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少子化で最後の卒業生が去った高校…校舎の鍵を閉める“施錠式” 100年の歴史、大河原商業高校

2025年4月1日 5:30
少子化で最後の卒業生が去った高校…校舎の鍵を閉める“施錠式” 100年の歴史、大河原商業高校

100年あまりの歴史を持つ大河原商業高校が31日閉校を迎えた。
校舎の鍵を閉める「施錠式」には多くの卒業生らが参加した。

大河原商業高校は少子化に伴い、2023年、柴田農林高校と統合され「大河原産業高校」が新たに開校している。
統合前に入学した1年生が卒業し、大河原商業高校は100年余りの歴史に幕を下ろした。

31日の「施錠式」には多くの卒業生らが訪れ、思い出の校歌斉唱とともに母校との別れを惜しんだ。

校歌斉唱
「わが学び舎よ大河原~♪」

平成9年卒業生(母校の教員)
「家族がたくさん集まった感じで、温かい感じで最後を迎えられてよかった」
平成11年卒業生(母校の教員)
「寂しさはあるけど感謝の気持ちをもって最後終わりたい」

最後には卒業生が「感謝」や「愛」の花言葉を持つピンクのバラを捧げ、午後5時、菊池潤校長によって校舎にカギが掛けられた。

最終更新日:2025年4月2日 10:24
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