川崎市は女性のスカートの中をスマートフォンで繰り返し盗撮したなどとして、病院局の職員を懲戒免職にしました。
2日付けで懲戒免職になったのは、市立川崎病院事務局の課長補佐だった55歳の男性です。
病院事務局によりますと、男性職員はことし2月、羽田空港第1ターミナルで警察官から任意同行を求められた際に、エスカレーターや売店などで空港職員の女性のスカートの中を盗撮していたことを認めたということです。
その翌日、職場の上司へ報告したことで発覚しました。
市の聞き取りに対し、男性職員は「盗撮がされているような動画をみて自分でも撮影したくなった」などと話し、去年12月からことし2月までの間に50人を超える盗撮をしていたということです。
市立川崎病院の瀬川裕事務局長は謝罪をしたうえで、「今後このようなことがないように周知していく」と述べました。