体験型授業中心の新たな小学校 初の入学式 広島 庄原
庄原市に今月開校する体験型の授業を中心にした小学校の初めての入学式が6日、行われました。
入学式が行われたのは、庄原市の閉校した小学校の校舎を活用して、8日、開校する「川北こどもの夢小学校」です。
式には、入学する1年生から5年生までの児童あわせて12人と保護者などが参加し、はじめに中岡和己理事長が「子どもを信じる学校、子どもと作る学校、いつも来たい学校でありたい。子どもが失敗を恐れずにチャレンジできる環境を整え、伴走しながら支えていく」とあいさつしました。
このあと、1年生の女子児童が「皆で話し合って生き物を育てたり、物語を考えて劇にしたり、やりたいことがたくさんあって学校生活がとても楽しみです」と、新たな学校生活への期待を発表しました。
この学校では、子どもたちの自主性を育て考える力をつけてもらおうと、「プロジェクト」と呼ばれる体験型の授業をメインに、それぞれの教科の学習を進めていくということです。
入学した1年生の児童は「学校生活がとても楽しみです。体育館で鬼ごっこをしたり、皆でルールを決めていろいろな遊びがしたいです」と話していました。