多世代交流施設へ再生 旧野津高跡地 「のつてらす」開館 遊び場やレンタルスペース整備 臼杵市 /大分

旧野津高の普通教室棟にオープンした「のつてらす」。芝生広場で遊ぶこともできる=臼杵市野津町で
旧野津高の普通教室棟にオープンした「のつてらす」。芝生広場で遊ぶこともできる=臼杵市野津町で

 臼杵市野津町の旧県立野津高跡の校舎で市が整備を進めていた「市多世代交流館」が4月26日オープンした。愛称は「のつてらす」。いったんは民間会社が活用していたが経営不振で事業停止となった。その建物が、遊具などで雨の日でも遊べ、幅広い世代が楽しめる場所という新たなコンセプトで「再生」した。市内外から訪れた子どもたちの歓声が響いている。

 野津高は女子剣道部がインターハイで3度優勝するなど剣道の強豪校として知られたが、県立高の再編で2014年3月に閉校。市が建物と土地を取得し、公募で選んだ会社が地元農産物の販売所やレストランを運営したが、約半年後の23年2月に経営破綻した。

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