4年で5人の女性首長誕生 千葉初の女性知事・堂本暁子さんの願い
来年春の統一地方選まで約4カ月となった。女性首長がどれだけ誕生するかも関心事の一つ。現在、全国で44人しかいない女性首長の5人が千葉県にいる。東京都(7人)に続く2番目だ。女性首長が増える意味とは――。女性初の千葉県知事を務め、90歳を迎えた堂本暁子さん=千葉市在住=に、女性と政治、戦争と戦後の歴史を縦横無尽に語ってもらった。
堂本暁子さんの略歴
1932年、米国生まれ。テレビ局記者・ディレクター、参院議員(89年から2期)を経て、2001年から09年まで千葉県知事を務めた。TBS在籍時に無認可保育施設の実態を取材し、日本新聞協会賞などを受賞した。
「意思決定の場に女性が参画するのは大事です。性別に関係なく、平等の政策が必要だから。議員もだけど、直接選挙で選ぶ首長に女性がなるのはすごく大事。生活に直結した政策に女性性をにじませることができる」
県内の全54市町村のうち、女性首長は4市1町。柏市の太田和美市長、勝浦市の照川由美子市長、鎌ケ谷市の芝田裕美市長、君津市の石井宏子市長、多古町の平山富子町長の5人だ。
2018年10月の君津市長選で初当選した石井市長は、市で初の女性市長だった。当時は県内唯一の女性首長で、その後、4年で5人が誕生した。
「日本の女性首長の1割超が千葉というのはすごい。とても画期的でうれしいけど、さらに増えてほしい。理想は5割。半分が女性になれば、ずいぶんと変わってくる」
仮に半数に届かなくても、3割でも変化は生まれると言う。「隣の町がこんな政策を作った。じゃあウチもやろう、みたいな感じでね。女性首長が出現すると、隣の自治体で男性首長が自然と意識すると思う」
どうしたら女性の政治家が増えるのか。
記事の後半では、堂本暁子さんが戦争のこと、同級生のオノ・ヨーコさんのこと、女性政治家への願いについても語ります。
「まず立候補しなければ始ま…