室蘭市内初の義務教育学校が開校 新たな学校生活スタート
小学校から中学校までの教育を一貫して行う「義務教育学校」が、室蘭市で初めて開校し、7日、始業式が行われました。
室蘭市で初めて開校した義務教育学校「白蘭学園」は、人口減少が進む白鳥台地区の白蘭小学校と本室蘭中学校が統合され、校舎は、白蘭小学校を改修して、使用しています。
7日は、入学式を控える1年生と、中学1年生にあたる7年生を除く児童・生徒およそ170人が出席して、始業式が行われました。
はじめに室蘭市教育委員会の伊藤博明教育長が「地域住民などに親しまれ、信頼される、すばらしい学校として発展することを期待します」と述べ、開校を宣言しました。
続いて、子どもたちを代表して中学3年生にあたる9年生の三上虎太郎さんがあいさつし、「白蘭学園の歴史の扉がいま大きく開かれました。みんなで新たな歴史の1ページに彩りを加え、輝かしい未来に向けて、ともに歩みましょう」と呼びかけました。
始業式のあと、子どもたちはそれぞれの教室に移動し、真新しい教科書を受け取るなどして、新たな学校生活をスタートさせました。
4年生の児童は「久しぶりにみんなに会えて楽しいです。いろいろなことに挑戦していきたいです」と話していました。