲のヴァージョン/ミックスについて、個人的把握内で触れていきます。(ただの羅列なので)無理に知る必要もありませんが、手持ちの音源で何か気になった点が出てきた際に読んでいただけると幸いです。
"Disguises"
イギリス盤EP『Ready Steady Who!』(1966年11月)より。『Magic Bus』では疑似ステレオ・ミックスで収録。
(各種ミックス)
[1] : Mono Mix
● 一般流通している、オリジナルのモノラル版。
● フェイド・アウトがStereo版より早い。
(主な収録CD)
◉『レアリティーズVOL.1&2』(ポリドール POCP-2350/1994年)
◉『ア・クイック・ワン+10』(POCP-7064/1995年リマスター盤)
◉『ア・クイック・ワン~コレクターズ・ボックス』(2008年/Box Set)
◉『ア・クイック・ワン~コレクターズ・エディション』(2012年/Deluxe Edition)
◉『Maximum As & Bs』(2017年/Box Set)
[2] : Simulated Stereo Mix (疑似ステレオ)
● "Simulated Stereo"は疑似ステレオ版の事。モノラル音源を基に、右=高域/左=低域に聞こえる処理が施されています。なお疑似ステレオについてはこちらでも取り上げています。
https://benice.blog.fc2.com/blog-entry-2582.html
(主な収録CD)
◉『Magic Bus』(アメリカMCA MCAD-31333/1988年)
◉『マジック・バス〜ザ・フー・オン・ツアー』(Universal UICP-93003/2007年)
[3] : Stereo Mix
● 日本及びヨーロッパ圏で流通していたステレオ版。
● MONO版よりフェイド・アウトが長い。
(主な収録アルバム)
◉『アイム・ア・ボーイ』(1967年/日本編集盤)
◉『ア・クイック・ワン~コレクターズ・ボックス』(2008年/Box Set)
◉『ア・クイック・ワン~コレクターズ・エディション』(2012年/Deluxe Edition)
◉『ア・クイック・ワン+10』(Universal UICY-20182/2011年SHM-CDリミックス・リマスター盤)
(註 : 日本盤『ア・クイック・ワン+10』は1995年盤と2011年盤で使用音源が異なりますのでご注意を。→『A Quick One』参照)
"Run Run Run"
アメリカ盤『Happy Jack』及び日本編集盤『アイム・ア・ボーイ』(1967年)などに収録されていたOriginal Stereo Mixで収録(→『A Quick One』参照)。
"Dr. Jekyll And Mr. Hyde"
ジョン・エントウィッスル独特のホラー調の作品で、1968年にシングルB面で発表。イギリス・アメリカでそれぞれ異なるヴァージョンが発表されています。『Magic Bus』ではアメリカ用シングル・ヴァージョンで収録。
(各種ミックス)
[1] : US Mono Single Version
● アメリカ用のシングル・ヴァージョン(モノラル)。
● [3]のUK版と比べ、ヴォーカルが前に出ている代わりにドラムは小さめ。
● [3]で聴けるギターのエンディングが入っていない。
(主な収録CD)
◉『Magic Bus』(MCBBD-31333/カナダMCA盤CD)
◉『フーズ・ミッシング&トゥーズ・ミッシング+11』(UICY-94786〜7/2011年紙ジャケット仕様日本盤)
◉『Maximum As & Bs』(2017年/Box Set)
(配信版)
◉『The Who Sell Out (Super Deluxe)』(moraハイレゾ版)
[2] : Simulated Stereo Mix (疑似ステレオ)
● [1]のUS版を疑似ステレオ化した音源。右=高域/左=低域に処理。
(主な収録CD)
◉『Magic Bus』(アメリカMCA MCAD-31333/1988年)
◉『マジック・バス〜ザ・フー・オン・ツアー』(Universal UICP-93003/2007年)
[3] : UK Mono Single Version
● イギリス盤シングル「Magic Bus」(1968年11月)のB面で初出の別ヴァージョン。
● 冒頭 : [1][2]では最初の「Hyde〜っ♪」からデスボイス(?)が入りますが、[3]では2度目から入る。
● ベース/ドラム/間奏のホルンの音量が[1][2]より大きく、深いリバーブがかけられている。
● 曲後半で不気味な笑い声が入る。
● エンディング : [1][2]と異なり、ギター・ソロで曲が終わる。
(主な収録CD)
◉『レアリティーズVOL.1&2』(POCP-2350/1994年)
◉『フーズ・ミッシング&トゥーズ・ミッシング+11』(UICY-94786〜7/2011年紙ジャケット仕様日本盤)
◉『Maximum As & Bs』(2017年/Box Set)
◉『The Who Sell Out (Super Deluxe)』(2021年/Box Set)

[4] : Mr. Hyde (aka ‘Dr. Jekyll And Mr Hyde’)
● 2018年作成・2021年発表の別ヴァージョン(Take 7)。
● バック・コーラスやホルンなど、細かなオーヴァー・ダビングが施される前段階のマルチトラックからステレオ・ミックス化されたようです。
● 2種類のリード・ヴォーカルは左右に振り分けられている。
(主な収録アルバム)
◉『The Who Sell Out (Super Deluxe)』(2021年/Box Set)
[5] : 2018 mix
● 2018年作成・2021年発表のステレオ・ミックス。
● 冒頭 : 「Hyde〜っ♪」のデスボイス(?)は最初から入る。
● 後半の笑い声が[3]よりも大きく+やや長く入る。
(主な収録アルバム)
◉『The Who Sell Out (Super Deluxe)』(2021年/Box Set)

"I Can't Reach You"
"Our Love Was"
2曲共にアルバム『The Who Sell Out』(1967年12月)より、Original Stereo Mixから曲前後のジングルをカットした状態で収録(→『The Who Sell Out (Part 2)』参照)。
"Call Me Lightning"
1968年3月にアメリカ先行でシングル発表され、全米第40位にランク・イン。
(各種ミックス)
[1] : US Mono Single Mix
●リード・ギターの無いヴァージョン。というより加える前の段階とも言えそう。
(主な収録CD)
◉『Magic Bus』(MCBBD-31333/カナダMCA盤)
◉『フーズ・ミッシング&トゥーズ・ミッシング+11』(UICY-94786〜7/2011年紙ジャケット仕様日本盤)
[2] : UK Mono Single Mix
● 一般流通している、モノラルのシングル・ヴァージョン。
● リード・ギター : 有り。
(主な収録CD)
◉『レアリティーズVOL.1&2』(POCP-2350/1994年)
◉『ダイレクト・ヒッツ』(UICP-93004/2007年日本盤)
◉『The Who Hits 50!』(2014年)
◉『Maximum As & Bs』(Box Set/2017年)
◉『Essential』(3枚組編集盤/2020年)
◉『The Who Sell Out (Super Deluxe)』(Box Set/2021年)
[3] : Simulated Stereo Mix (疑似ステレオ1)
● [2]のMONO版を基に、右=高域/左=低域に処理した疑似ステレオ版。
(主な収録CD)
◉『Magic Bus』(アメリカMCA MCAD-31333/1988年)
◉『マジック・バス〜ザ・フー・オン・ツアー』(Universal UICP-93003/2007年日本盤)
[4] : Duophonic Mix (疑似ステレオ2)
