県立精神医療センター(横浜市港南区)は2日、入院していた10代の男性患者が昨年末に急性うっ血性心不全による低酸素脳症で死亡したと公表した。同センターは向精神薬の過剰投与などが影響した可能性もあるとみて、医療法に基づく医療事故と判断。今後、外部の専門家らを含めた調査委員会を設置し、原因究明や再発防止の検討を進める。
同センターによると、男性は統合失調症で、他の患者と隔離された個室で治療を受けていた。昨年12月30日午後8時25分ごろ、服薬させるため個室を訪れた看護師が、トイレ内で心肺停止状態の男性を発見した。男性は慢性的に不安定な精神状態で、この日も数時間前から興奮した状態で、トイレへの出入りを繰り返していたという。
蘇生措置を行って別の病院に搬送されたが、5日後の今年1月4日に死亡した。同センターは3月に医療事故と判断し、経緯などを遺族に説明した。
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