山梨大学が解雇処分を撤回 不当解雇訴訟で元教授と和解 雇用契約は終了 山梨
山梨大学の元教授が生徒への人権侵害を理由に諭旨解雇処分とされたのは不当として地位確認などを求めていた裁判を巡り、大学側が元教授の諭旨解雇処分を撤回することで和解したことが2日、分かりました。
裁判は2021年10月、山梨大大学院総合研究部医学域の竹田扇元教授が大学を相手取り東京地裁に訴えたもので、学生への人権侵害を理由に諭旨解雇処分を受けたのは不当だとして、教授としての地位確認などを求めていました。
大学によりますと、4月24日付で竹田元教授が学生に対して人権侵害を行ったとする結論と、竹田元教授の諭旨解雇処分を撤回することで和解が成立したということです。なお、竹田元教授との雇用契約は今年3月末を持って、両者の合意により終了しました。
最終更新日:2025年5月2日 17:25