私にとって姑が義母なので、継母はやっぱり継母としか言いたく無い。
私はあの人を対外的には母と言ってはいるが、正直、周りの人も「あー、実の親子じゃないな。」と判ると思う。
それくらい…真逆だ。
恐ろしいくらいの「言ったもん勝ち」「横
車を押す」精神。感情で物を言う。自分の立場の誇示。あまり賢くはないから尚更、厄介だ。
私が唯一、殺意を抱いた人間。
継母は父がコロナだった事に気付かず、父は自宅で転倒し、股関節を骨折した。手術からの入院、転院。
継母に度々会うと、本当に私は具合が悪くなる。
私の結婚式に父が参列しなかったのは、継母が父に「結婚式に出るなら離婚する」と詰めたから。その事を謝るどころか、いまだに大オバと私達姉妹の育ちを否定し、そのせいだと怒りをぶつけてくる。
私は絶対に「そうですね」とは言わないし、やんわりと「事実って立場の違う人間から見れば変わりますからね」と言う。
継母は馬鹿だから、こんな話を、仕事を休んで遠路はるばる(車で1時間半以上かかる)早朝、出てきた私に言う。
本当に自分の感情しか押し付けないし、恐らく私が何を言っても怒らない馬鹿だと思っているんだろう。もしくは私が何を感じようがどうでもいいから、言えるのだろう。
義父母も、父の実家の方も「あの人の何が良かったのだろうね」と言う。
私もそう思うし、そう言われると、何とも言えないザラザラした気持ちになる。
本当に馬鹿とは付き合いたく無い。
何故、私の人生はこんなにも修行が多いのだろう。
我慢という修行。
こんな人間と同じ土俵に立つな…という修行。
…あの馬鹿にはまた、それを上回る馬鹿娘が漏れなく付いている…
これを読んでくださっている方には、暴言で申し訳ないけれど…まだ足りないぐらいの表現だ。
病院の方々にも、時々、申し訳なくなる。
あまりに継母が横車を押すと、冷静にピシャリと跳ね返す看護師さんがいらして、さすがだなーと感心する。
恐らく、その看護師さんは私の事を「この人、よく耐えてるなー」と感心していると思う。
最終的には、話が早いので、看護師さんも医師も、私に話をするようになり「看護師さんですか?」と言われ、継母はそれがまた面白く無い。
…馬鹿だから仕方ない。
そうだ。
馬鹿とは馬・鹿と書く。
馬や鹿のが賢いから、あの人は、もはや人間の皮を被った獣なのだろう。
そして
私にとってはエナジーバンパイヤのラスボスだ。
AD