【プレビュー】「Perfume COSTUME MUSEUM」 3人の故郷・広島に巡回! 広島市現代美術館で2月22日から
世界を舞台に第一線で活躍を続けるPerfume初の大規模衣装展「Perfume COSTUME MUSEUM(パフューム・コスチューム・ミュージアム)」が兵庫や北海道などでの開催を経て、メンバー3人の故郷である広島に巡回します。
※広島会場に出展されない衣装が写っている場合があります
※広島会場に出展されない衣装が写っている場合があります
ときに数万人の観衆の前に立つ、あ~ちゃん、かしゆか、のっちに寄り添い、たくさんの挑戦や喜びをともにしてきたのが、美しく独創的な衣装の数々です。本展は、『Perfume COSTUME BOOK 2005-2020』(文化出版局、2020年)を起点に、厳選した約180着の衣装を展示。2005年のメジャーデビューの楽曲「リニアモーターガール」のミュージックビデオで着用した衣装から、近年の衣装までを時系列にたどり、3人のメンバーがこの展覧会のために特別に選んだ衣装も展示します。さらに、初公開となる型紙やデザインの発想源を示す制作資料を紹介します。Perfumeの魅力を余すところなく体感できる展覧会です。
| Perfume COSTUME MUSEUM |
|---|
| 会期:2025年2月22日(土)~6月1日(日) |
| 会場:広島市現代美術館 B 展示室(広島県広島市南区比治山公園1-1) |
| 開館時間:10:00–17:00 ※入場は閉館の30分前まで |
| 観覧料:一般1,600 円(1,250 円)/大学生1,200 円 (900 円) /高校生・65 歳以上800 円 (600 円) /中学生以下無料 ※( )内は前売り及び30 名以上の団体料金 ※前売券販売は2/21(金)まで |
| 休館日:月曜日(※ただし2/24、5/5 は開館)、2/25(火)、5/7(水) |
| 広島駅からのアクセス:【路面電車】5番「広島港」行き→「比治山下」駅下車、約500メートル 【バス】「まちのわループ(右回り)」もしくは「大学病院」「旭町」「県病院」行き→「段原中央」下車、動く歩道「比治山スカイウォーク」経由で約700m |
| 詳しくは同館HPへ。 |
広島会場初出の衣装は5セット15着!
どの衣装が追加になるかは、開幕までのお楽しみ。
広島会場限定のフォトスポットやぬりえも
展覧会期間中限定で、美術館エントランスに3.9m×2.8mのメインビジュアルを使用した巨大フォトスポットが登場します。フォトスポット内にはPerfume の3 人による直筆サインも。また、同館の多目的スペース「モカモカ」で自由に遊べる美術館オリジナルのぬりえのラインナップに、展覧会期間限定で、Perfume COSTUME MUSEUM Ver. が加わります。
展示構成
第1章 近未来型の挑戦者
2005年、 Perfumeは楽曲のコンセプトの近未来感を表現するオリジナルの衣装で、メジャーデビューを果たします。当時は既製服をベースとした衣装が多く、スタイリストの内澤研(うちざわ・けん)は、セレクトやアレンジによって3人それぞれの魅力を引き出しました。この時期に、その後のメンバーそれぞれの個性を表すデザインの基本形(あ~ちゃん 膝丈、かしゆか ミニ丈、のっち パンツスタイル)が提案されます。ファンにとって、ベースとなったものと同じ服を入手することができる衣装は、 Perfumeを身近に感じるアイテムでもありました。 2010年の初めての東京ドーム公演から、スタイリストのToshio Takeda(としお・たけだ)、三田真一(みた・しんいち)が衣装デザインを手掛けることとなり、華やかな演出の中でも、 3人の衣装は大きな存在感を放ちました。
第2章 止まらない進化
国内で評価を固めたPerfumeは、 2012年に単独でのワールドツアーを開催します。 2013年には「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」にゲストとして招待され 、クリエイター集団 ライゾマティクス(Rhizomatiks)による最新の映像技術を駆使した舞台パフォーマンスで高い評価を得ました。 Perfumeの活動がますます加速していく一方で、幾何学模様を印象的に取り入れたデザインや、折り紙から着想を得た独創性あふれる衣装が生み出されていきます。
第3章 「未来」を超えて
2016年の楽曲「FLASH」において、これまでにないミディ丈の衣装を着用し、力強くも繊細なダンスパフォーマンスを披露します。振り付けにあわせて揺れる裾や袖はダンサーとしてのPerfumeの魅力を引き出すものでした。以降、3人が同じシルエットに見える衣装やプリーツとドレープで有機的な曲線を表現したデザインが採用され、これまでの衣装の定型が覆されていきます。
第4章 ステージに立つの
ファンと同じ時間を共有できるライブをPerfumeは大切にしています。最大限のパフォーマンスを発揮する3人のために、ステージ衣装では演出効果と同時に機能性が追求されます。時間をかけて試作と調整を繰り返された衣装は、身体の可動性が確保されて動きやすく、早替えのため重ね着ができるように工夫されています。
本章では、メンバーそれぞれが選んだ思い出の衣装を紹介するコーナーも設けます。
(読売新聞美術展ナビ編集班・美間実沙)