ついに帰ってこなかった医大生…「1万人留年」現実化憂慮=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.05.01 10:48
先月30日、留年(留級)期間満了にも相当数の医大生が授業に復帰せず集団留年事態が現実化するものとみられる。来年には新入生と留年した2つの学年(24・25年度入学生)が同時に授業を受ける「トリプルリング」の可能性も高まった。
韓国政府と大学はこの日午前0時までに授業に復帰しなかった学生を学則に従って留年手続きを進め、24・25年度入学生の受講申請制限など来年の新入生保護のための対策を用意すると明らかにした。この日午後、教育部と医大学長の会合である「韓国医科大学・医学専門大学院協会」(KAMC)懇談会後、教育部関係者は「0時以降には学校に戻る方法がなく、『学士柔軟化措置』も取られない」としながら、未復帰学生に対する留年手続きを踏むという従来の立場を再確認した。ただし「教育過程上、問題がないならこの日0時までは学生たちの復帰意志を受け入れてほしいと(大学に)要請した」と付け加えた。
KAMCのイ・ジョンテ理事長は「(来年の新入生のために)24・25年度入学生の受講申請を制限するなど各大学別に関連規定を整備して代案を用意する」と説明した。これに先立ち東亜(トンア)大学など一部大学は26年度入学生に受講申請優先権を与えるように学則を改正した。
教育界では最悪の場合、医大在学生全体(1万9760人)の半分を超える1万人以上が留年することを懸念した。教育部が17日に明らかにした全国医大40校の授業参加率は平均25.9%だ。一部では終盤に復帰意思を明らかにしているが、留年期間であるこの日も復帰率は停滞している。大学は後続手続きを準備中だ。
ただし学校により日程には差がある。相当数の学校は異議申請期間などの手続きのために学期末または学年末に留年が最終確定する。
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