● [3]とは処理が異なる、2つ目の疑似ステレオ版。
● 右=高域/左=低域は[3]と同じですが、左右が微妙にずれて聞こえるのが特徴(ひょっとしたら3重になっている可能性も)。
● 他のミックスより音程(テープ・スピード)が速くなっている。
(主な収録CD)
◉『The Ultimate Collection』(2002年)
[5] : 1994 Stereo Mix
● 1994年に初ステレオ化。
● 配置 : 音の大部分は中央、リード・ギターは右やや中央寄りに配置。そのためステレオ感は低い。
● エンディング : 他のミックスよりフェイド・アウトが早い。
(主な収録CD)
◉『Thirty Years Of Maximum R&B』(BOX SET/1994年)
[6] : 2018 Stereo Mix
● 2018年作成・2021年発表のステレオ・ミックス2つ目。
● 配置 : 音の大部分は中央、リード・ギターは右。恐らく何度か音をまとめながらダビングしていたら、最終的に基本部分とリード・ギターが分離した2-Track状態で、こういうミックスしか作れなかった可能性も。
● エンディング : [5]とは異なり、Single Versionとほぼ同じ長さでフェイド・アウトする。
(収録アルバム)
◉『The Who Sell Out (Super Deluxe)』(2021年/Box Set)
[7] : Lightning (aka 'Call Me Lightning') (Take 1 & 8)
● 2021年発掘のアウトテイク。
● 前半2分 : Backing Trackのみの"Take 1"。間奏ソロがベースではなくギター。
● 後半 : Basic Trackの"Take 5"。細かな特徴があるので一つずつ挙げてみます。
(1) : 基本演奏部分はリリース版と同一。
(2) : リリース版よりピッチが遅い(もし聴いても同一テイクに思えない場合は、ピッチを75くらい上げて聴いてください)。
(3) : バンジョーが大きめに聞こえる(モノラルだと埋もれ過ぎてこれを聞くまで存在に気付かなかった…(笑))。
(4) : 間奏のベース・ソロが別テイク。また、左側でハーモニカらしき音が小さく入る。
(5) : リリース版ではフェイド・アウトしてしまう以降も演奏は続き、即興が続いて演奏が止まる。
(6) : この音源に含まれていない音=間奏のベース・ソロ(別テイク)/追加分のバック・コーラス/追加分のリード・ギター。
(収録アルバム)
◉『The Who Sell Out (Super Deluxe)』(2021年/Box Set)
"Magic Bus"
● 「Magic Bus」は先にThe Pudding版が1967年4月に発表され、その後The Who版が1968年7月にアメリカでシングル発売(第25位)。イギリスでは11月発売で第26位にランク・イン。
● ヴァージョン : 長さが異なる2種類のヴァージョンがあり、さらに細かなミックス違い、イントロの長さが異なるものが複数存在します。アルバム『Magic Bus』では(シングルとほぼ同じ長さの)ステレオ・ミックスで収録。
(各種ミックス)
[1] : Mono Single Version
● シングルで発表された、オリジナルのモノラル・ヴァージョン (註 : 収録アルバムによってヴァージョン表記が異なる or 無記名な場合があり、2021年4月現在では"US / UK Mono Version"と表記されているものもあります)。
● 各種ヴァージョンで最も短く、トータル・タイムは約3分18秒。
● イントロ : 演奏の出だし(約3秒弱分)がカットされ、拍子木の音から始まる。
(主な収録CD)
◉『The Ultimate Collection』(2002年/3枚組仕様盤)
◉『Greatest Hits & More』(2010年)
◉『Maximum As & Bs』(2017年/BOX SET) etc.
(主な配信版)
◉『The Who Sell Out (Deluxe)』(moraハイレゾ版/2021年)
◉『The Who Sell Out (Super Deluxe)』(moraハイレゾ版/2021年)
[2] : Mono Version/Type-2
● ↑は便宜上表記ですので悪しからず。基本的に[1]とほぼ同じモノラル版ですが、音程(テープ・スピード)がやや低いほか、エンディングが僅かに長い。
● イントロ : 演奏の出だし(約3秒弱分)がカットされ、拍子木の音から始まる。
● 註 : 収録アルバムには"REMIXED STEREO VERSION OF THE MONO SINGLE"と表記されていますが、実際はモノラルで収録(↑で触れた通り、エンディングが僅かに長いだけで、Remixされた形跡は無し)。
(収録アルバム)
◉『The Kids Are Alright (Original Soundtrack)』(1979年)
[3] : Simulated Stereo Mix (疑似ステレオ)
● [1]を基に作成された疑似ステレオ版。
● "ステレオ効果"は殆ど無く、音揺れも感じられますが、いちおう右=低域/左=高域になっています。
(主な収録アルバム)
◉『Who's Greatest Hits』(アメリカMCA MCAD-1496)
◉『The Singles』(POCP-2351/1994年日本盤)
◉『Who's Better Who's Best』(1988年/UK及び日本盤/註:ブックレットではMONO表記)
◉『Thirty Years Of Maximum R&B』(1994年/BOX SET/註:箱には"Remixed"と誤表記)
◉『MY GENERATION-THE VERY BEST OF THE WHO』(1995年)
[4] : Stereo Version/Type-1
● ↑は便宜上表記ですので悪しからず。[1]とほぼ同じ長さのステレオ・ヴァージョン。
● イントロ : 演奏の出だし(約3秒弱分)がカットされ、拍子木の音から始まる。
(主な収録CD)
◉『Magic Bus』(各種CD)
◉『Who's Better, Who's Best』(MCAD-8031/アメリカMCA盤)
[5] : Stereo Version/Type-2 or Unedited Stereo Mix
● 些細な違い。冒頭(約3秒弱分)が未編集のステレオ・ヴァージョン。吐息が2回続いた後に拍子木が鳴り始める。
(主な収録CD)
◉『Meaty Beaty Big And Bouncy』(MCAD-37001/アメリカMCA盤CD)
(註 : 『Meaty Beaty Big And Bouncy』は、LP/CD及び配信版で一部使用音源/ミックスが異なりますので、探す際はご注意を。)
◉『The Ultimate Collection』(2002年)
◉『ゼン・アンド・ナウ1964-2004』(2004年)
◉『The Who Sell Out (Super Deluxe)』(Box Set/2021年)
[6] : Extended Version/Mono Mix (=Full Mono Version)
● トータル・タイムが約4分36秒のロング・ヴァージョン(註 : 盤によっては"Full Mono Version"と表記されているものも)。長さ以外にも細かな違いがあり、一つずつ触れていきます。
● イントロ : 冒頭は未編集。吐息が2回続いた後に拍子木が鳴り始める。
● 曲の長さ : ベーシック・トラック(基本演奏)はSingle Versionと同一で、(a)約1分35秒〜約2分11秒、(b)約2分20秒〜約2分34秒、(c)約4分12秒以降〜エンディングの3箇所を編集でカットすると、Single Versionと同じ長さになります(そこまで書かなくてもよかったか・・・(笑))。
● ロジャーのリード・ヴォーカル : 別テイクのダブルトラック・ヴォーカルで、"Single Version"とは対照的に丁寧に歌っている印象。このヴォーカル・パート、"Single Version"では曲後半以降のみ使用され、(Stereo版では左から聞こえる)、「Every day you'll see the dust〜っ♪」と歌っている部分がそれと思っていただけると。
