ウクライナ「領土で譲歩必要」 ゼレンスキー氏交代示唆し圧力―米高官
【ワシントン時事】ウォルツ米大統領補佐官(国家安全保障担当)は2日、CNNテレビに出演し、ロシアとウクライナの停戦の条件に言及した。「この戦争を終えなければならず、そのためには(ウクライナ側は)領土に関する譲歩が必要だ。ロシア側は安全の保証で譲る必要がある」と語り、ウクライナに対する安全の保証は欧州が主導すべきだと強調した。
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ウォルツ氏はまた、「戦争を終えるため、米国と、ゆくゆくはロシアと交渉できる指導者が要る」と述べた上で、「(ウクライナの)ゼレンスキー大統領の個人的、政治的目標が戦闘終了にないなら、われわれは真の問題を抱えている」と指摘。ゼレンスキー氏が態度を変えなければ、交代を求めていく可能性を示唆した。
NBCテレビに出演したジョンソン下院議長(共和)も、ゼレンスキー氏が「正気を取り戻し、感謝の気持ちを持って(米国との)交渉に戻るか、別の指導者がそうする必要がある」と圧力をかけた。
















