三菱商事、AI資格を管理職の昇格要件に 全社員必修へ
【イブニングスクープ】
三菱商事は2027年度から人工知能(AI)資格の取得を管理職の昇格要件にする。データ分析や業務管理でAIを使いこなす人材を増やして労働生産性を高める狙いで、いずれは役員を含む5000人超の全社員に資格取得を義務付ける。AI研修を全社員に実施するメーカーや小売りも多く、日本企業で社員にAIスキルを求める動きが本格化してきた。
まずは入社8〜10年目ごろの課長級に昇格する時期に、日本ディープラーニン...
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(更新)- 津川友介米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA) 准教授・医師分析・考察
日本人は、研修を通じて問題解決を図ろうとする傾向があります。しかし、急速に進化するAIの分野において、講座や資格でスキルを向上させるのは現実的ではないと考えます。なぜなら、教科書で学んだ知識は、半年後には役に立たなくなる可能性があるからです。それよりも、日常業務の中でAIを積極的に活用するインセンティブを提供し、その使い方を学ぶことの方が賢明だと思います。多くの人にとって、AIのアルゴリズムの詳細を理解する必要はなく、たとえ理解しても、その知識はすぐに陳腐化してしまいます。したがって、日常生活の中で自然にAIを使いこなすことが望ましいと考えます。
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(更新) - 石塚由紀夫日本経済新聞社 編集委員分析・考察
カナダのIT企業ショッピファイは、各部門が「これは人工知能(AI)にはできない仕事だ」と説明できない限り、新規採用などの人員増を認めない方針を明らかにしています。AIができることはAIに任せて、人にはAIができない創造性の高い仕事に従事させる狙いといいます。 三菱商事がAI資格の取得を管理職の昇格要件にするのも背景は同じかもしれません。日本の少子化は今後も歯止めがかからず、この先も働き手不足が解消する見通しは立ちません。限られた人員でいかに成果を出すかは、管理職の責務になります。会社が資格取得を推奨しなくても、AIスキルの有無が管理職の評価軸に加わっていきそうです。
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