“パパ活”に励む大津氏の姿

 こうした仁義なき権力闘争により、理事長の意外な“裏の顔”も晒されることになった。それが冒頭の写真である。

 

「週刊文春」が入手したのは、国循関係者によって大津氏の行動確認が行われた際の報告資料とその写真だ。行動確認が行われたのは昨夏。そこには、“パパ活”に励んでいるとしか思えない大津氏の姿が記録されていた。

 順を追って見ていこう。8月13日の夕刻、国循を出た大津氏は電車に乗車。車内でスマホを取り出すと、なにやらアプリでメッセージのやりとりをしている。「シュガーダディ」というマッチングアプリで、パパ活を目的とした若い女性が使っていることで知られるものだ。

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〈会えそうですか?〉

 とのメッセージに、

〈もちろんです〉

 と返事をする大津氏。その後、所用や知人との会食を済ませた大津氏は、午後9時半ごろに梅田地下街の「泉の広場」で、ロングヘアの清楚系女性と合流した。

パパ活スポットで待ち合わせ