大滝 洸 大滝 洸
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岩手県に転勤して、初めてのホルモン注射に行った思い出

ども、Hikaruです。

2023年12月28日。
岩手県へ転勤して初めて、紹介状を持って、一関でホルモン注射を打ちました。この病院は一般的な泌尿器科であり、ジェンダークリニックではありません。18歳の頃の、紹介状を持って 地元の泌尿器科を受診したときは かなり渋い顔を院長にされたり、腫れ物に触るような視線を窓口の方々から受けたり、と暗い思い出が よみがえりました。治療を断られると思いながら、不安でした。

私「急なご縁で、ご迷惑をおかけするようであればすみません」

医「いやいや。受けますよ。…(患者が)5人くらい、いるんですよ」

医「打っておられたネビドという薬、初めて聞きました。ドイツ薬で、輸入しなければいけないとなると、殆どの医療機関では取扱いが ありませんね」

私「はい。私の知る限り2院でしか取扱いがない思います」

院「副作用は」

私「途中から打っていますので。ただ、全くないですね」

院「そのような薬のようです。今調べました。当院では取扱いがありませんが理解ください」

私「はい。何でもいいです。ネビドは33,000円で、4ヵ月1本で済むのが利点ですが何せ高いですからね」

院「そんなに」

院「いつから打たれてるのですか」

私「18歳(8年程度)」

院「とても長いですね」

院「身体が熱くなったりしませんでしたか」

私「初めて打った時は、背中に鮮血のような斑点が手の甲まで出て、ひどい更年期障害のようになりました。抑うつ症状が出たり、人と会話している最中に寝落ちしてしまうほどの多眠症などです。今は全くないです」

院「そんなに、お辛いものなんですね。弱い薬から打ちませんか」

私「わかりました」

院「今の性別は」

私「女性です。今、審判を受けているので、そのうち変わることもあるかもしれません。」

院「どちらで裁判しているのですか。」

※正しくは「裁判」ではなく、「審判」です。

私「盛岡家庭裁判所一関支部」

院「戸籍が変わる目処は」

私「1月に裁判官と会う約束にはなっていますが、わかりません。手術を何もしていないですから。違憲判決が出たばかりですから。」

※当時はその予定ですが 急な変更があり、2月に持ち越す予定です。別のnoteにて詳細述べます。

(後ろの おばさま助手3名が聞き耳を立てながら、そわそわ)

院「変えられますよ。問題ないでしょう、あなたなら」

私「(審判に関係なくなると急にラフなこと言い出すよな医者は)ありがとうございます」

時間は経ち。。

オバ「注射、打ちますね。痛いですよ(腕にプスッ)」

私「…! すぐ終わりました。痛くない、楽ですね」

オ「えっ」

私「私が前打っていた薬は1,000mgあって、一度に何度も打たなければならなくて、しんどかったですよ。コレならラクです。続けたいと思います」

今回打った注射は「エナルモンデポー 125mg」
で、2週間に1回打つ必要があります。

オ「そう…でも注射を打つ間隔は短くなって、結局何度も打つことになってしまうし… でも、そうよね。日々”いろんなこと”が あるでしょうから、注射の痛みなんて、大したことないですよね。失礼しました」

私は本当に痛みに対して麻痺しているかもしれない。
帰りながら、一関の人の温かさにポロリしてしまいました。

2024年1月11日。
一関に来て2度目のホルモン注射ですが、一関には 泌尿器科ですら ここしかないレベルに医療機関が足りない状況であるため、
他の内容の診察希望者が多すぎて、注射打つのは1分かからないでしょうに結局1時間半待ちました。。

2週間に1回毎度コレでは プライベートが崩壊するので、4週間に1回の注射に切り替えられるよう、嘘でもなんでもつきます、私は。。。笑

院長「調子はどうですか」

私「打った翌日は何故だかイライラしましたが、それ以降は何もありません(嘘」

院「このまま継続で大丈夫そうですね」

私「いや、注射の量を増やして、間隔を空けたいです(迫真」

院「わかりました。とりあえず、3週に1回で打ってみましょう」

エナルモンデポー125mg→250mgへ変更されました。

ホルモン注射の副作用について、いずれのときか詳細をお話しできたらと思います。また注射の種類により、副作用の程度等異なることも 知っていただけたら幸いです。

日本で一般的に流通している、性同一性障害者 FtM向けのホルモン剤 は注射のみとなっており、患者により 合う合わないがあるものの、多様な治療の選択ができないことが今の日本の現状です。

私も治療開始時は注射の副作用に耐えられず、一度止め、海外から 皮下吸収により ホルモン充填する ジェル状のホルモン剤(商品名 : セルノスジェル)を用いて、自己治療、身体に馴染んできたところで 副作用がすくない 長期持続型ホルモン剤のネビドへ移行しました。

私の夢の一つに、誰もが、どこにいても 安く、そして副作用が少なくホルモン治療を受けられるようにする構想があります。
それが実現できるよう、あと10年くらいかかりそうですが、準備をしています。

誰もが容易に、その人に合った治療を受けられますように。

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