県内の多くの小学校で卒業式 国東の旭日小学校は最後の卒業式

県内の多くの小学校では24日、卒業式が開かれました。
150年の歴史がある国東市の小学校では最後の卒業式が開かれ、7人の卒業生が学びやをあとにしました。

明治7年に開校した国東市の旭日小学校は150年の歴史がありますが、児童数の減少に伴い今年度で閉校します。

24日は最後の卒業式が開かれ、卒業生7人を含む24人の全校児童が出席しました。

式では恒川比呂志校長が卒業生1人1人の名前を呼んで卒業証書を手渡しました。

このあと卒業生が「たくさんの人と関わり合い、きょうの日を迎えることができました。旭日小学校のことは忘れません」と在校生に呼びかけました。

これに対し在校生たちは「一緒に遊んでくれてありがとう。6年生のことが大好きです。いままで本当にありがとうございました」と卒業生にことばを贈りました。

最後に全員で校歌を斉唱し、卒業生たちは在校生たちに見送られながら通い慣れた学びやをあとにしました。

卒業する女子児童の1人は「最後の卒業生なのでプレッシャーはあったけど良い卒業式になってよかったです。中学生になったら勉強をがんばって友達をたくさん作りたい」と話していました。

国東市では旭日小学校と小原小学校の2校が児童数の減少に伴って今年度で閉校し、来月から国東小学校に統合されます。

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