岡山大病院で劇物のホルマリン液紛失、致死量未満 保管庫鍵は壊されず施錠状態

岡山大病院(岡山市)は2日、劇物のホルマリン液8ミリリットルを紛失したと発表した。致死量には満たないという。液体が入った容器を保管していた保管庫の鍵は壊されておらず、発見時は施錠されていた。岡山県警岡山西署に紛失を届け出た。

同大病院によると、液体の容器の数は、保管庫を解錠できる看護師や医師が毎日確認。1日朝に看護師が容器の残数と管理簿に記載された数が一致しないことに気付いた。4月30日夕の時点では一致していた。引き続き探し、紛失の原因を調べる。

同大は「毒劇物や化学物質の管理方法について職員へ周知徹底し再発防止に努める」とした。

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