恐らくこの"Extended Version"は、Single Versionの一歩前段階に作られたラフ・ミックスで、Single Versionで聴けるロジャーのリード・ヴォーカルが入っていないのはそのためではないかと(推測)。
● バック・コーラス : Single Versionよりもハッキリと聞こえ、リバーブ処理は無し。2パターン録音され、Single Versionでは要所で音量を調整したと思われます。
● エンディング : フェイド・アウトせず、演奏が終わるまで収録。
(主な収録CD)
◉『ゼン・アンド・ナウ1964-2004』(UICP-9007〜8/ボーナス・ディスク付き日本盤/2004年)
◉『ザ・シングルズ+10』(2011年及び2018年日本盤)
◉『The Who Hits 50!』(2014年)
◉『The Who Sell Out (Super Deluxe)』(Box Set/2021年)

[7] : Extended Version/Simulated Stereo Mix(Type-1)
● ↑は便宜上表記ですので悪しからず。[6]を基に作成された疑似ステレオ版(その1)で、1985年に編集盤で登場。
● ミックス : ステレオ感は薄く、軽く増幅させた印象。
(収録CD)
◉『THE WHO COLLECTION・VOLUME TWO』(フランスIMPRESSION RECORDS IMCD4-2)
[8] : Extended Version/Simulated Stereo Mix(Type-2)
● ↑は便宜上表記ですので悪しからず。[6]を基に作成された疑似ステレオ版(その2)で、1971年に編集盤LPで登場。
● イントロ : 冒頭約5秒分がカットされている。
● ミックス : 疑似ステレオ処理が[7]と異なり、右=高域/中央=中域/左=低域に調整。
(収録CD)
◉『ミーティ・ビーティ・ビッグ・アンド・バウンシィ』(UICP-93005/2007年日本盤CD)
[9] : Take 6
● 2021年に発掘された、別テイクの"Take 6"。
● リズム・ギターはアコースティックではなくエレクトリック12弦ギターを使用。Keith Moonは前半は拍子木を叩き、後半からドラムに切り替える。ピートのコーラスは後半で軽く入れる程度。
(収録アルバム)
◉『The Who Sell Out (Super Deluxe)』(Box Set/2021年)
"Someone's Coming"
ジョン・エントウィッスルの作品で、ヴォーカルはロジャー。イギリスではシングル「I Can See For Miles」(1967年11月)、アメリカでは「Magic Bus」(1968年7月)のB面で発表。ただしイギリス・アメリカで(主に)ヴォーカルのミックスが異なり、『Magic Bus』ではアメリカ用シングル・ヴァージョンで収録。
[1] : UK Single Mono Mix
● イギリス用Single Versionで、マスター・テープからの初デジタル化。
● ヴォーカルがほぼシングル・トラックのほか、ベースが大きめなのが特徴。
(収録アルバム)
◉『The Who Sell Out (Deluxe)』(2枚組Deluxe Edition/2009年版)
(主な配信版)
◉『The Who Sell Out (Super Deluxe)』(moraハイレゾ版/2021年版)
[2] : US Single Mono Mix
● アメリカ盤シングル「Magic Bus」(1968年7月)のB面で発表された音源。
● UK盤シングルとは異なり、ヴォーカルがダブル・トラック。
(主な収録CD)
◉『Magic Bus』(カナダMCA MCBBD-31333)
◉『レアリティーズVO.1&2』(1994年/※盤起こしで収録)
◉『フーズ・ミッシング&トゥーズ・ミッシング+11』(UICY-94786〜7/2011年紙ジャケット仕様日本盤)
◉『Maximum As & Bs』(2017年)
◉『The Who Sell Out (Deluxe)』(※2021年版CD)
(主な配信版)
◉『The Who Sell Out (Super Deluxe)』(moraハイレゾ版/2021年版)
[3] : US Simulated Stereo(疑似ステレオ)
[2]を基に作成された疑似ステレオ版。右=高域/左=低域に調整。
(主な収録CD)
◉『Magic Bus』(アメリカMCA MCAD-31333)
◉『マジック・バス〜ザ・フー・オン・ツアー』(ユニバーサル UICP-93003/2007年日本盤)
[4] : 1995 Stereo Mix/Type-1
● 1995年に初めてステレオ版が登場。
● 曲終了後、「John Mason's Cars (Rehearsal)」と題された未発表ジングルが入る。
(収録CD)
◉『The Who Sell Out』(1995年リミックス・リマスター盤)
[5] : 1995 Stereo Mix/Type-2
● 基本的には[4]と同一で、曲終了後に「Radio London Weather Word」と題された未発表ジングルが繋げられており、1995年盤とは別編集。
(収録アルバム)
◉『The Who Sell Out (Deluxe Edition)』(Deluxe Edition/※2009年版)
[6] : 1995 Stereo Mix/Type-3
● 基本的には[4]と同一で、未発表ジングル等は一切含まれていない状態の音源。
(主な収録アルバム)
◉『The Who Sell Out (Deluxe Edition)』(Deluxe Edition/※2021年版)
◉『The Who Sell Out (Super Deluxe)』(Box Set/2021年版)
"Doctor, Doctor"
ジョン・エントウィッスルの作品で、シングル「Picture Of Lily」(1967年4月)のB面。ちなみにステレオ・ミックスは無し(2020年現在)。
(各種ミックス)
[1] : Mono Mix
● 一般流通している、オリジナルのモノラル版。
(主な収録CD)
◉『レアリティーズVOL.1&2』(POCP-2350/1994年)
◉『Magic Bus』(MCBBD-31333/カナダMCA盤)
◉『ア・クイック・ワン+10』(POCP-7064/1995年リマスター盤)
◉『エキサイティング・ザ・フー』(UICY-93168/日本編集盤)
◉『ダイレクト・ヒッツ』(UICP-93004/2007年日本盤)
◉『フーズ・ミッシング&トゥーズ・ミッシング+11』(UICY-94786〜7/2011年紙ジャケット仕様日本盤)
◉『The Who Sell Out (Deluxe Edition)』(2021年Deluxe Edition)
◉『The Who Sell Out (Super Deluxe)』(Box Set/2021年)
◉『Maximum As & Bs』(2017年/Box Set)
[2] : Simulated Stereo Mix (疑似ステレオ1)
● 右=高域/左=低域に処理された疑似ステレオ版。
(主な収録CD)
◉『Magic Bus』(アメリカMCA MCAD-31333/1988年)
◉『マジック・バス〜ザ・フー・オン・ツアー』(Universal UICP-93003/2007年日本盤)
[3] : Duophonic Mix (疑似ステレオ2)
● [2]とは処理の異なる疑似ステレオ版。
● 右=高域/左=低域は[2]と同じですが、左右が微妙にずれて聞こえるのが特徴(ひょっとしたら3重になっている可能性も)。
(主な収録アルバム)
◉『ア・クイック・ワン+10』(Universal UICY-20182/2011年SHM-CDリミックス・リマスター盤)
"Bucket T."
