新しいメディア・コンテンツの在り方に向き合っている気持ちなんです (UUUM法務チーム座談会)
こんにちは!UUUM noteです。今回はUUUM法務チームの座談会です。先日発表した「誹謗中傷および攻撃的投稿対策専門チーム 活動報告」についての少し詳しい話や、日々携わっている業務について(お伝えできる範囲で)お伝えします。
業務の性質上、本名は伏せますが、法務チームからむぎさん、マイケルさん、なおいさんに集まってもらいました。
誹謗中傷および攻撃的投稿対策専門チーム
先日2月26日に発表した、UUUM誹謗中傷および攻撃的投稿対策専門チーム 活動報告はこちら
─対策チームの取組みも開始から約8ヶ月が経ちましたね
(なおい)
対策チーム発足後、SNS匿名アカウントによる誹謗中傷等への初動対応として「UUUM Creator Guard」アカウントからの警告を続けていますが、Twitter・Instagramから始めて、現在はYouTubeのコメント欄にも対象を広げて着実に効果が出ています。
投稿者に強い加害意識はなかったとしても、結果的に誹謗中傷や攻撃的な投稿をしてしまうということも一定数あって、警告でそれに気づいて自発的に投稿削除するに至っていると考えているので、この警告は地道な方法ですけど、実は重要だと思っています。
(マイケル)
もちろん、プラットフォーム側への通報も着々と行っていて、警告と通報あわせて、投稿削除率51%となっています。これはかなり高い数字と捉えています。また、特に悪質な投稿については、発信者情報開示請求などの法的措置をとっています。今日はここまでしかお話しできませんが、具体的な話はまた然るべきときに。
コーポレートガバナンス関連業務
─さて、法務チームの日々の業務のこともUUUM note読者の皆さんに伝えたいと思っていて。まず、むぎさんが担当するコーポレートガバナンス関連業務のことから…
(むぎ)
コーポレートガバナンス(企業統治)とは、健全な企業経営を行うための管理体制の構築や管理のことですが、UUUMは上場していますから、株主総会を頂点に取締役会などの会議体を運営しガバナンスを整えることは法務チームの重要な仕事のひとつです。
会議体が会社法上の規定に基づいて、不正無く行われるように運営し、必要な書類を開示しています。会社が、株主、クリエイター、クライアント、ユーザー、取引先、従業員、といったすべてのステークホルダーの権利を尊重し、信頼を得るための取組みです。
たとえばこういった株主総会に関する開示資料や通知も法務チームが財務・IR・総務などと連携して行います
─クリエイターのファンの皆さん、特に若い方にはとっつきにくい分野かもしれないですが、社員も同じくかも・・・この数年で、社内でのガバナンスの捉えられ方の変化など感じますか?
(むぎ)
そうですね、格段に意識が高まっていると感じます。どういう理由でどんな会議での手続きが必要で、という理解も進んでより確実になってきました。
UUUMは、この新しい業界で一から体制を整えてきたわけですが、さらに業界を牽引していく立場だと思っているので、クリエイターの皆さんにも、きちんとしたガバナンスが効いた会社ということを、もっと知ってもらえるよう示していきたいですね。
クリエイター・コンテンツまわりの法務業務
─つぎに、クリエイター・コンテンツに関わる分野を担当するマイケルさんとなおいさんに、日々の業務について聞きたいです
(なおい)
まず、専属クリエイターの契約時や定期のコンプライアンス研修を実施しています。著作権に関することや、ステマ防止など広告まわりのルールについてもお伝えします。
もともとクリエイターさんも、ある程度の知識はお持ちなことは多いです。ただ、チャンネル規模が大きくなって視聴者の幅が広がるのと同時に、権利侵害の指摘を受ける可能性も増えるので、意識を変えていただくという意味もこめて研修は丁寧に行っています。
また、多くの事例に基づいた説明をしますので、そこにUUUM法務のサポートの意義を感じていただくことも多いようですね。
2019年までは一度に数百名に集まってもらって研修を実施していました。現在はオンラインで開催しています。
このあたりのお話は、昨年秋にも UUUM noteでお伝えしているのでこちらもぜひ読んでください!
(マイケル)
また、コンテンツ管理も重要な業務です。外部機関によるチェック、社内チェックを通じて、問題ある動画に関しては削除検討を要請します。
また、提供表示関連については、現在はYouTubeのシステム上での表示が出るようになったので、それに伴うガイドラインを改定しましたが、早くから提供表示の徹底に取り組み、ステマ(ステルスマーケティング)排除に努めてきました。
(なおい)
ステマ排除という点では、たとえば、お金を受け取っていなくても、メーカーさんから商品をプレゼントされたというような場合、しっかりとプレゼントされたという関係値を示すことをルールとしています。
これも、常に視聴者・消費者の皆さんの期待を裏切らないように、という考え方があるからです。
─クリエイターさんがプレゼント企画を実施したりするときの、応募フォームひとつひとつにも、法務チームのチェックの目が入っているんですよね
(マイケル)
はい、一般の方々の個人情報を収集することになるので、クリエイターさんが個人で扱うのは重いですからね。こういった細かいところに当社の手が入ることで格段に楽だし、安心もしてもらえると思っています。
(なおい)
応募フォームのようなこと以外にも、クリエイターさんのコンテンツ制作に関して、日々たくさんの相談を受けます。クリエイターさんが新しい企画を思いついた!という時、バディの経験値も高まっていますから、これは法的に大丈夫なのかな?というリテラシーが働くんですね。
残念ながら問題となってしまってからの相談も受けますが、実は、そうなる前にその芽を見つけて、回避策を提案していることも多いんです。
─そうですよね! 今回、業務の性質上、具体的な事例をお伝えできないのが歯がゆいです。では最後に3名それぞれ、法務としての意気込みなどどうぞ!
(むぎ)
YouTubeやSNSはコンテンツ自由度が高い分、管理されていない危険なものと捉えられがちです。その中で、UUUMのクリエイターさんたちのコンテンツが安全性、法令遵守などの品質を保つよう私たちは努めています。クリエイターさんの価値を高める仕事として、取り組んでいきます。
(なおい)
UUUMはコンテンツプロバイダです。世の中に認められる、YouTubeというコミュニティにふさわしいようなコンテンツを送り出すために、我々もサポートしていきたいと思います。
(マイケル)
UUUMクリエイターさんのためにというのはもちろんですが、当社だけの話ではなく、新しいメディア・コンテンツがこれからどうあるべきか、文化・カルチャーを作っていくという気持ちで、携わっていきたいと思っています。
─むぎさん、マイケルさん、なおいさんありがとうございました!
今回はここまでです。難しく思われがちな分野のお話しですが、誹謗中傷等対策も日々の法務業務もUUUMクリエイターを支える強みなんですよ、ということが伝わるといいなと思います!
よろしければ、フォローとスキをお願いします。スキは記事の下のほうにある「ハート」をぽちっと!暖かくなってきましたが、心まで温まるスキをぜひ。。そしてフォローもぜひ。。⇓こちらの右の方に「フォローボタン」 がありますのでぜひ!



コメント