ニュース
強制不妊、直ちに救済を
旧優生保護法、最高裁「違憲」判決受け
中央幹事会で山口代表
公明党の山口那津男代表は4日午前、東京都新宿区の党本部で開かれた中央幹事会であいさつし、旧優生保護法の下で不妊手術を強制されたのは違憲とし、国の賠償責任を認めた最高裁判決を受け「立法府として過去を振り返って厳しく反省するとともに、当事者におわびの気持ちを持って、救済措置を直ちに取るべきだ」と強調した。
山口代表は、今回の最高裁判決について、旧優生保護法が、個人の尊重を定めた憲法13条、法の下の平等を定めた憲法14条に違反すると裁判官全員一致で示されたことに言及。「司法から立法府、行政府に対する厳しい審判が下ったと受け止める」との認識を示した。
その上で、早期救済に向けて「党の体制を一新して救済措置を取るべく、わが党としてしっかりと取り組んでいきたい」と力説した。
一方、性同一性障害特例法で定める戸籍上の性別変更要件の一部についても、最高裁が違憲と判断していることから「早急に法改正に取り組まなければならない」と指摘。法改正に向けた党の見解を3日に示したことを踏まえ「自民党の取り組みも促しながら、早急な立法措置を取る必要がある。次の国会で必要な立法措置が取れるように、スピード感を持って与野党の合意形成に取り組みたい」と訴えた。