島根 出雲 小学校4校が統合 旅伏小学校で開校式
少子化に伴って、児童が減少するなか、出雲市で新年度にあわせ、小学校4校が統合して新しい小学校が開校し、11日、記念の式典が行われました。
開校したのは、出雲市の旅伏小学校です。
この小学校は、出雲市の国富、西田、鰐淵、北浜の4つの小学校が統合して今月開校し、11日、200人余りの児童が出席して、記念の式典が行われました。
このなかで、松本茂校長が「4つの小学校があった地区、すべての子どものふるさととしてとらえている。新しい小学校でも、ふるさと教育を進めていく」とあいさつしました。
そして、6年生の児童が代表して、「これからもっとお互いのことを知って、すばらしい学校をつくっていきましょう」と呼びかけました。
このあと、児童の1人が原案を考えた、新たな校章入りの校旗が披露され、最後に児童全員が、開校にあわせて作られた校歌を斉唱しました。
6年生の児童は「新しくて楽しみです。みんなと仲良くしてより多くを学べる6年生にしたい」と話していました。
旅伏小学校では、統合によって通学距離が伸びる児童が多いことから、およそ7割が、徒歩以外のスクールバスなどで通学するということです。