イギリス盤EP『Ready Steady Who!』(1966年11月)収録曲で、キース・ムーンがリード・ヴォーカル。
この曲は60年代アメリカのデュオ"Jan & Dean"が『Dead Man's Curve / New Girl In School』(1964年)で発表したホッドロッド・ソングのカヴァーで、作者の一人・Roger ChristianはThe Beach Boys「Don't Worry Baby」「Little Deuce Coupe」等の作詞を手がけたラジオDJ。

(各種ミックス)
[1] : Mono Mix
● 一般流通している、オリジナルのモノラル版。
(主な収録CD)
◉『Magic Bus』(MCBBD-31333/カナダMCA盤CD)
◉『レアリティーズVOL.1&2』(ポリドール POCP-2350/1994年日本盤)
◉『ア・クイック・ワン+10』(POCP-7064/1995年リマスター盤)
◉『ア・クイック・ワン~コレクターズ・ボックス』(2008年/Box Set)
◉『ア・クイック・ワン~コレクターズ・エディション』(2012年/Deluxe Edition)
◉『Maximum As & Bs』(2017年/Box Set)
[2] : Simulated Stereo Mix (疑似ステレオ)
● 右=高域/左=低域に処理された疑似ステレオ版。
(主な収録CD)
◉『Magic Bus』(アメリカMCA MCAD-31333/1988年)
◉『マジック・バス〜ザ・フー・オン・ツアー』(Universal UICP-93003/2007年日本盤)
[3] : 2002 Stereo Mix/Type-1
● 2002年作成/2003年以降流通しているステレオ版。
● カウント : あり。
(主な収録アルバム)
◉『ア・クイック・ワン+10』(Universal UICY-20182/2011年SHM-CDリミックス・リマスター盤)
[4] : 2002 Stereo Mix/Type-2
● 些細な違い。[3]からカウントを削除したもの。
(主な収録アルバム)
◉『アイム・ア・ボーイ』(1967年/日本編集盤)
◉『ア・クイック・ワン~コレクターズ・ボックス』(2008年/Box Set)
◉『ア・クイック・ワン~コレクターズ・エディション』(2012年/Deluxe Edition)
"Picture Of Lily"
● 1967年4月発表のシングルA面曲(英4位/米51位)。「My Generation」とは別の尺度で男子の歌というか…(笑)
● 現在までStereo Mixのリリースは無し(2020年現在)。モノラルは2種類あり、曲中盤からリバーブの深さや音のバランスに違いが出てきます。『Magic Bus』では疑似ステレオ版で収録。
(各種ミックス)
[1] : Mono Single Mix
● イギリス・アメリカでシングル発売された、オリジナルのモノラル・ミックス。
● この後紹介する[4]とはテイク自体は同一で、約1分13秒以降のリバーブのかかり方、ヴォーカルの音量バランスが異なります。
● [1]では間奏直前の"Pictures Of Lily~っ♪"のコーラスが小さく、ラスト直前はリード・ヴォーカルが前に出てバック・コーラスは小さめなのが特徴。
(主な収録アルバム)
◉『Magic Bus』(MCBBD-31333/カナダMCA盤CD)
◉『Meaty Beaty Big And Bouncy』(MCAD-37001/アメリカMCA盤CD)
◉『Who's Better, Who's Best』(MCAD-8031/アメリカMCA盤)
◉『The Who Sell Out (Deluxe Edition)』(※2021年Deluxe Edition)
◉『The Who Sell Out (Super Deluxe)』(Box Set/2021年)

[2] : Simulated Stereo Mix (疑似ステレオ1)
● [1]のMONO版を基に、右=高域/左=低域に処理した疑似ステレオ版。
(主な収録CD)
◉『Magic Bus』(アメリカMCA MCAD-31333/1988年)
◉『マジック・バス〜ザ・フー・オン・ツアー』(Universal UICP-93003/2007年日本盤)
[3] : Simulated Stereo Mix (疑似ステレオ2)
● [1]のMONO版を基に作成された、2つ目の疑似ステレオ版。
● ミックス : ステレオ感は薄く、軽く増幅させた印象。
(収録CD)
◉『THE WHO COLLECTION・VOLUME ONE』(フランスIMPRESSION RECORDS IMCD4-1)
◉『MY GENERATION-THE VERY BEST OF THE WHO』(1995年)
[4] : Alternate Mix
● [1]のオリジナル・シングルとは別ミックス(モノラル)で、約1分13秒以降がテープ編集で別ミックスに差し替え。"別ミックス"とはいえ、こちらのほうが一般流通しています。
● 1分23秒 : ロジャーのヴォーカルにかかるリバーブの深さが異なる。
● 1分27秒 : 間奏直前の"Pictures Of Lily~っ♪"の部分、[1]はリバーブ無し→別ミックスでは深いリバーブがかかる。
● 間奏のホルン : [1]ではエコーの彼方から聞こえる感じ→"別ミックス"では後から少しずつ深いエコーがかかる。
● 2分27秒~エンディング : [1]ではリード・ヴォーカルが前面でバック・コーラスは控えめ。エンディングでギターを弾くのを止める音が入る→"別ミックス"では深いリバーブのかかったバック・コーラスが目立つ。
(主な収録CD)
◉『The Singles』(POCP-2351/1994年)
◉『Who's Better Who's Best』(1988年)
◉『The Ultimate Collection』(2002年)
◉『Greatest Hits & More』(2010年)
◉『The Who Hits 50!』(2014年)
◉『Maximum As & Bs』(2017年/Box Set) etc...

[5] : Duophonic Mix (疑似ステレオ2)
● "[4]Alternate Mix"を基に作成された、2つ目の疑似ステレオ版。
● 右=高域/左=低域は[3]と同じですが、左右が微妙にずれて聞こえるのが特徴(ひょっとしたら3重になっている可能性も)。
(主な収録CD)
◉『ミーティ・ビーティ・ビッグ・アンド・バウンシィ』(UICP-93005/2007年日本盤CD)
(2004年3月9日の記事を再構成/更新 : 2007年7月25日, 2020年1月22,25日, 2021年4月27日, 2022年1月4日, 2025年5月3日)
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1. Disguises (Pete Townshend)
2. Run Run Run (Stereo Version) (Pete Townshend)
3. Dr. Jekyll And Mr. Hyde (US Single Version) (John Entwistle)
4. I Can't Reach You (Pete Townshend)
5. Our Love Was (Pete Townshend)
6. Call Me Lightning (Pete Townshend)
(LP Side 2)
7. Magic Bus (Stereo Mix) (Pete Townshend)
8. Someone's Coming (US Single Version) (John Entwistle)
9. Doctor, Doctor (John Entwistle)
10. Bucket T. (Dean Torrence / Don Altfeld / Roger Christian)
11. Picture Of Lily (Pete Townshend)
The Who
● Roger Daltrey (Vocals)
● Pete Townshend (Guitar, Keyboards, Lead Vocals on 4,5)
