全国2例目 大崎で公立日本語学校の開校式 28人が入学予定

全国2例目となる公立の日本語学校が大崎市に新設され、24日、開校式が開かれました。

「おおさき日本語学校」は、大崎市が新設した全国2例目となる公立の日本語学校で、24日は廃校を活用した校舎で開校式が開かれ、教職員や関係者などおよそ90人が参加しました。
式では、伊藤康志市長から鈴木俊光校長に校名が書かれた金属製の板が手渡されると、会場からは大きな拍手があがりました。
この学校のカリキュラムは語学学習にとどまらず、地域住民との交流や農業などの体験活動も組み込まれていて、学生の卒業後の定住や地元での働き手の確保などにつなげたい考えです。
入学式は4月10日に行われ、台湾やベトナム、そしてインドネシアからあわせて28人の留学生が入学する予定だということです。
鈴木校長は式典のあと、「2年半前から準備を進め、ようやく開校できるというのが実感です。学生たちが寮や大崎市での生活にすぐに慣れるように準備を進めていきたい」と話していました。

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