加賀市初の小中一貫「義務教育学校」が開校
加賀市では、小学校と中学校を統合した市内で初めてとなる小中一貫の「義務教育学校」が開校しました。
8日、開校したのは加賀市立「橋立海青学園」です。
加賀市の橋立小学校と橋立中学校を統合した小中一貫の「義務教育学校」で、児童 生徒数は153人です。
8日に開かれた記念の式典では、加賀市の宮元市長から子どもたちに、地域の海や山など豊かな自然をイメージした新しい校旗が手渡されました。
続いて中川昇一校長が「伝統ある学校が1つになり、9年制の学校として新たな歴史を作っていきます」とあいさつしました。
「義務教育学校」の開校は県内では珠洲市や小松市に続いて4校目で、橋立小学校と中学校の校舎を活用することになっています。
9年間の一貫したカリキュラムで授業を行うことで教育の質を高めるのが目的で、橋立の周辺だけでなく市内の全域から通えるということで、ことしは16人が入学しました。
1年生の女の子は「学校では体育の授業でドッジボールをするのが楽しみです。たくさん友達を作りたいです」と話していました。