● John Entwistle (Bass, Horns, Lead Vocals on 3,9)
● Keith Moon (Drums, Lead Vocals on 10)
● Producer : Kit Lambert /Executive Producer : Chris Stamp
● Release (US) : September 1968
[1 : 初のアメリカ編集盤]
The Whoのオリジナル・アルバムが出なかった1968年、代わりに各国で編集盤がリリースされています。本作『Magic Bus-The Who On Tour』は1968年9月にアメリカでリリースされ、全米第39位にランク・イン。
当時の最新シングル「Magic Bus」(1968年7月/全米第25位)をメインに、シングル6曲(3,6,7,8,9,11)、イギリス盤EP『Ready Steady Who!』(1966年11月)から2曲(1,10)、さらに既発アルバムから2,4,5が加えられ、(アーティストの意向とは無関係に出される)アメリカ編集盤あるあるというか、ストーンズの『Flowers』(1967年6月)にも通ずるごった煮感が満載。翌年以降は方向性が大きく変化するので、この時点までのポップ・ナンバーをコンパクトにまとめた側面も。
補足 : 5曲目は、アメリカ盤のみ「Our Love Was,Is」に表記変更されています(理由不明)。音源は冒頭のジングルがカットされた以外は通常Stereo Mixと同じ。
[2 : 各種CD]
現在まで確認されているのは①アメリカ盤、②カナダ盤、③日本盤の3種類(註 : 個人的把握内)。使用音源は3種共に微妙に異なります。
[① 1988年アメリカ盤/MCA MCAD-31333]
● 1988年にアメリカMCAレーベルから発売された初盤CD
● 表ジャケット : 上部の"BUS"と"THE"の間の●、"STEREO"の文字が削除されたほか、"BUS"の文字色が紫から水色に変更。
● プラ・ケース側のインデックス・カードは、紫色のグラデーションが特徴。
● 音源 : 2,7はStereo Mix、他は右=高域/左=低域の疑似ステレオ版(註:②では変更あり)。で、これは余計ですが…現代の新譜の音を聴き慣れていると、はるか昔の録音に感じるかも(曲の良し悪し以前に、60年代と現代では録音方法も質感も違うのは前もって知った方がいいかな…と)。
● 音源 : ②③と共通する点として、3「Dr. Jekyll And Mr. Hide」8「Someone's Coming」は、アメリカ盤用のSingle Versionで収録。イギリス盤シングルとはミックスやヴァージョンが微妙に異なります。
[② カナダ盤/MCA MCBBD-31333]
● 正確な時期は判りませんが、90年代後半にカナダのMCAから発売されたCD。
● 変更点1 : 品番が①と微妙に異なり、"MCBBD"となっています。また、表ジャケット右下の品番表記は、アメリカ盤は白抜き文字だったのに対し、黒字に変更(よく見ると、タイヤに以前の番号を消した跡がある)。
● 変更点2 : アメリカ盤で疑似ステレオだった曲は、モノラル・ミックスに差替え(該当曲は1,3,6,8,9,10,11)。
● 変更点3 : 6「Call Me Lightning」はリード・ギターが無い別ヴァージョンで収録。
[③ 2007年日本盤『マジック・バス〜ザ・フー・オン・ツアー』/Universal UICP-93003]
● 2007年7月25日発売の日本盤CD。
(引用 : 帯に記載のインフォメーションより)
● LPも含めて国内初登場となる、米編集盤『Magic Bus The Who On Tour』(1968)を、米1stプレスの仕様で復刻。
● 当時のモノラル盤も確認されているが、今回は広く流通していたステレオ・ミックスを採用。本作でのみアルバム化されていた「ジキルとハイド」のUSヴァージョンが貴重。
● US所有のマスターより24bitリマスタリング。
● 解説・歌詞・対訳付
● 初回限定盤
(その他)
● 音源 : Stereo Mix(2,7)と疑似ステレオ(1,3,6,8,9,10,11)が混在。
● ジャケット : LPのデザインをミニチュア化した"紙ジャケット"仕様。
● 帯 : 1968年当時に本作の日本盤は未発売だったため、『マイ・ジェネレイション』の60年代日本盤帯のデザインをヒントに(それっぽく作ってみました的に)新規作成。
[3 : 各種ヴァージョン/ミックス]
このコーナーではアルバム『Magic Bus』収録曲のヴァージョン/ミックスについて、個人的把握内で触れていきます。(ただの羅列なので)無理に知る必要もありませんが、手持ちの音源で何か気になった点が出てきた際に読んでいただけると幸いです。
"Disguises"
イギリス盤EP『Ready Steady Who!』(1966年11月)より。『Magic Bus』では疑似ステレオ・ミックスで収録。
(各種ミックス)
[1] : Mono Mix
● 一般流通している、オリジナルのモノラル版。
● フェイド・アウトがStereo版より早い。
(主な収録CD)
◉『レアリティーズVOL.1&2』(ポリドール POCP-2350/1994年)
◉『ア・クイック・ワン+10』(POCP-7064/1995年リマスター盤)
◉『ア・クイック・ワン~コレクターズ・ボックス』(2008年/Box Set)
◉『ア・クイック・ワン~コレクターズ・エディション』(2012年/Deluxe Edition)
◉『Maximum As & Bs』(2017年/Box Set)
[2] : Simulated Stereo Mix (疑似ステレオ)
● "Simulated Stereo"は疑似ステレオ版の事。モノラル音源を基に、右=高域/左=低域に聞こえる処理が施されています。なお疑似ステレオについてはこちらでも取り上げています。
https://benice.blog.fc2.com/blog-entry-2582.html
(主な収録CD)
◉『Magic Bus』(アメリカMCA MCAD-31333/1988年)
◉『マジック・バス〜ザ・フー・オン・ツアー』(Universal UICP-93003/2007年)
[3] : Stereo Mix
● 日本及びヨーロッパ圏で流通していたステレオ版。
● MONO版よりフェイド・アウトが長い。
(主な収録アルバム)
◉『アイム・ア・ボーイ』(1967年/日本編集盤)
◉『ア・クイック・ワン~コレクターズ・ボックス』(2008年/Box Set)
◉『ア・クイック・ワン~コレクターズ・エディション』(2012年/Deluxe Edition)
◉『ア・クイック・ワン+10』(Universal UICY-20182/2011年SHM-CDリミックス・リマスター盤)
(註 : 日本盤『ア・クイック・ワン+10』は1995年盤と2011年盤で使用音源が異なりますのでご注意を。→『A Quick One』参照)
"Run Run Run"
アメリカ盤『Happy Jack』及び日本編集盤『アイム・ア・ボーイ』(1967年)などに収録されていたOriginal Stereo Mixで収録(→『A Quick One』参照)。
"Dr. Jekyll And Mr. Hyde"
ジョン・エントウィッスル独特のホラー調の作品で、1968年にシングルB面で発表。イギリス・アメリカでそれぞれ異なるヴァージョンが発表されています。『Magic Bus』ではアメリカ用シングル・ヴァージョンで収録。
(各種ミックス)
[1] : US Mono Single Version
● アメリカ用のシングル・ヴァージョン(モノラル)。
● [3]のUK版と比べ、ヴォーカルが前に出ている代わりにドラムは小さめ。
● [3]で聴けるギターのエンディングが入っていない。
(主な収録CD)
◉『Magic Bus』(MCBBD-31333/カナダMCA盤CD)
◉『フーズ・ミッシング&トゥーズ・ミッシング+11』(UICY-94786〜7/2011年紙ジャケット仕様日本盤)
◉『Maximum As & Bs』(2017年/Box Set)
(配信版)
◉『The Who Sell Out (Super Deluxe)』(moraハイレゾ版)
