岡山 吉備中央町 小学校を9校から3校に再編され開校式

児童数の減少により、吉備中央町では、町内に9つあった小学校が今年度、3校に再編され、11日、それぞれで開校式が行われました。

吉備中央町の児童数は370人と、少子化の影響で、平成16年の合併時の半数余りにまで減少しています。

このため町では今年度、町内に9つあった小学校を「加賀東」、「加賀西」「加賀南」の3校に再編し、11日、それぞれ開校式を行いました。

このうち、旧円城小学校の校舎で開校した加賀東小学校の式では、山本雅則町長が全校児童87人を前に「学び合い、助け合い、切磋琢磨しながら成長してください」とあいさつしました。

続いて児童の代表が「まだまだ不安なことはありますが、みんなですてきな小学校を作りましょう」と呼びかけました。

そして、町長から三宅智朗校長に新しい校旗が手渡されると、全員で新しい校歌を歌って開校を祝いました。

6年生の女子児童は「人数が増えたので、いろんなことを話せたり、いろんな遊びができたりしてうれしい。みんなと協力してよりよい学校にしたい」と話していました。

三宅校長は「多くの個性に触れることは、子どもの成長に欠かせない。学区は広くなったが、地域の願いを受け止めて応えられる学校にしたい」と話していました。

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