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【速報】"がん見落とし"患者2人死亡「良性と思い込み」神戸市医療センター西市民病院「深くお詫び」

2025年5月2日 15:38
【速報】"がん見落とし"患者2人死亡「良性と思い込み」神戸市医療センター西市民病院「深くお詫び」

 神戸市医療センター西市民病院は、2日午後に会見を開き、医療事故による死亡事案が2件発生したことを明かしました。いずれも「がん」を見落とし、患者が亡くなったということです。

 病院によりますと、神戸市内在住の男性患者(60代)は、2021年2月に甲状腺の腫瘍が見つかりました。病院は、細胞を採取して「がんかどうか」診断する検査をしたものの、採取した細胞では判断することができなかったということです。
 その後、病院は男性患者に対し、エコー検査などで経過観察を続けましたが、再度、細胞を採取して検査することや、手術をする提案はしていませんでした。

 去年8月、男性患者が肺疾患の治療のため呼吸器内科で診察したところ、甲状腺腫瘍がみつかり、甲状腺乳頭がんと診断されました。がんは進行していたため、手術や抗がん剤治療ができず、男性は去年10月に亡くなったということです。
 病院は、医師が「良性の腫瘍」と思い込んだために、がんの発見が遅れたとしています。

 また、別の神戸市内在住の男性(70代)は、腹部大動脈瘤で経過観察中の患者でしたが、去年9月のCT撮影で、放射線科の医師から、がんの可能性が指摘されていました。
 しかし、主治医は十分に確認せず、去年12月に別の症状で呼吸器内科を受診したところ「肺がん」が確認されました。すでに肺がんは進行していて、手術はできず、男性はことし2月に死亡したということです。

 病院は「市民の皆様、多くの関係者の信頼を裏切る結果を招き深くおわび申し上げます」と謝罪しました。

 今後は、病院内での事例の共有をはかるほか、新たな「がん」が疑われる場合にはデータに「重要フラグ」を付けるなどの対策をとるとしています。

最終更新日:2025年5月2日 15:42
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