[2] : Simulated Stereo Mix (疑似ステレオ)
● [1]のUS版を疑似ステレオ化した音源。右=高域/左=低域に処理。
(主な収録CD)
◉『Magic Bus』(アメリカMCA MCAD-31333/1988年)
◉『マジック・バス〜ザ・フー・オン・ツアー』(Universal UICP-93003/2007年)
[3] : UK Mono Single Version
● イギリス盤シングル「Magic Bus」(1968年11月)のB面で初出の別ヴァージョン。
● 冒頭 : [1][2]では最初の「Hyde〜っ♪」からデスボイス(?)が入りますが、[3]では2度目から入る。
● ベース/ドラム/間奏のホルンの音量が[1][2]より大きく、深いリバーブがかけられている。
● 曲後半で不気味な笑い声が入る。
● エンディング : [1][2]と異なり、ギター・ソロで曲が終わる。
(主な収録CD)
◉『レアリティーズVOL.1&2』(POCP-2350/1994年)
◉『フーズ・ミッシング&トゥーズ・ミッシング+11』(UICY-94786〜7/2011年紙ジャケット仕様日本盤)
◉『Maximum As & Bs』(2017年/Box Set)
◉『The Who Sell Out (Super Deluxe)』(2021年/Box Set)
[4] : Mr. Hyde (aka ‘Dr. Jekyll And Mr Hyde’)
● 2018年作成・2021年発表の別ヴァージョン(Take 7)。
● バック・コーラスやホルンなど、細かなオーヴァー・ダビングが施される前段階のマルチトラックからステレオ・ミックス化されたようです。
● 2種類のリード・ヴォーカルは左右に振り分けられている。
(主な収録アルバム)
◉『The Who Sell Out (Super Deluxe)』(2021年/Box Set)
[5] : 2018 mix
● 2018年作成・2021年発表のステレオ・ミックス。
● 冒頭 : 「Hyde〜っ♪」のデスボイス(?)は最初から入る。
● 後半の笑い声が[3]よりも大きく+やや長く入る。
(主な収録アルバム)
◉『The Who Sell Out (Super Deluxe)』(2021年/Box Set)
"I Can't Reach You"
"Our Love Was"
2曲共にアルバム『The Who Sell Out』(1967年12月)より、Original Stereo Mixから曲前後のジングルをカットした状態で収録(→『The Who Sell Out (Part 2)』参照)。
"Call Me Lightning"
1968年3月にアメリカ先行でシングル発表され、全米第40位にランク・イン。
(各種ミックス)
[1] : US Mono Single Mix
●リード・ギターの無いヴァージョン。というより加える前の段階とも言えそう。
(主な収録CD)
◉『Magic Bus』(MCBBD-31333/カナダMCA盤)
◉『フーズ・ミッシング&トゥーズ・ミッシング+11』(UICY-94786〜7/2011年紙ジャケット仕様日本盤)
[2] : UK Mono Single Mix
● 一般流通している、モノラルのシングル・ヴァージョン。
● リード・ギター : 有り。
(主な収録CD)
◉『レアリティーズVOL.1&2』(POCP-2350/1994年)
◉『ダイレクト・ヒッツ』(UICP-93004/2007年日本盤)
◉『The Who Hits 50!』(2014年)
◉『Maximum As & Bs』(Box Set/2017年)
◉『Essential』(3枚組編集盤/2020年)
◉『The Who Sell Out (Super Deluxe)』(Box Set/2021年)
[3] : Simulated Stereo Mix (疑似ステレオ1)
● [2]のMONO版を基に、右=高域/左=低域に処理した疑似ステレオ版。
(主な収録CD)
◉『Magic Bus』(アメリカMCA MCAD-31333/1988年)
◉『マジック・バス〜ザ・フー・オン・ツアー』(Universal UICP-93003/2007年日本盤)
[4] : Duophonic Mix (疑似ステレオ2)
● [3]とは処理が異なる、2つ目の疑似ステレオ版。
● 右=高域/左=低域は[3]と同じですが、左右が微妙にずれて聞こえるのが特徴(ひょっとしたら3重になっている可能性も)。
● 他のミックスより音程(テープ・スピード)が速くなっている。
(主な収録CD)
◉『The Ultimate Collection』(2002年)
[5] : 1994 Stereo Mix
● 1994年に初ステレオ化。
● 配置 : 音の大部分は中央、リード・ギターは右やや中央寄りに配置。そのためステレオ感は低い。
● エンディング : 他のミックスよりフェイド・アウトが早い。
(主な収録CD)
◉『Thirty Years Of Maximum R&B』(BOX SET/1994年)
[6] : 2018 Stereo Mix
● 2018年作成・2021年発表のステレオ・ミックス2つ目。
● 配置 : 音の大部分は中央、リード・ギターは右。恐らく何度か音をまとめながらダビングしていたら、最終的に基本部分とリード・ギターが分離した2-Track状態で、こういうミックスしか作れなかった可能性も。
● エンディング : [5]とは異なり、Single Versionとほぼ同じ長さでフェイド・アウトする。
(収録アルバム)
◉『The Who Sell Out (Super Deluxe)』(2021年/Box Set)
[7] : Lightning (aka 'Call Me Lightning') (Take 1 & 8)
● 2021年発掘のアウトテイク。
● 前半2分 : Backing Trackのみの"Take 1"。間奏ソロがベースではなくギター。
● 後半 : Basic Trackの"Take 5"。細かな特徴があるので一つずつ挙げてみます。
(1) : 基本演奏部分はリリース版と同一。
(2) : リリース版よりピッチが遅い(もし聴いても同一テイクに思えない場合は、ピッチを75くらい上げて聴いてください)。
(3) : バンジョーが大きめに聞こえる(モノラルだと埋もれ過ぎてこれを聞くまで存在に気付かなかった…(笑))。
(4) : 間奏のベース・ソロが別テイク。また、左側でハーモニカらしき音が小さく入る。
(5) : リリース版ではフェイド・アウトしてしまう以降も演奏は続き、即興が続いて演奏が止まる。
(6) : この音源に含まれていない音=間奏のベース・ソロ(別テイク)/追加分のバック・コーラス/追加分のリード・ギター。
(収録アルバム)
◉『The Who Sell Out (Super Deluxe)』(2021年/Box Set)
"Magic Bus"
● 「Magic Bus」は先にThe Pudding版が1967年4月に発表され、その後The Who版が1968年7月にアメリカでシングル発売(第25位)。イギリスでは11月発売で第26位にランク・イン。
● ヴァージョン : 長さが異なる2種類のヴァージョンがあり、さらに細かなミックス違い、イントロの長さが異なるものが複数存在します。アルバム『Magic Bus』では(シングルとほぼ同じ長さの)ステレオ・ミックスで収録。
(各種ミックス)
[1] : Mono Single Version
● シングルで発表された、オリジナルのモノラル・ヴァージョン (註 : 収録アルバムによってヴァージョン表記が異なる or 無記名な場合があり、2021年4月現在では"US / UK Mono Version"と表記されているものもあります)。
● 各種ヴァージョンで最も短く、トータル・タイムは約3分18秒。
● イントロ : 演奏の出だし(約3秒弱分)がカットされ、拍子木の音から始まる。
(主な収録CD)
◉『The Ultimate Collection』(2002年/3枚組仕様盤)
◉『Greatest Hits & More』(2010年)
◉『Maximum As & Bs』(2017年/BOX SET) etc.
