5月1日午後1時半すぎ、大阪市西成区の千本小学校の近くで、この学校の児童7人が車にはねられてケガをしました。警察は殺人未遂容疑で東京に住む男を逮捕して、事故を起こした経緯を調べています。

逮捕されたのは、東京都東村山市の無職、28歳の矢澤勇希容疑者です。

警察によりますと矢澤容疑者は、小学生らを無差別に殺害しようとし、大阪市西成区の路上で車を走行させ、ぶつけてけがをさせた疑いがもたれています。男児6人は軽傷、女児1人が重傷だということです。

調べに対し「すべてが嫌になったから、人を殺そうとして、乗っていた車で突っ込み、数人の小学校の生徒をひき殺そうとした」と容疑を認めているということです。

大阪市教委によりますと、けがをしたのは、千本小学校の2年生が5人(男児4女児1)、小学3年生が2人(男児2)の計7人です。5月1日は4時間目までの短縮授業で、給食を食べたあと下校していたということです。

また容疑者をとりおさえて現行犯逮捕したのは、警察官OBである学校支援員だということです。


▼異様な運転を目撃した人たち

現場は学校の正門を出た塀沿いの通学路。近くでは事故を目撃した人も多くいました。

下校中に目の前で事故を見たという小学生は、「車の大人の人がふにゃふにゃで運転していた。端を歩いてたら、急にぶつかりそうになってん。(列の)前の2、3年生がけがしてて、頭から出血して、車と壁に挟まっていた」と、当時の様子を振り返りました。

また別の目撃者は、「だんだん壁に向かって幅寄せしていって、子どもが挟まれているにもかかわらず進み続けたと言っていた。なかなか車から降りてこなかった、先生たちが出てくるようにと言っていた。若い感じでおとなしそうで、ガラの悪い感じではなかった、放心状態のように見えた」と話していました。

警察は使われた車はレンタカーとみて、入手経路を調べるとともに、なぜ大阪の西成区に来たのかなど、経緯について調べています。