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(資産運用支援)オルカンなどの投資信託への集中投資リスクについて 最近はトランプ大統領の関税などによって株価が下落していますが、オルカンやS&P500など特定の投資信託(ファンド)に投資していた投資初心者の人は資産減少が大きいはずです。 オルカンは長期投資に向いているとは思いますが、それだけに集中投資することには以下のようなリスクがあります。 ① 対象が全世界株式とは言え、ACWIというひとつの指数に連動する以上は、本当の分散投資にならない ② 為替変動をヘッジ(無くす)していないため、円安時は増えるが円高になれば円換算で資産が減る ③ オルカンは全世界のため、新興国株の投資リスクが含まれる まず①オルカンは「世界の株式に分散投資なので安全」などとされますが、結局はACWIに連動するためACWIが下げれば下がります。また全世界と言っても7割近くは米国株なので米国株次第の商品なのであって、とても分散投資とは言えません。 また②販売されているオルカンは、ほとんどが為替ヘッジ無しです。オルカンは外国の株に投資しているので為替の影響を受け、円安時は増えるが円高になれば円換算で資産が減ります。この数年は円安が続いたので余分にオルカンのパフォーマンスが良かったわけですが、今のように株下落と円高が重なると大きく資産が減少してしまうのです。(それを無くすには為替ヘッジ有りに投資すればよいのですが、為替ヘッジは手数料がかかるためか人気がありませんね) 最後の③新興国株の投資リスクは、説明が長くなるのでまたの機会に解説します。 【岩田財団の資産運用について】 当団体ジャンティーユの活動資金は、岩田財団の案敵的な運用収益によって賄われています。参考までに財団の投資を紹介しますと、運用資産の約5割は日本の高配当割安株ファンド、残りの4割ほどが米国株中心の外国株ファンド、1割ほどが日本の個別株式です。また外国株の半分が為替ヘッジ有りになっています。 高配当割安株は最近でもあまり下落しておらず、外国株は下げていますが円高による減少は半分程度ヘッジできています。 少額で投資を始めるならオルカン一本などに積み立て投資で全く問題ないと思いますが、長期で安定的に運用していくためには、ある程度の分散投資が不可欠と言えます。 ・日本の高配当割安株ファンドの例 1489:日経平均高配当株50指数連動型ETF finance.yahoo.co.jp/quote/1489.T ・為替ヘッジ有りの外国株ファンドの例 2514:外国株式・MSCI-KOKUSAI指数(為替ヘッジあり)連動型ETF finance.yahoo.co.jp/quote/2514.T