山梨のワイン造りをお手伝い!藤原優紀アナ 老舗ワイナリーへ
- 2024年3月8日
NHK甲府局の藤原優紀アナウンサーが、体当たりでみなさんをお手伝いして、山梨の新たな魅力を発見していく「藤原、貸してみた」。第2回の舞台は、ワイナリー!
日本ワインの生産量全国一、言わずと知れたワイン王国・山梨県。今回は県内有数の名醸地、甲州市勝沼で老舗ワイナリーの仕事をお手伝い!意外にも体力勝負だったワイナリーでの日々とは…?
藤原アナ、山梨が誇るワインづくりの現場に!
今回、藤原アナが向かったのは、全国的にもワインの産地として知られる甲州市勝沼。
その勝沼で82年もの間ワインを造り続ける老舗ワイナリーが、前回の「藤原、貸してみた in山小屋」を見て番組に応募してくれたのです。
迎えてくれたのは、ぶどうの栽培から醸造まで、全体の統括を行っている代表の白石壮真さん。
昨今若者のお酒離れが進んでいます。藤原さんを通してワインの事を知っていただければ、若い人も興味を持ってくれるのではと思い、応募しました。
なんとうれしい応募でしょうか!藤原アナ、気合が入ります!
ワインを知る、魅力を伝える イベント出店
あいさつもそこそこに白石さんから言い渡されたのは、「ワインのPR」のお仕事。
ちょうどこの日、勝沼で70年続くぶどうの収穫を祝うお祭り「甲州市かつぬまぶどうまつり」が開催され、白石さんのワイナリーも出店するとのこと。お客さんに楽しんでもらおうと用意した数種類のワイン、それぞれの特徴を勉強します。
ワイン初心者の藤原アナは、テイスティングからスタート。白石さんに教わりながら、ワインの味や香りを説明できるよう、学んでいきます。
ワインの1つの魅力は、ワインを通じて人間同士がコミュニケーションをとるところかなと思っています。自分のことばでお客さんに伝えていただけたらうれしいです。
会場には地域のワイナリーのブースがずらり!来場者は1万2千人というにぎわいです。
藤原アナも、次々に来るお客さんと会話をしながら、山梨のワインの魅力をPRします。
県外からの来場者も多く、山梨ワインの人気ぶりをあらためて実感しました。
てんやわんやしていたけれど、その中でも、笑顔がずっとたえなかったのがさすがでした。場数を踏んできた、というか、強さがあったかなと思いました。
山梨のワインってすごいなって思いましたし、自分もそのワイン造りのお手伝いができると思うと、楽しみ100%です
出だしは順調!がんばっていきましょう!
丁寧に、だけどすばやく ぶどうの収穫
続いてのお手伝いは、ぶどうの収穫。訪れたのは、白石さんのワイナリーが持つ自社畑です。
収穫を教えてくれるのは、この年に大学を卒業したばかり、見習いとして働いている大橋拓実さん。
収穫するぶどうは一房一房くまなく確認し、病気の粒や変色した茎、小さな虫などをハサミで落とす必要があります。
虫とか病気が入った粒は消費者側も飲みたくないじゃないですか。
そこは気をつけないといけないです。
ワインを飲む人のことを考えた大橋さんの言葉。責任を実感した藤原アナ、かなり慎重になっています。
どうしても見落としてしまいそうで、怖くて何周も見てしまうというか
様子を見に来た白石さん。藤原アナの作業の進み具合を聞いて「ちょっとおそいっすね」とバッサリ。
仕込みっていうゴールがあって、おしりが決まってるんで、それに間にあうようにしなきゃいけないんで、ちょっとスピードアップが必要ですね
一方の大橋さんは、見習いとは思えないスピード。
実は、祖父がのこしたワイナリーを継ぐために、ここで修行しているのだといいます。
生前、私が「継ぎたい」って言ったから、機械をそのまま残してくれたんです。お爺ちゃん孝行っていうのかな、復活させようと思って、頑張っている最中です。
気がつけば2時間以上が経過。藤原アナ、少しずつ手際がよくなってきました。
いろいろ切ってみて、房が全体的に綺麗だなあ、とか分かるようになってきたので
とはいえ、慣れたみなさんとは比べものになりません。計6時間(!)収穫を続けましたが、目標の量には届きませんでした。
腰をおさえながら畑をあとにする、くたくたの藤原アナでした。
仕込みだけでは終わらない ワイナリーの”本当の仕事”!?
いよいよ次は、ぶどうをワインにするお仕事。まずは、収穫したぶどうを機械に投げ込みます。
箱を持ち上げるのもやっとの藤原アナ。なんとか30箱、計300kgのぶどうを投げ込みました。
機械に投げ込まれたぶどうは、実と軸に分離され、発酵用のタンクに送られていきます。
投げ込みを終え、「きょうはここまで」と思った藤原アナ。ところが…
ここからも重労働、「掃除」が残っていました!繊細なワインづくりの現場では、ぶどうのかすが残っているとハエや悪い微生物が発生してしまうため、機械や道具は仕込みのたびに丁寧に掃除するんだそう。
次から次へと流れてくる、ぶどうの箱の洗浄。藤原アナ、追い付けません。
ワイナリーのみなさんのみごとな手さばきと、藤原アナのあわてふためきぶりは、
Webコンテンツ「貸した藤原、見てみた」でも紹介しています!
ようやくすべての作業が終了。しぼりたてのあま~いぶどう果汁をいただき、疲れも吹き飛びます。
タンクに入った果汁には酵母が加えられ、10日間、発酵が適切に行われるよう管理されます。
最終日 仕込んだワインは…?
お手伝い最終日。仕込みから10日が経ったワインをタンクから抜いてみると…
ピンク色だった果汁はみごとなワインレッドに!10日間の丁寧な発酵管理によって、豊かなアルコールの香りが漂うワインになっていました。
ワインを抜いたあとのタンクに残っていたのは…
あふれんばかりのぶどうの皮!
皮に染みこんだ最後の一滴まで無駄にしないよう、専用の機械に移し、絞っていきます。
特別に、この日タンクから出したばかりのワインを試飲させていただきました。
おいしい!うれしいですね、なんだか
大変さがありますからね、作るまでの
大切に仕込んだワインは、ここから1年以上の熟成を経て、ようやく完成します。
藤原アナ ワイナリー仕事への「適性」は…?
今回、藤原さんがお手伝いするのはここまで。最後に白石さんに、「ワイナリーの仕事への適性」を評価してもらいました。
人への愛情っていうのは、コミュニケーションっていうのはもうしみついたものがあると思うんで、ここが高いのはすごくすばらしい、人としてすばらしいってことです。
「ワイン」への愛情と「自然」への愛情を2にしたのは、伸びしろあり、ということ。これから仕事に生かせるくらい知識を身に着けてほしいなっていう意味で、2にさせていただきました。
伸びしろって言ってくださったので、今回のことを取材ですとか、番組とかにも生かせたらいいのかな、なんて思いました
ワイナリーでのお仕事を終えて
わたしが今回働かせてもらったのって本当に一部で、一年かけて仕込みですとか、ワインの完成を待ち望んでいるワイナリーがあって。そこに一人一人の人がいて、っていうのを感じました。作っている人の顔が見えて、思いを直接聞けて、ワインを見る目がこれから変わりそうです。
ワイナリーの皆さん、ありがとうございました!
この記事のほかにも、番組の裏話や制作の舞台裏を藤原アナやスタッフが赤裸々に語ったコンテンツがたくさん。こちらの一覧からお楽しみください↓