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[R] No.1193

¨ [R] No.1208
「あ、あの、今日も魔力補給、お願いね」
サキュバスの姿に戻った清彦は、少し恥ずかしそうに俺に頼む。

だけど以前のように仕方なくという感じはしない。むしろ期待してるけど恥ずかしいという感じだ。
本人が気づいているのかいないのか、態度や言葉もすっかり女らしくなっている。

あの晩、俺のとこに駆けこんできた清彦は、俺の目の前でこのサキュバスの姿に変身してしまった。いや、正確にはサキュバスの姿に戻ってしまった。
清彦の話によると、異世界召喚されて冒険をして…サキュバスに敗北してこの世界に戻されたらしい。

その敗北というのがサキュバスに精気を吸い取られ本当はひからびて死ぬ所を、なぜだか気に入られてサキュバスのエキスを注入されて仲魔にされてしまったとか。
魔力でなんとか姿をゴマカしていたけど、魔力切れになりそうになって俺のところに転がり込んだんだ。

「敏明はスケベそうだし、前貸してくれた本にTSFっての結構あったから、元俺でもしてくれると思って」
「…じゃ、じゃぁ、お前男だったくせに俺に中出しされたくて来たのか!?」
「ち、ちがう!魔力補給しないと元の姿に変身できないし、しかたないんだ!それ以上言ったら他の奴に頼むからな!」

最初の晩は顔見えないように暗くしろだの、後ろからだにしろ、余計なとこは触るなだの、いろいろうるさかった。
まさに魔力の補給作業で俺もまぁ、オナホくらいの感覚だった。
¨ [R] No.1209
「また魔力切れなんだ、仕方ないからヤらせてやるよ」
まぁ、何人もの男に知られて肉便器になるよりは、俺一人に絞るほうがいいんだろう。
たびたび清彦は俺の前に現れてはサキュバスの姿に戻るようになった。

そこはそこ、目の前で悪友がエロ女になるんだ。TSFスキーな俺としては燃えちゃうわけだよ。
魔力補給作業のままで終わらせるつもりはない。幸い何度でもチャンスはあるので、清彦を感じさせようとイロイロな責め方をしてみた。

「ぁ…ん…ああ♪」
いつしか清彦も甘い声をあげるようになり。

「ぁ、そこ…ん、激しい…!」
気づいているのかいないのか、自分から気持ちよくなるように腰をふるようになり。

最近では。
「あ、あの、今日も魔力補給、お願いね」
すっかりエッチを期待してるけど、少し恥ずかしい女の子のしぐさだ。

エッチで女の子扱いされるからだろうか。いや、そもそも体がサキュバスにされたのに心が人間の男のままってことも無いのかもしれない。
人間の男だった記憶がサキュバスにされた精神にうまいこと融合しつつあるのかも。

そして今日も一段と女らしく、いや、エロ女らしくセックスを楽しみはじめてる。
「ねぇ、おっぱいもせつないの…揉んでぇ♪」
あんなに魔力補給という建前に拘っていたのに、もうセックスを楽しむのを隠そうともしなくなってきた。
¨ [R] No.1210
「最近、来る回数増えてないか?」
「…嫌なの?」
寂しそうな表情で上目遣いに見られて、断れるわけがない。
「もちろん歓迎だけど」
「じゃ、しよ♪いっぱいヌいてあげるね」

もうすっかりサキュバスらしくなっていた。もしかしたらこのまま、清彦の記憶があるだけの本当のサキュバスになってしまうのかもしれない。
そうしたら俺は清彦の餌にされて干からびて死ぬのだろうか。それとも友達だったんだから、サキュバスのエキス流し込まれて俺まで仲魔にされてしまうのだろうか。

そう思うのにやめられない、逃げられない。
「ぁ…ぁ、ああ、敏明、もっと、もっとぉ♪」
この目で見つめられながらそう言われたら、俺は清彦から離れることはできない。

チャーム。たぶん俺はサキュバスの力で魅了されてしまったんだ。
行きつく先が死か、サキュバス化か。
わかっていてもやめられない。

…いや、違うな。俺はきっと清彦がうらやましいんだ。俺が夢にまで見た女体化を果たした清彦が。
俺も清彦みたいにサキュバスにされて、男の精気を自分から求めるようにされてしまいたいんだ。

「ぁ…ぁあ♪敏明の精気、いっぱい…いっぱぁい~♪」
こんなふうにエロい女にされてしまいたいんだ。

清彦、頼む、いつかきっと俺を…

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