(主な配信版)
◉『The Who Sell Out (Deluxe)』(moraハイレゾ版/2021年)
◉『The Who Sell Out (Super Deluxe)』(moraハイレゾ版/2021年)
[2] : Mono Version/Type-2
● ↑は便宜上表記ですので悪しからず。基本的に[1]とほぼ同じモノラル版ですが、音程(テープ・スピード)がやや低いほか、エンディングが僅かに長い。
● イントロ : 演奏の出だし(約3秒弱分)がカットされ、拍子木の音から始まる。
● 註 : 収録アルバムには"REMIXED STEREO VERSION OF THE MONO SINGLE"と表記されていますが、実際はモノラルで収録(↑で触れた通り、エンディングが僅かに長いだけで、Remixされた形跡は無し)。
(収録アルバム)
◉『The Kids Are Alright (Original Soundtrack)』(1979年)
[3] : Simulated Stereo Mix (疑似ステレオ)
● [1]を基に作成された疑似ステレオ版。
● "ステレオ効果"は殆ど無く、音揺れも感じられますが、いちおう右=低域/左=高域になっています。
(主な収録アルバム)
◉『Who's Greatest Hits』(アメリカMCA MCAD-1496)
◉『The Singles』(POCP-2351/1994年日本盤)
◉『Who's Better Who's Best』(1988年/UK及び日本盤/註:ブックレットではMONO表記)
◉『Thirty Years Of Maximum R&B』(1994年/BOX SET/註:箱には"Remixed"と誤表記)
◉『MY GENERATION-THE VERY BEST OF THE WHO』(1995年)
[4] : Stereo Version/Type-1
● ↑は便宜上表記ですので悪しからず。[1]とほぼ同じ長さのステレオ・ヴァージョン。
● イントロ : 演奏の出だし(約3秒弱分)がカットされ、拍子木の音から始まる。
(主な収録CD)
◉『Magic Bus』(各種CD)
◉『Who's Better, Who's Best』(MCAD-8031/アメリカMCA盤)
[5] : Stereo Version/Type-2 or Unedited Stereo Mix
● 些細な違い。冒頭(約3秒弱分)が未編集のステレオ・ヴァージョン。吐息が2回続いた後に拍子木が鳴り始める。
(主な収録CD)
◉『Meaty Beaty Big And Bouncy』(MCAD-37001/アメリカMCA盤CD)
(註 : 『Meaty Beaty Big And Bouncy』は、LP/CD及び配信版で一部使用音源/ミックスが異なりますので、探す際はご注意を。)
◉『The Ultimate Collection』(2002年)
◉『ゼン・アンド・ナウ1964-2004』(2004年)
◉『The Who Sell Out (Super Deluxe)』(Box Set/2021年)
[6] : Extended Version/Mono Mix (=Full Mono Version)
● トータル・タイムが約4分36秒のロング・ヴァージョン(註 : 盤によっては"Full Mono Version"と表記されているものも)。長さ以外にも細かな違いがあり、一つずつ触れていきます。
● イントロ : 冒頭は未編集。吐息が2回続いた後に拍子木が鳴り始める。
● 曲の長さ : ベーシック・トラック(基本演奏)はSingle Versionと同一で、(a)約1分35秒〜約2分11秒、(b)約2分20秒〜約2分34秒、(c)約4分12秒以降〜エンディングの3箇所を編集でカットすると、Single Versionと同じ長さになります(そこまで書かなくてもよかったか・・・(笑))。
● ロジャーのリード・ヴォーカル : 別テイクのダブルトラック・ヴォーカルで、"Single Version"とは対照的に丁寧に歌っている印象。このヴォーカル・パート、"Single Version"では曲後半以降のみ使用され、(Stereo版では左から聞こえる)、「Every day you'll see the dust〜っ♪」と歌っている部分がそれと思っていただけると。
恐らくこの"Extended Version"は、Single Versionの一歩前段階に作られたラフ・ミックスで、Single Versionで聴けるロジャーのリード・ヴォーカルが入っていないのはそのためではないかと(推測)。
● バック・コーラス : Single Versionよりもハッキリと聞こえ、リバーブ処理は無し。2パターン録音され、Single Versionでは要所で音量を調整したと思われます。
● エンディング : フェイド・アウトせず、演奏が終わるまで収録。
(主な収録CD)
◉『ゼン・アンド・ナウ1964-2004』(UICP-9007〜8/ボーナス・ディスク付き日本盤/2004年)
◉『ザ・シングルズ+10』(2011年及び2018年日本盤)
◉『The Who Hits 50!』(2014年)
◉『The Who Sell Out (Super Deluxe)』(Box Set/2021年)
[7] : Extended Version/Simulated Stereo Mix(Type-1)
● ↑は便宜上表記ですので悪しからず。[6]を基に作成された疑似ステレオ版(その1)で、1985年に編集盤で登場。
● ミックス : ステレオ感は薄く、軽く増幅させた印象。
(収録CD)
◉『THE WHO COLLECTION・VOLUME TWO』(フランスIMPRESSION RECORDS IMCD4-2)
[8] : Extended Version/Simulated Stereo Mix(Type-2)
● ↑は便宜上表記ですので悪しからず。[6]を基に作成された疑似ステレオ版(その2)で、1971年に編集盤LPで登場。
● イントロ : 冒頭約5秒分がカットされている。
● ミックス : 疑似ステレオ処理が[7]と異なり、右=高域/中央=中域/左=低域に調整。
(収録CD)
◉『ミーティ・ビーティ・ビッグ・アンド・バウンシィ』(UICP-93005/2007年日本盤CD)
[9] : Take 6
● 2021年に発掘された、別テイクの"Take 6"。
● リズム・ギターはアコースティックではなくエレクトリック12弦ギターを使用。Keith Moonは前半は拍子木を叩き、後半からドラムに切り替える。ピートのコーラスは後半で軽く入れる程度。
(収録アルバム)
◉『The Who Sell Out (Super Deluxe)』(Box Set/2021年)
"Someone's Coming"
ジョン・エントウィッスルの作品で、ヴォーカルはロジャー。イギリスではシングル「I Can See For Miles」(1967年11月)、アメリカでは「Magic Bus」(1968年7月)のB面で発表。ただしイギリス・アメリカで(主に)ヴォーカルのミックスが異なり、『Magic Bus』ではアメリカ用シングル・ヴァージョンで収録。
[1] : UK Single Mono Mix
● イギリス用Single Versionで、マスター・テープからの初デジタル化。
● ヴォーカルがほぼシングル・トラックのほか、ベースが大きめなのが特徴。
(収録アルバム)
◉『The Who Sell Out (Deluxe)』(2枚組Deluxe Edition/2009年版)
(主な配信版)
◉『The Who Sell Out (Super Deluxe)』(moraハイレゾ版/2021年版)
[2] : US Single Mono Mix
● アメリカ盤シングル「Magic Bus」(1968年7月)のB面で発表された音源。
● UK盤シングルとは異なり、ヴォーカルがダブル・トラック。
(主な収録CD)
◉『Magic Bus』(カナダMCA MCBBD-31333)
◉『レアリティーズVO.1&2』(1994年/※盤起こしで収録)
◉『フーズ・ミッシング&トゥーズ・ミッシング+11』(UICY-94786〜7/2011年紙ジャケット仕様日本盤)
◉『Maximum As & Bs』(2017年)
◉『The Who Sell Out (Deluxe)』(※2021年版CD)
(主な配信版)
◉『The Who Sell Out (Super Deluxe)』(moraハイレゾ版/2021年版)
[3] : US Simulated Stereo(疑似ステレオ)
[2]を基に作成された疑似ステレオ版。右=高域/左=低域に調整。
(主な収録CD)
◉『Magic Bus』(アメリカMCA MCAD-31333)
◉『マジック・バス〜ザ・フー・オン・ツアー』(ユニバーサル UICP-93003/2007年日本盤)
[4] : 1995 Stereo Mix/Type-1
● 1995年に初めてステレオ版が登場。
● 曲終了後、「John Mason's Cars (Rehearsal)」と題された未発表ジングルが入る。
(収録CD)
◉『The Who Sell Out』(1995年リミックス・リマスター盤)
[5] : 1995 Stereo Mix/Type-2
● 基本的には[4]と同一で、曲終了後に「Radio London Weather Word」と題された未発表ジングルが繋げられており、1995年盤とは別編集。
(収録アルバム)
◉『The Who Sell Out (Deluxe Edition)』(Deluxe Edition/※2009年版)
[6] : 1995 Stereo Mix/Type-3
● 基本的には[4]と同一で、未発表ジングル等は一切含まれていない状態の音源。
(主な収録アルバム)
◉『The Who Sell Out (Deluxe Edition)』(Deluxe Edition/※2021年版)
◉『The Who Sell Out (Super Deluxe)』(Box Set/2021年版)
"Doctor, Doctor"
ジョン・エントウィッスルの作品で、シングル「Picture Of Lily」(1967年4月)のB面。ちなみにステレオ・ミックスは無し(2020年現在)。
(各種ミックス)
[1] : Mono Mix
● 一般流通している、オリジナルのモノラル版。
(主な収録CD)
◉『レアリティーズVOL.1&2』(POCP-2350/1994年)
◉『Magic Bus』(MCBBD-31333/カナダMCA盤)
◉『ア・クイック・ワン+10』(POCP-7064/1995年リマスター盤)
◉『エキサイティング・ザ・フー』(UICY-93168/日本編集盤)
◉『ダイレクト・ヒッツ』(UICP-93004/2007年日本盤)
◉『フーズ・ミッシング&トゥーズ・ミッシング+11』(UICY-94786〜7/2011年紙ジャケット仕様日本盤)
◉『The Who Sell Out (Deluxe Edition)』(2021年Deluxe Edition)
◉『The Who Sell Out (Super Deluxe)』(Box Set/2021年)
◉『Maximum As & Bs』(2017年/Box Set)
[2] : Simulated Stereo Mix (疑似ステレオ1)
● 右=高域/左=低域に処理された疑似ステレオ版。
(主な収録CD)
◉『Magic Bus』(アメリカMCA MCAD-31333/1988年)
◉『マジック・バス〜ザ・フー・オン・ツアー』(Universal UICP-93003/2007年日本盤)
[3] : Duophonic Mix (疑似ステレオ2)
● [2]とは処理の異なる疑似ステレオ版。
● 右=高域/左=低域は[2]と同じですが、左右が微妙にずれて聞こえるのが特徴(ひょっとしたら3重になっている可能性も)。
(主な収録アルバム)
◉『ア・クイック・ワン+10』(Universal UICY-20182/2011年SHM-CDリミックス・リマスター盤)
"Bucket T."
