秋田 風力発電の風車から羽根落下 近くで倒れていた男性死亡

2日午前、秋田市の海浜公園にある風力発電の風車から羽根が落下し、近くで男性1人が頭にけがをして意識不明の状態で倒れているのが見つかりました。男性はその後、死亡が確認され、警察が詳しい状況を調べています。

警察によりますと、2日午前10時半ごろ、秋田市新屋町の新屋海浜公園で、「風力発電の風車からプロペラが落下している」と警察に通報がありました。

警察や消防によりますと、現場に倒れていたのは高齢とみられる男性で、頭にけがをし、意識不明の状態で市内の病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されたということです。

警察が風車から落下した羽根との関連について詳しく調べています。

NHKが秋田港に設置しているカメラの映像では、複数ある風車の1つが回っておらず、羽根の一部が折れているように見えるのが確認できます。

秋田地方気象台によりますと、秋田市では午前10時半までの10分間に21.3メートルの最大瞬間風速を観測していました。

あわせて読みたい

スペシャルコンテンツ