少子化で2つの小学校を統合 角田「金津小学校」の開校式
少子化が進むなか、角田市では2つの小学校を統合して新しい小学校が作られ、10日、開校式が行われました。
角田市の「金津小学校」は、先月閉校した藤尾小学校と枝野小学校を統合して、新たに誕生しました。
校舎は、去年3月に閉校した金津中学校の校舎を活用しています。
10日は、新入生を除いたおよそ100人の在校生や市の関係者などが参加して開校式が行われ、新しい校旗が三浦博之校長に手渡されました。
この校旗は、統合した2つの小学校と、かつて校舎を使っていた中学校の校旗のデザインをあわせたものだということです。
このあと児童たちは、角田市の豊かな自然などをイメージしたという新しい校歌を、全員で声をあわせて元気に歌っていました。
そして、それぞれの教室に移動して1人ずつ自己紹介をし、これから一緒に学校生活を送る友達や先生にあいさつしていました。
6年生の男の子は「最初は緊張したけれど、新しい友達とたくさん仲良くなって、下級生にも頼られるような立派な6年生になりたいです」と話していました。
開校した金津小学校では11日に入学式を行い、14人の新入生を迎えるということです。
【少子化の影響で学校数も減少】
少子化の影響で、宮城県内では小学校の児童数が減り続けていて学校の数も減少しています。
昨年度、令和4年度の文部科学省の調査によりますと、県内の小学校の児童数は11万1148人となっていて記録が残っている昭和23年度以降で最も多かった昭和34年度の28万1545人と比べると、およそ4割まで減っています。
また、県内の中学校の生徒数は5万8247人で、こちらも最も多かった昭和37年度のおよそ4割になっています。
学校の数も減少が続いています。
県内の小学校は平成15年度には469校ありましたが、毎年減少を続け昨年度は367校に、中学校は平成15年度の232校から203校まで減っています。
県義務教育課は「学校が統合すると、先生や友だち、校舎も変わるので子どもの心のケアも必要になってくる。市町村と連携しながら、スクールカウンセラーの配置などきめ細かな支援をしていきたい」としています。