イギリス盤EP『Ready Steady Who!』(1966年11月)収録曲で、キース・ムーンがリード・ヴォーカル。
この曲は60年代アメリカのデュオ"Jan & Dean"が『Dead Man's Curve / New Girl In School』(1964年)で発表したホッドロッド・ソングのカヴァーで、作者の一人・Roger ChristianはThe Beach Boys「Don't Worry Baby」「Little Deuce Coupe」等の作詞を手がけたラジオDJ。
(各種ミックス)
[1] : Mono Mix
● 一般流通している、オリジナルのモノラル版。
(主な収録CD)
◉『Magic Bus』(MCBBD-31333/カナダMCA盤CD)
◉『レアリティーズVOL.1&2』(ポリドール POCP-2350/1994年日本盤)
◉『ア・クイック・ワン+10』(POCP-7064/1995年リマスター盤)
◉『ア・クイック・ワン~コレクターズ・ボックス』(2008年/Box Set)
◉『ア・クイック・ワン~コレクターズ・エディション』(2012年/Deluxe Edition)
◉『Maximum As & Bs』(2017年/Box Set)
[2] : Simulated Stereo Mix (疑似ステレオ)
● 右=高域/左=低域に処理された疑似ステレオ版。
(主な収録CD)
◉『Magic Bus』(アメリカMCA MCAD-31333/1988年)
◉『マジック・バス〜ザ・フー・オン・ツアー』(Universal UICP-93003/2007年日本盤)
[3] : 2002 Stereo Mix/Type-1
● 2002年作成/2003年以降流通しているステレオ版。
● カウント : あり。
(主な収録アルバム)
◉『ア・クイック・ワン+10』(Universal UICY-20182/2011年SHM-CDリミックス・リマスター盤)
[4] : 2002 Stereo Mix/Type-2
● 些細な違い。[3]からカウントを削除したもの。
(主な収録アルバム)
◉『アイム・ア・ボーイ』(1967年/日本編集盤)
◉『ア・クイック・ワン~コレクターズ・ボックス』(2008年/Box Set)
◉『ア・クイック・ワン~コレクターズ・エディション』(2012年/Deluxe Edition)
"Picture Of Lily"
● 1967年4月発表のシングルA面曲(英4位/米51位)。「My Generation」とは別の尺度で男子の歌というか…(笑)
● 現在までStereo Mixのリリースは無し(2020年現在)。モノラルは2種類あり、曲中盤からリバーブの深さや音のバランスに違いが出てきます。『Magic Bus』では疑似ステレオ版で収録。
(各種ミックス)
[1] : Mono Single Mix
● イギリス・アメリカでシングル発売された、オリジナルのモノラル・ミックス。
● この後紹介する[4]とはテイク自体は同一で、約1分13秒以降のリバーブのかかり方、ヴォーカルの音量バランスが異なります。
● [1]では間奏直前の"Pictures Of Lily~っ♪"のコーラスが小さく、ラスト直前はリード・ヴォーカルが前に出てバック・コーラスは小さめなのが特徴。
(主な収録アルバム)
◉『Magic Bus』(MCBBD-31333/カナダMCA盤CD)
◉『Meaty Beaty Big And Bouncy』(MCAD-37001/アメリカMCA盤CD)
◉『Who's Better, Who's Best』(MCAD-8031/アメリカMCA盤)
◉『The Who Sell Out (Deluxe Edition)』(※2021年Deluxe Edition)
◉『The Who Sell Out (Super Deluxe)』(Box Set/2021年)
[2] : Simulated Stereo Mix (疑似ステレオ1)
● [1]のMONO版を基に、右=高域/左=低域に処理した疑似ステレオ版。
(主な収録CD)
◉『Magic Bus』(アメリカMCA MCAD-31333/1988年)
◉『マジック・バス〜ザ・フー・オン・ツアー』(Universal UICP-93003/2007年日本盤)
[3] : Simulated Stereo Mix (疑似ステレオ2)
● [1]のMONO版を基に作成された、2つ目の疑似ステレオ版。
● ミックス : ステレオ感は薄く、軽く増幅させた印象。
(収録CD)
◉『THE WHO COLLECTION・VOLUME ONE』(フランスIMPRESSION RECORDS IMCD4-1)
◉『MY GENERATION-THE VERY BEST OF THE WHO』(1995年)
[4] : Alternate Mix
● [1]のオリジナル・シングルとは別ミックス(モノラル)で、約1分13秒以降がテープ編集で別ミックスに差し替え。"別ミックス"とはいえ、こちらのほうが一般流通しています。
● 1分23秒 : ロジャーのヴォーカルにかかるリバーブの深さが異なる。
● 1分27秒 : 間奏直前の"Pictures Of Lily~っ♪"の部分、[1]はリバーブ無し→別ミックスでは深いリバーブがかかる。
● 間奏のホルン : [1]ではエコーの彼方から聞こえる感じ→"別ミックス"では後から少しずつ深いエコーがかかる。
● 2分27秒~エンディング : [1]ではリード・ヴォーカルが前面でバック・コーラスは控えめ。エンディングでギターを弾くのを止める音が入る→"別ミックス"では深いリバーブのかかったバック・コーラスが目立つ。
(主な収録CD)
◉『The Singles』(POCP-2351/1994年)
◉『Who's Better Who's Best』(1988年)
◉『The Ultimate Collection』(2002年)
◉『Greatest Hits & More』(2010年)
◉『The Who Hits 50!』(2014年)
◉『Maximum As & Bs』(2017年/Box Set) etc...
[5] : Duophonic Mix (疑似ステレオ2)
● "[4]Alternate Mix"を基に作成された、2つ目の疑似ステレオ版。
● 右=高域/左=低域は[3]と同じですが、左右が微妙にずれて聞こえるのが特徴(ひょっとしたら3重になっている可能性も)。
(主な収録CD)
◉『ミーティ・ビーティ・ビッグ・アンド・バウンシィ』(UICP-93005/2007年日本盤CD)
(2004年3月9日の記事を再構成/更新 : 2007年7月25日, 2020年1月22,25日, 2021年4月27日, 2022年1月4日, 2025年5月3日)
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