アートフェア東京
基本資料 | |
名称 | アートフェア東京 |
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別名・通称 | ART FAIR TOKYO |
分類 | イベント |
代表者 | 北島輝一 |
設立年 | 2005年 |
騒動との関連 | 鞠遊事件のきっかけ。唐澤貴洋の恐喝による刑事告訴疑惑が浮上する。 |
公式サイト | https://artfairtokyo.com/ |
関係者 | |
アートフェア東京(あーとふぇあとうきょう)とは、日本最大級の国際的なアートフェアである。
概要
アートフェア東京は2005年から開催されており、2016年は第10回、2025年は第19回として、3月7日から3月9日の間東京国際フォーラムで開催された。アートフェア東京は、古美術・工芸から、日本画・近代美術・現代アートまで、幅広い美術作品が展示されるフェアとして、日本最大級の国際的なアートフェアと称されている。
唐澤貴洋はアートフェア東京2016に初めて訪れ、坂根輝美の絵画「鞠遊」を購入し、同イベントの冊子に掲載される。ブツブツ鬼ヶ島などのオブジェを購入したのもこのイベントがきっかけとされる。
この一大イベントの運営会社は「エートーキョー株式会社」(東京都千代田区神田錦町2-2-1 KANDASQUARE 11F)[2]で、現代表は北島輝一(2011年10月~)である[3]。高野三千彦が代表を務める「株式会社ケイ・スリー・クリエーション」(東京都港区芝大門2-1-15 羽織屋ビル5F)[4]は展示会やイベントの企画・設計・施工・管理・コンサルティングをしており、 アートフェア東京の基礎工事を担当したことが実績として挙げられている[5]。
唐澤貴洋による恐喝
唐澤貴洋、北島輝一、高野三千彦の3名が2024年11月26日、茨城県稲敷警察署に刑事告訴されたとの文書、告訴状の写し等が出回ってることを告発するブログが教徒により発見されたことで唐澤貴洋が恐喝未遂で刑事告訴された疑惑が浮上した。
恐喝を受けたとされているのが告訴人の「株式会社アサヒヤ」(茨城県稲敷市柴崎8686-3)[6]代表の大塚則昭であり、貸倉庫業を営んでおり、アート東京の依頼でアートフェアに使う各ブースを仕切るパネルを預かっていた。エートーキョーの北島輝一がアートフェア東京の乗っ取り画策したために、旧運営・主催である「一般社団法人アート東京」と「エートーキョー」の間でトラブルになった。大塚氏は解決するまでの間、どちらにもパネルを引き渡さなかった。最終的にエートーキョーからパネルを引き渡せとの仮処分命令が昨年9月に出されたが、仮処分前の昨年2月19日に唐澤貴洋が大塚氏の携帯電話に、身分も名乗らず、「この野郎!早くパネル渡せ!」「渡さないと、2億数千万円の損賠賠償だ!」旨、語気鋭く申し向けてパネルの引き渡しを要求(=恐喝)をした[7]。大塚氏は唐澤貴洋の要求に応じなかったためその目的を遂げれなかった(恐喝未遂の成立)。唐澤貴洋はエートーキョーの顧問弁護士をしており、北島氏の依頼を受けそのような行為に及んだと考えられる。脅迫電話の際、北島氏の声も聞こえていたという。
東京国際フォーラムで開催のアートフェア東京を巡る刑事事件(魚拓)(告発ブログ) 東京都が保有する東京国際フォーラムで、令和7年3月7日から9日まで開催が予定されている「アートフェア東京」に関連し、「炎上弁護士」として著名な唐澤貴洋弁護士、北島輝一(エートーキョー株式会社代表取締役)、高野三千彦(株式会社ケイ・スリー・クリエーション代表取締役)の3名が茨城県稲敷警察署に刑事告訴されたとの 文書、告訴状の写し等が出回って、物議を醸している。 告訴状によれば、弁護士が告訴人代表者に対して電話で、「早く、パネル渡せ」、「渡さないと損害賠償することになる、2億数千万円の損害賠償だ」などと、語気鋭く申し向けてパネルの引渡しを要求し、この要求に応じなければ告訴人の財産等にどのような危害が加えられるかもしれないと告訴人代表者を畏怖させてパネルを喝取しようとしたが告訴人がこれに応じなかったため、その目的を遂げなかったものである。 いきなり、被告人になった弁護士は、心身の不調をSNSで訴えている。 告発者は 「私共の告訴は 刑事事件で まして東京国際フォーラムのイベントに関係する恐喝なので 利用承諾の取消し事由に当たるとは思います。 このまま遂行されるとどんな容疑者でも詐欺容疑者でも利用可能になってしまいます。東京国際フォーラムは、 東京都が大株主で51% その他上場会社49% 。 東京都知事に監督責任が有りますから 東京国際フォーラムのコンプライアンスの問題で有り 第二のフジテレビになりつつあるように思えて なりません。」と述べた。 コンプライアンス問題による悲劇も繰り返されないように事件の早期解決が望まれる。
恐喝未遂で刑事告訴受理も開催許可――「東京国際フォーラム」の見識!?(魚拓)(関連記事) 今年も3月6日から9日まで、「東京国際フォーラム」(下右端写真。東京都千代田区丸の内)で、19回目となる日本最大規模のアートフェア「アートフェア東京」(冒頭写真)が開催されている。 この一大イベントの運営会社は「エートーキョー」(東京都千代田区)。代表は北島輝一氏という。 ところが、この北島代表ら3名を被告訴人に、昨年11月26日、茨城県警稲敷警察署は恐喝未遂容疑でのこの刑事告訴を正式に受理している。 しかも、この恐喝未遂容疑は、この「アートフェア東京」に関連してのトラブルで起きたことだという。 そのため、告訴人は今年2月下旬、東京国際フォーラムの施設運営などを行っている同名の(株)「東京国際フォーラム」にこの事情を話し、エートーキョー運営の「アートフェア東京」の開催延期を要請した。 「2度、東京国際フォーラムにも直に出向き、申し入れしましたが聞き入れてもらえませんでした。確かに、容疑者=犯人とは限りません。 しかし、東京国際フォーラムの利用規約を見ると、容疑者となっている段階でも、また、共催していた企業への5000万円の未払いの件でも、利用承認の取消に該当すると思います。まして、東京国際フォーラムの51%の株主は東京都。公的要素の強い企業なんですから。はなはだ残念でなりません」(告訴人) この東京国際フォーラム、他の株主は「東日本旅客鉄道」「三菱地所」「サントリーホールディングス」が各10・2%、「電通グループ」8・2%、「東京電力ホールディングス」と「NTT東日本」が4・1%、「東京ガス」2%とわが国の錚々たる大企業が名を連ねる。 そのため、告訴人は代理人弁護士名で、これら7社にも文書で申し入れをしたが梨の礫だったという。 本紙は東京国際フォーラムに対し、一般論でもいいので、イベント会場を借りる者の告訴が受理されている場合、どんな判断基準で対処しているのか見解を出して欲しいと、告訴人代理弁護士作成の被告訴人、受理警察署名(担当者名や電話番号も記載)、受理番号、告訴内容などを書いた文書と共に取材申し入れしたが、「弊社は、弊社施設の利用申込みを頂きましたら、弊社の施設利用案内等に基づき判断をいたします。なお、個別の取引につきましては、回答を差し控えさせていただきます」という要領を得ない文書(上左写真)での回答があっただけだった。 それにしても、この恐喝未遂容疑、「アートフェア東京」に関連してのトラブルで起きたとは、どういうことか? 「アートフェア東京」の今年の運営会社が、容疑者の1人である「エートーキョー」の北島代表であることは前述した。 だが、今年で19回目となる日本最大規模のアートフェア「アートフェア東京」は、最初から北島氏が運営していたわけではない。 そもそも北島氏が「エートーキョー」の代表になったのは2011年10月からだし、「アートフェア東京」の過去のプレスリリースを見ると、23年3月(毎年3月開催)のプロジューサーは來住尚彦氏(一般社団法人「アート東京」)、ゼネラルマネージャーは川上尚志氏(Art Tokyo Global Japan 株式会社)となっている。北島氏(エートーキョー株式会社)はマーケティングディレクターに過ぎない。 そして、この來住氏が24年2月まで代表だった一般社団法人「アート東京」、川上氏が代表の「ユニバーサルアドネットワーク」のHPで過去のイベント実績を見ると、それまで記されていた「アートフェア東京」が24年からは載っていない。 告訴人の「アサヒヤ」代表の大塚則昭氏がいう。 「元々、アート東京が主催していたんです。ところが『アートフェア東京』は儲かるから、北島氏がアート東京、それに川上氏を出し抜いて1人でやるようになったんです」。 何しろ、この数日の開催だけで21年は30・8億円、22年は33・6億円と過去最高の売上。それから、前述のアートフェア東京を「共催していた企業への5000万円の未払い」とは、この川上氏のユニバーサルアドネットワークへの22年の支払い分だという。 アサヒヤは貸倉庫業も営んでおり、そもそもアート東京の依頼で、アートフェアに使う各ブースを仕切るパネルを預かっていた。 ところが、アート東京とエートーキョーの間でトラブルになったことから、解決するまで、どちらにもパネルを引き渡さなかった。 そのため、エートーキョーからパネルを引き渡せとの仮処分命令申立事件を起こされているが、昨年9月の決定で、水戸地裁竜ケ崎支部はエートーキョーの申立を却下(上写真)。エートーキョーは控訴し、和解でパネルを引き渡している。 今回の恐喝未遂事件が起きたのは、この仮処分申立前の昨年2月19日のこと。 大塚氏の携帯電話に、身分も名乗らず、「この野郎! 早くパネル渡せ!」「渡さないと、2億数千万円の損賠賠償だ!」旨、語気鋭く申し向けてパネルの引き渡しを要求。この要求に応じなければ、アサヒヤの財産等にどのような危害が加えられるかも知れないと告訴人を畏怖させパネルを喝取しようとした。だが、告訴人がこれに応じなかったので、その目的を遂げれなかったという。 この電話をして来たのは、後で電話番号の情報開示を携帯電話電話会社から受け判明したが、エートーキョーの顧問弁護士・唐澤貴洋氏(第一東京弁護士会)だった。「炎上弁護士」として有名な御仁だ。 そして、その電話の横に北島氏がいて、大塚氏はその声を聞いている。また、被告訴人のもう1人は、大塚氏の抗議のメールに「謝罪」した関係会社代表とのことだ。
外部リンク
- アートフェア東京 - 公式サイト
関連項目
出典・註釈
- ↑ 言葉でも数字でもない、「アート」がなぜ企業の価値を伝えるのか(魚拓)
- ↑ https://atokyo.jp/(魚拓)
- ↑ 「失敗しない」アート購入の秘訣は?元金融マンが忖度なしで語る、ビジネスパーソンにとっての「アートと投資」(魚拓)
- ↑ http://www.k3c.co.jp/(魚拓)
- ↑ https://partners.eventbank.jp/company/558(魚拓)
- ↑ http://www.the-asahiya.com/(魚拓)
- ↑ 掛けてきた携帯番号を開示する唐澤貴洋のものだと判明したという。